みんなの中学受験満足度向上委員会

体験談(10) 海城

複数回受験のある学校を熱望して、初日が残念だった場合、あぁ次は偏差値が高くなってしまう、と思って心が折れそうになることもあるかもしれません。でも、そういう数字だけでは決まらない部分があります。ちゃんと、2/3(二回目)で花が咲きました。

Q1: 学校選びのポイントは

本人は男子校希望でした。新4年時から見てくださっている塾の先生から、Y偏差値で60まで行くよ、という予想をいただき(当時は50強)、60前後の男子校の説明会にまずは私が行きました。
その中から、親としてその学校の方針や雰囲気が合っているかを見て、ここなら自分も保護者として大丈夫かな、と思うところを本人にも見せました。小4、小5と文化祭には連れ回し(それこそ1日2校ずつ)、生徒さんたちの雰囲気を見てね、と耳たこになるまで言って聞かせたところ、本人からの駄目出しが多く、説明会に行った学校がほとんど全滅しました。
親子で一致したところは海城だけでした。
そういう意味で、第一志望は比較的早い段階で絞り込めたと思います。(5年の時)

(アンダンテより)
先生の予想、役に立ちましたね!!
そして、好みのはっきりしたお子さんだったのですね。

Q2: 入学前に気になっていたことは
熱望していたので、1日、3日とも出願することは当初から決めていました。でも、1日の偏差値は届いていましたが、3日は届かないこともあり、特に最後の合不合で大きく崩れたので、ギリギリの戦いだったと思っています。
進学校にギリギリで入って、ついていけるのか、心配していました。
不思議と、人間関係等は心配していませんでした。

(アンダンテより)
「1日は届いていた」のであれば、結果として3日で合格したにしても、「ギリギリで入って」というほどではないのでは?
まぁ現実問題、ついていけるかどうかは偏差値の違いというよりは、入ってからの本人の態度で大きく左右されますが…

Q3: 実際に入ってみてどうでした?
期待したのは、面倒見、です。放任されたら、多分こぼれるな、と思っていましたので。
手取り足取りの面倒見は、無かったです。
今にしてみると、男子校はそんなものかな、と思います。締め付けられたからってやるタイプではない場合、ざっくりとしたくくりで見てもらえたのは、本人たちにも良かったのだと思います。
女子校のような細やかさはありません。おそらく男子は、細やかに面倒を見られたら、かえって反発するでしょう。うちも中2から中3の時期が反抗期だったので、中だるみというか、親への反発はこちらも諦めていました。
ただ、大きなくくりで提出を要求されていたので、それだけは守ろうとしていたし、おそらくは友人たちもそうだったのでしょう、いい刺激を周りから受けていたと思います。

また、大切に、愛情をかけられて育てられてきたんだろうな、と思うようなお子さんが多く、根が素直なお友達が多くできました。
それは保護者にも言えます。共感しているご家庭が多いからか、保護者の集まりも心地よく、私自身がいつでも楽しく過ごせました。

小学校の時とは違い、頑張っている姿をみんなが認めている、それが勉強の分野であっても。みんなも頑張っている、だから自分も頑張れる、その環境が心地よいようです。
これまで、学校に行きたくないということは一度もなく、学校が楽しい、この学校で良かった、と言っています。

(アンダンテより)
ざっくりした面倒見があるんですね。というか、周囲からのよい影響が支えになるのかな。

Q4: 受験生活で印象に残ったこと、よかったことなど
本人が、公立中学には行きたくない、と常に言っていました。
親としては本気になってもらうために、ラインを引きました(持ち偏差値-10)
ここが駄目なときは公立進学と。本人も、死守しなければ、と思ったようです。
1日に失敗しましたが、2日校の結果が当日判って安心したので、強気のまま、3日、4日(急遽追加)、と受け続けることができました。

初めのころ、地元の小さい塾だけに通っていたので井の中の蛙になっており、 6年後半から大手に入れたところ、周りができる子ばかりの状況に初めて直面し、そこから本気になったと思います。
初めから大手に入れていたら、もしかしたら早い段階で心が折れていたかもしれません。我が家には、このペースでよかったのだと思います。

(アンダンテより)
本気チャージの方法とタイミングが、うまくいった例ですね。

Q5: 「こうすればよかった」ということがあれば
結果が満足のいくものだったので、特にはありませんが、もっと早い段階から本気モードになって欲しかったです。
大手に入れるのを、もう少し早くすればよかったのかもしれません。

(アンダンテより)
どうでしょう? それでプラスに出るとも限りませんし。終わりよければすべてよし、ってことで。

Q6: ずばり、中学受験の満足度は?
1日を失敗しましたが、結果的に狙い通りにいったので、100%です。

(アンダンテより)
(^^)

空飛ぶアンダンテ

三人の受験について書いていたブログ:
アンダンテのだんだんと中受日記
そのブログをまとめた本:
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと

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ママブロガー名:アンダンテ

中学受験で全落ちして公立中学に通うが、半年後の欠員募集によって女子学院に転入。大学受験では全勝し現役で東京大学理科二類に入学。同大学院修士卒。現在はメーカー勤務。
国語が苦手な次男、算数が苦手な長女の中学受験生活を綴ったブログ「アンダンテのだんだんと中受日記」は「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと」(ダイヤモンド社) として出版された。