みんなの中学受験満足度向上委員会

公立中コースと私立中コースの学力比較

プレジデントファミリーの記事で
私立中学受験組と公立組の学力差はどれくらいか
というのがあったんですけど、なかなか興味深いデータが載っています。

この記事では、「公立組と私立中学受験組、現状はどちらが大学受験に強いのか」という観点で、偏差値差が5ポイントあったとかなんとか言ってますが、はっきりいってその論旨は、***(←自粛)です。

ここで話の元になっているデータは、駿台模試の偏差値平均が、公立中出身の子と、私立中出身の子でどれだけ違うかというものです。「公立中出身」「私立中出身」の学力を比べようってときに、とある模試の偏差値を利用するのはまぁそれでもいいんですが、それぞれの集団からランダムサンプリングして受けさせたっていうなら、そりゃ比べられます。標本として取り出した集団の大きさがそれなりのものならば、統計的に結論が導けるでしょう。

しかし、「駿台模試を受ける」ということがそもそもランダムサンプリング(くじ引き)とはかけ離れたものですから、偏差値差がいくつあるといっても、何も言ってないのと同じですね。

学力差を推定したいならば、私立中高一貫校を比べるときによくやる、大学合格実績的な比較のほうがまだしもです。公立中出身者が全体で何人、私立中出身者が何人、そのうちで東大京大云々に合格した人数が何人、とやって割合を出してみればいいです。その数字を書いてある記事をみたことがあるような気がしますが今ちょっとわからないので置いておきます。

ここからは想像ですが、駿台模試というものの性格が、大学受験をする中でも比較的難関大学を狙っている層が受験するものであることから、公立中出身のうち、非常にわずかな割合が受けているでしょう。私立中出身のほうは、もともと親や本人が強くそういう志向を持っていますから、駿台模試を受ける割合も高くなります。

そんなわけでこのデータは、公立組と私立中学受験組の学力差を測れるようなものではないのですが、でもなかなか興味深いです。
・学年が進むと、公立組がかなり追い上げている
・科目ごとに見ると、私立優位は数学>英語>国語の順
・数学、英語は、文系より理系のほうが私立優位。国語は文系のほうが私立優位。

この表では、高三の成績でいっても、私立集団のほうが数ポイント偏差値が高かったとなっていますが、これは細かい字のほうを見るとまだ春の成績なので、ここから追い上げが続くと、少なくとも駿台模試を受ける層でいうと、私立も公立もそんなにべらぼうな差がない…言葉を変えていえば、最終的には似たような結果を出す層がこの模試を受けているといってもいいかも。

その中で、読み取れることは
・私立組のほうが早くから勉強しているということ
・私立組は特に数学に強みがあること
・私立組のほうが、できる子が理系を選ぶ傾向が強いこと
などがあります。

ところで国語については他の二教科とちょっと違う動きなのがおもしろいところです。これはどう読めばいいんでしょうね?
(つづく、かも)

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高専から大学という進路の留意点

先日、「高専から大学という進路」に書いたように、「入口偏差値の割に出口がよい」という意味ではかなりのお買い得ともいえる高専。今回はその留意点について。

もちろん、いくら「ある意味」お買い得でも、合わない子を高専に入れる親はいないでしょうけど(ってか無理)、工学系に向いていそうだなぁという場合に、親として考えておきたいポイントがいくつかあります。

(1) 留年、中退率の高さ
わが家の長男またろうも留年してますからまったくもって他人ごとではないわけですけど(-_-;;
高専の留年率は高いです。

またろうが、二度目の二年生として留年したとき、同じクラスには留年生仲間があと四人いました。1クラスは50人くらいなので、なんとなく一割近く留年してるかな。ということで、そんな高校滅多にありませんね。

留年の原因は「数学」であることが多いです。数学は当たり前ですが工学の要なので、かなりのスピードで進みます。それで落ちこぼれると、無理して学年を進めても、そこの数学がまたわかりませんので救いにならないんです。またろうの場合は数学で表彰され忘れ物で留年したという特殊ケースですが。

数学に苦手意識がある場合は要注意です。

また、高専というものづくりの場に結局合わなかったという場合は、専門科目が増えてきたときに単位を落とします。あるいは、単位や成績に特に問題はないけれど、本人がどうしても馴染めないという場合は、高専の三年まで済んだところで(高校卒業と同等になりますので)一般大学の受験をして転進するという人もいます。

(2) 就職率の高さ
またろうの通う高専では、就職半分、進学半分くらいです。
就活厳しき時代に、高専からの新卒は引く手あまたなので、とにかく就職を手堅く見つけたいというのであればたいへんお得、逆に、どうしても大学に行ってほしいと思うならば「危険」(?)です。

高専の中からは、就職も進学も自然な流れ。年齢的にもほとんど大人ですから、どちらに進むかは本人の意向次第です。親として大学進学を既定路線にしてしまいたいなら高専はNGです。

(3) 偏差値無視の進路選択
進学するという場合も、やはり年齢が上になっているだけに、親は口出ししない/できないのがふつうです。
高専生たちが進路を選ぶときは、もちろん大学編入や大学院入試にいわゆる「偏差値一覧」みたいな便利グッズが存在しないということもありますが、価値観として、偏差値的なものさしが含まれなくなります。

つまり、親が「できるだけ難関大に」という意向を持っていても、そういう考慮はされず空振りになる可能性が高いです。

高専生は、五年生つまり一般大学なら二年生の段階で、研究室に所属してそれぞれの卒業研究をやりますので、まじめに研究している子ほど、そういう研究を続けたいと思うようになります。そうすると、何々ができるところ、という選び方をしますので、よりネームバリューがある大学、という方向性にはたぶんなりません。
——

というわけで、「親の思うとおりオトナシク難関大へ行け」という趣旨であればまったくお奨めできないコースです。

しかし本人が、数学が苦手でなく、ものづくりが好きならば、その好きなことに没頭するうちに学力や技能を身に付け、「塾なしで」すんなりと大学進学(もしくは就職)を実現できるお得なコースだと思います。

今、またろうにとっての高専入学ということを振り返って思うことは、まぁ留年については予定外でしたが、留年した先のクラスに馴染みがよく、むしろ楽しく充実した学生生活を過ごせたようなのでこれはこれでよかったかなと思います。またろうなら、一般高校から大学受験でもやはり浪人してたかなとも思うので、結局そしたら同じですね(笑) 高専で勉強することの内容はとてもまたろうに合っていたので、それがなによりです。

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ベネッセの個人情報漏洩事件に思うこと

うちは新聞をとっていなくて、通りすがりにコンビニで一面を比べてみて気になる新聞があると買ったりします。

今朝は毎日新聞を買いました。ベネッセ事件「再委託先SE逮捕へ」がトップ記事になっています。

わが家では子ども三人がいずれもベネッセ教材を取ってた時期がありますので、当然漏れていると思いますが、元々いろんなところからDMが来るんで、いまさらどれがその影響だかよくわかりません。

今回の事件では、まずベネッセからシンフォームに委託され、そこからさらに複数の外部業者に再委託され、その再委託先の派遣社員がデータを盗んだそうです。

ベネッセの社員なら全員が高潔・清廉とはいいませんが、下請け孫請け、さらに非正規雇用となるとやはりリスクが上がりがちになるとは思います。

人が構築するシステムなので「絶対」はないにしても、リスクが高いシステムと低いシステムという違いはあります。

USBメモリーに大量のデータをダウンロードできてしまって、それを持ち出すことができる仕組みになっていて、ただその部屋には守秘義務の書類に判子おした人しか入れないはずだ、というようなのは脆弱なシステムです。ひとり悪意を持った人がいたら事故る、それじゃたまには事故ります。今回の事件でも、「お金になると思った」といっているそうですが。

個人情報保護法とかができて世の中進歩したみたいに見えますが、結局、名簿の売買は違法じゃないので、ザル法です。だって、お金になる行為の瞬間が違法じゃないんだから、それで今回みたいに盗んで儲けたい人も出てくるし、買う企業のほうは別に法律違反じゃない(盗んだデータだと知らなかったといえばいい)ってことですもんね。

あくまで「盗んだ」ところだけが問題で、今回は「不正競争防止法」違反(*)に問えるかということを検討しているようですが、それで今回の事件については立件に成功したとしても、自分が頼んでもいないところからDMがどんどん来るのがうっとおしい(不気味)ということでいえばあまり歯止めはないのが現状です。

たとえば、受験する学校を選ぶとき、各学校の行事に参加したりすると思いますが、そのときも参加申し込みでその学校に個人情報を預けます。ある学校の行事参加者に限定されたリストといったらこれはもう、とても価値ある名簿情報です。まさか学校が直接その名簿を業者に売り飛ばすことはないでしょうが、学校から業者に委託されたらその先、学校の意図通りになるかどうか不透明なところはあります。

たとえば、ある有名校の行事に申し込むときは、そこから委託された「スタディーナビ」という業者に登録することになるのですが、そのプライバシー・ポリシーはこうなっています(「スタディーナビ プライバシーポリシー」)

これはずいぶんざっくりした記述で、どうとでもなるようになっています。登録時の意図は、その学校行事の案内をしてもらう以外のことはないでしょうが、どこかにうっかりチェックしていればまず、
「ダイレクトメールおよびEメール配信(希望者のみ)。」
「アンケートご協力・イベント等のご案内、およびその結果報告(希望者のみ)。」
ということで、いろいろなものを受け取ることになります。

さらに、
「サービス向上・改善、新しいサービスの開発。」
というのがさりげなく目的の中に盛り込まれていて、第三者への個人情報開示の条件の中に
「その他利用者へのサービス提供のために必要であると当社が合理的に判断した場合」
というのも入っています。

ということで、スタディーナビから先の業者の手に渡ることは「ふつう」に行われ(上記の不正競争防止法にも違反しない)、その先でどんな管理がされるかはわかりません。

かといって、気になっている学校の、行事に申し込まないというのも、考えにくいですよね!? 学校のほうでは、委託しないで自前でやるか、委託するにしてもこんなゆるいポリシーじゃないところにするほうがいいのではないかということを考えてほしいと思いますけど…

「委託(からまた委託)」「名簿売買は合法」という状況の中では、個人情報保護法があっても、個人情報を守ることは、ますます難しくなっているのではないかと思います。

クレジットカード情報や、成績情報などのさらにセンシティブなデータは、せめてもっと間違いの起こりにくい管理をしていたのであってくれ、と思うのですが、どうなんでしょうか、ベネッセさん…

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(*)営業秘密を侵害行為から保護する法律。営業秘密の条件は(1)秘密として管理されている(2)事業活動に有用な情報(3)公然と知られていない の三要件を満たすこと。

高専から大学という進路

(このブログの趣旨から大きく逸れますが、たまたま詳細に知るに至ったので、受験という観点からまとめておきたいと思います。強いていえば、中学受験に向かない子の撤退を考えるとき、公立中へ行くことで新たに広がる進路もあるという例として。)

世間的にもエデュ的にも超マイナーな高専ですが、大学進学という面から見ると、なかなか興味深い存在です。

高専は、中学を卒業して、五年間通います。そうすると短大卒相当になりますので、そのまま就職することも可能です。就職率はたいへんよいです(いくつか留意点はありますが長くなるのでまた別に)。

一方、進学することも可能です。大きく分けて、
・大学に編入する
・高専の専攻科に進学する
の二つがあります。専攻科は二年ありますので、今度は大学卒業相当になるというわけです。その後は、直接就職する子もいますが、一般大学の大学院に進学することが多いです。

大学編入というのはこれまたマイナーな入り口ですが、国公立大学のうちかなりのところが編入入試を行っています。大学入試といえば冬ですが、編入入試は夏(6~8月)にあります。日程がかなりばらけているうえ、手続きは「二月」だったりするので、国公立大学をいくつも受けられるところがちょっとびっくりです。

編入入試の難しいところは、情報が少ない(^^;; ということで、日能研のR4偏差値表のような便利な一覧もありませんので、受けたいところを探すのもなかなかたいへんです。

一方、難易度については、かくかくしかじかである、ということをはっきり言うのも難しいのですが、おおむね、いわゆる受験的ペーパーテスト能力があまり高くない子でも、それなりの国公立に受かりますので、そういう意味では「お買い得」かもしれません。高専での専門の勉強はしっかりやっておく必要がありますけど。

あまりいい言葉ではないと思いますが、入り口偏差値の割りに出口(大学進学)実績がいいということを「お買い得」と表現するなら、高専はかなり「お買い得」です。ある高専の説明会(またろうが進学した高専ではない)で、大学合格実績から、一般高校の入試偏差値に換算すると(?) ** だとかいう話を聞きました(この「**」には、この高専の入試偏差値より二桁多い数字が入ります)。

そしてさらにお得なのが専攻科から大学院のコースです。

長男のまたろうは高専の五年生で、今は入試の最中です。なので専攻科についてはよく知らないのですが、「専攻科から大学院」が「お買い得」ということを力説してくれたのは、またろうの学校で先日やっていた保護者会で体験談を話してくれた高専OBでした。

彼は、高専から専攻科経由で東大大学院に進学したのですが(推薦で。三段階の面接により選抜、ペーパーテストなし)、
・高専卒業から大学編入した人の中で、旧帝大に編入した率
・高専卒業、専攻科から大学院進学した人の中で、旧帝大の院に進学した率
を比べて、後者がかなり高いということをデータで示してくれました。

まぁそれはそういうこともあるかもしれません…

それで、ここまでのところ、よさげな話ですが、親として押さえておかなければいけない留意点について、次回書いてみようと思います。

またろうについては→「まったりまたろう成長日記」の「またろう紹介」

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学童保育と中学受験

進学レーダー「共働きパパとママの中学受験ブック!!」(2014年5月号)にあった「父母ともハードな共働きパターン」を見たときに、新鮮だったのは学童保育の活用です。

我が家の三人もそれぞれ小学校一年生から三年生まで、学童に通っていました。なぜ三年生かといえば、公立公営の学童ではビシッとそこで切られてしまうので、それ以上通う選択肢はなかったからです。そういう自治体は多いと思います。

進学レーダーにあった体験談(一週間スケジュール)では、小4の妹、小6の姉が両方とも学童に通っていました。高学年でも通えること、それからお母さんが出社前に学童に寄って塾かばんを置いていったりしていることから、うちが利用していた学童とはぜんぜん違います。なにしろ、子どもたちが来るのは午後、学校が終わってからなのに、朝にスタッフがいるか、塾かばんのような大きなものを預けられるポストがあるってことですから。たぶん、私立の学童ですね。最近はいくつかできているようで、たとえば、電車内で
「小田急こどもみらいクラブ」
こんな広告を見かけます。ここの場合、「supported by ピグマキッズ」とあることからも、教育熱心な、中学受験させようかなというような家庭をターゲットにしている雰囲気があります。

でも、日能研に通っている六年生ともなると、そんなに学童にいられる時間があるわけではありません。塾のある日は、学校から学童へ、学童から直接塾へという経路になっていますが学童にいられる時間は一時間かそこら。

この短い時間を、家にいるのと、学童にいるのとどう違うかといえば…

鍵を開け、電気をつけて…
また電気を消して、鍵を閉めて…

という部分がないのでちょっと気楽ということかな。でも、家とは違うので、どちらが気楽なのかは子どもによるというか、あと、地理的に、どちらが無駄がないかは場合によりますね。

それより大きな違いは、塾のない日。それから長期休みの日ですね。

たとえば塾のない日に15:30ごろ学校から帰ってきたとして、それからしばらくはおやつ食べてごろごろしたとしても、16:00か17:00くらいには勉強を始めて、夕食前の勉強をしたらいいのに(受験生なんだから)と親は思いますがそれがなかなか留守宅では軌道に乗らず(-_-;;

それが落ち着いて「勉強」できるスペースと、そこに自然と向かえる雰囲気なり声かけなりがあったらそれは悪くないかなと。

娘の受験のときは、ここが問題だったので、六年前半にはユリウス(日能研系個別塾)を利用したわけだけれど、往復時間がもったいなかった。

そう、往復…

そこですよね。

受験生活にも助けになる学童となれるかどうかは、まず第一に立地が分かれ目となります。学校、家、塾のロケーションとの関係。

受験生活対応の学童保育、という薄いニーズが、かなり狭い地域をターゲットにして成り立つのかどうか??

興味あります。

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共働きと中学受験

発行されてからだいぶ日が経ってしまいましたが、進学レーダー「共働きパパとママの中学受験ブック!!」(2014年5月号)を読みました。

うちの受験はとっくに終わったのになぜ改めてこれを買ったかというと、日経DUALで「共働きファミリーの中学受験」という連載を持っていたので、「共働き」という切り口で日能研さんはどんなことを書いているかなぁと興味を持ちまして。

おもしろい、というか進学レーダーらしいページとしては、親子の一週間のスケジュールを
・フルタイム共働き家庭
・ややゆったり共働き家庭
・専業主婦家庭
の3パターンで対比して載せていたのがありました。

共働きだと何が悩みどころかといえば、たとえば、勉強をみてやる時間がないとかいうことになると思いますが、ここで掲載されている三例はいずれもたいしてべったり見てません。

むしろ、専業主婦家庭の例だと、「娘は4年の時から自分でやるタイプでした」とのことで、親は課題の優先順位(これはやらなくても)を提案するくらい。では何が共働きと違うかといえば、朝でなく塾に行く直前にお弁当を作れることと、習い事(バイオリン)の送迎をしていることでしょうか。

両親共が忙しい共働きの例では、親が家にいる時間でも、特に勉強を見ているというわけではなく、子どもが自習をして、「質問があれば答える」というスタンスを取っていました。

一番関わっていたのは「ややゆったり共働き家庭」の例で、声かけや学習の確認をするほか、テスト直しは付き添ってやっていた模様です。

わが家のパターンはいちばん、この「ややゆったり共働き家庭」に似ているかな? 私はフルタイムなんですけど(^^;; 勉強の効率を考えたらこうなってしまったというか。

ま、結局のところ、中学受験では、子どものタイプによって学習に親がどれだけ関わるかはだいたい決まり、それはフル共働きでもなんとかなる程度である、と。いうことで、共働きかどうかは中学受験にとってたいした問題ではないということになるかと思います。

じゃあわざわざ「共働きファミリーの…」なんて連載を書くまでもなかったかというと、まぁ、ないんですけど(笑) 共働きであることに不安を持っている人が(もし)いたら安心してほしいし、あと、細かいことではいろいろ困りごとも出てくるので、その解決のヒントになればいいかなという気持ちで書きました。

ところで、この特集の「フルタイム共働き家庭」例を見ていて新鮮だったのは、六年生の姉も学童に通っているところです。自治体がやっている学童保育は3年までで終わりになってしまうことが多いですからこれは私立の学童かな? 学童について、ちょっと後日書いてみたいと思います。

空飛ぶアンダンテ

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ママブロガー募集

ママブロガー名:アンダンテ

中学受験で全落ちして公立中学に通うが、半年後の欠員募集によって女子学院に転入。大学受験では全勝し現役で東京大学理科二類に入学。同大学院修士卒。現在はメーカー勤務。
国語が苦手な次男、算数が苦手な長女の中学受験生活を綴ったブログ「アンダンテのだんだんと中受日記」は「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと」(ダイヤモンド社) として出版された。