みんなの中学受験満足度向上委員会

体験談(2) 桐朋女子

女子校はまさに色とりどり。いろんな個性の学校があって、また、女子はやや男子より大人度がやや高いこともあって、本人が惚れこんで、その学校に通う自分がありありと想像できてしまう、ということがあります。

Q1: 学校選びのポイントは

女子校であること。女子校の中でも、あまり校則が厳しくないこと。
さらに、進路を決める際に、もし少数派になったとしても、辛い思いをしないで済みそうな学校を…と(親は)思っていました。

たまたま平日に休みが取れた時に、学校見学を申し込んで案内していただいたのですが、先生方も生徒さんたちもとても活き活きしているように思えたのが気に入って、娘を文化祭に連れて行くことにしました。

娘自身は一目ぼれでした。
それまで、どんな学校を訪れても「別に普通」とか「割と楽しそう」とか「校舎がきれいだね」など他人事のような感想ばかりで、自分が通ったら…という実感を持てないでいるようでしたが、

この学校は、初めて足を運んだその日から
「私、絶対にこの学校を受けたい!」と言い、
過去問を始める頃になると(何故か合格する気満々で)
「早くあの学校に通いたい~」「部活は○部にしようかな。□部がいいかな」などと夢を膨らませていました。


(アンダンテより)

すごくわかります!! 突然、ここに通う自分(あるいは、ここに通う子ども)の姿が浮かぶんですよね。単に、あ、いい学校じゃない? なんて客観的視点じゃなくて。お子さん自身の一目ぼれだったんですね。

また、少数派になっても居心地が悪くないかどうかというのは、ひとつ大きなポイントですね。

Q2: 入学前に気になっていたことは

娘が低学年のころから説明会やら文化祭やらオープンスクールやら女子校ばかり片っぱしから見学して、計17校に延べ40回以上足を運びましたが、その中で一番遠かったこと(寮がある地方の学校を除く)。

1500人以上の在校生の通学範囲の(A市から○名、B区から△名…のような)データに、うちの区から通っている子が数名しかいなかったこと。(現在はもう少し増えています)


(アンダンテより)

近さも実際問題大きな影響があるところですが、惚れちゃったらしょうがないってところですかね(^^;;

Q3: 実際に入ってみてどうでした?

距離は思ったほど気になりませんでした。うちは遠い方だと思っていましたが、もっと遠くから通っている子が何人もいらっしゃって驚きました。

お勉強面では、もっと放任主義的なのかと思っていましたが、意外と課題やレポート、小テストやテスト直しの提出が多く、提出物もとても丁寧に見ていただいており、ちょっと嬉しい誤算(?!)でした。

偏差値だけ見ると、かなりの余力(大手塾の模試の偏差値で10程度)を残しての進学でしたが、入ってみたらなかなかどうして、非常に優秀なお子さんや、メリハリを付けて頑張れるお子さんがたくさんいらして、娘にとっては大変良い刺激になっています。


(アンダンテより)

偏差値表に載っている偏差値は、入試の下限の目安になるだけであって、上に広い学校なのかどうかはわからないですもんね。

中高時代は、タテよりはヨコのつながりでいろんなことを学んでいきますが、そこにどんな子がいるかは非常に大きなこと。特に、惚れた環境にあっては影響は大きいと思います。

Q4: 受験生活で印象に残ったこと、よかったことなど

(大抵の学校は先に私一人で見学していましたが)
たくさんの学校を娘と一緒に見に行ってお互いのチェックポイントを話し合って、意見が合うところ、食い違うところを発見するのが単純にとても楽しかったです。

それから、受験生活そのものというよりは「副産物」なのですが、親も子も小学校というくくり以外の知人友人ができたことも良かったです。


(アンダンテより)

世界が広がりますよね(^^)

Q5: 「こうすればよかった」ということがあれば

中学受験のみならず現在でも、理論として学ぶ前に「感覚として知っている」ということが、娘の場合、いつも少し足りないように思います。

元をたどれば、塾に通い始める前、特に3歳くらい~小学校1・2年生くらいまでの間に、もっと色んな経験(身体を使った遊びやお手伝い、観察力が磨かれるような自然に触れる外遊び、社会の仕組みを実感する機会を持つような経験)をたくさんさせてやれれば良かったのじゃないかな、と思います。

あとは、共学も1校くらい見に行けば良かったです。


(アンダンテより)

あぁっ、耳が痛い…
何か生活で必死で、中学受験生活以前のことは怒涛のように過ぎてしまいました。
もっとそこにも宝があったはずなんですけど。

Q6: ずばり、中学受験の満足度は?

100点満点で80点。


(アンダンテより)

今の学校生活が快適なのがなによりですね。

空飛ぶアンダンテ

三人の受験について書いていたブログ:
アンダンテのだんだんと中受日記
そのブログをまとめた本:
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと

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ママブロガー名:アンダンテ

中学受験で全落ちして公立中学に通うが、半年後の欠員募集によって女子学院に転入。大学受験では全勝し現役で東京大学理科二類に入学。同大学院修士卒。現在はメーカー勤務。
国語が苦手な次男、算数が苦手な長女の中学受験生活を綴ったブログ「アンダンテのだんだんと中受日記」は「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと」(ダイヤモンド社) として出版された。