みんなの中学受験満足度向上委員会

体験談(12) 山脇学園

Q1:学校選びのポイントは

中受は未知の世界だったので、受験ガイドで偏差値や理念をチェックしつつ、あまり先入観なく学校めぐりをスタートしました。
いくつか訪問するうちに、硬派で体育会系の娘の好みはどちらかというと、自由度の高すぎる学校より、「きちんと感」が漂う、面倒見の良い学校であることがわかってきました。でも、極端に後者な学校を選ぶと、娘のことだから、頭が堅くて指示待ちタイプな子になってしまいそうで、どうなんだろう…
そんな時(もう六年生)、塾で山脇をすすめられ初訪校します。

山脇では、説明会やオープンスクールの際に、「在校生と語ろう」という教室が設けられていて(一家庭に二名が対応)。ナチュラルかつテキパキと誠実に答えてくれる中学生のお姉さん達に、娘は親しみと憧れを抱き、珍しく自分でもアレコレ質問し始めました。その教室は生徒だけで運営されており、教師の介入はなく、生徒が信頼され自立している様子が伺え、「ここだ!」と思いました。
体育祭等、行事の熱い盛り上がりも娘好みで、規律正しさの中で存分にエネルギーを放っている印象を学校全体から受けました。

一旦気に入ってしまえば、一部の校舎が古いことも「大切に使ってて素敵」と感じてしまうし、懸念していた文理選択時期の早さも「娘が理系に傾くような奇跡が起こったらそれはその時」と割りきれてしまったのですから、おかしなものです。

(アンダンテより)
在校生と直接語れて、その在校生に親しみと憧れを抱けるならば、それはものすごくポイント高いですね。

恋に落ちればアバタもエクボ(^^;;
それはそれで大切なことです。学校の特徴というのは「プラス」か「マイナス」のいずれかに固定されているものではなくて、受け取りようでプラスにもマイナスにもなるわけですから。うちもそういうところあるなぁ…

Q2:入学前に気になっていたことは

一人も知り合いが居ませんでしたが、一番行きたい学校に受かったので、親子共々、ただただ幸せで、心配事はなかったです。

事故や災害で電車が止まったら、どうやって帰ってくるか、等、机上でシミュレーションはしてみました。

Q3:実際に入ってみてどうでした?

クラスでも部活でもたくさんの友人が出来、休日には、試合やら遊びやらで、路線図片手にずんずん出掛けて行きます。自分で調べ、考え、行動する力が飛躍的に伸びました。

宿題も多く、学習面では少し苦労していますが。仲の良い子に得意科目を教えてもらったり、将来の夢を熱く語る子に刺激を受けたり。友人達は皆、親切で、冷めてたり妙にマセた様子はなく、年齢にふさわしい無邪気さや一途さが、好ましいです。

保護者は、過保護にならないよう、一歩ひいて見守ってる方が多いように思え、わが家的にはちょうどいい感じ。

入ってしまえば、親が先生と直接話す機会が少ないのが(個人面談も授業参観も一学期のみ)、ちょっと物足りないですが…こんなもんでしょうか。

(アンダンテより)
個人面談が年一回というのはふつうじゃないですかね?
あとは、懇談会みたいなのがあるかどうかかな。

お子さんは、ほんとにぴったり合ったところに入れたようですね(^^)

Q4:受験生活で印象に残ったこと、よかったことなど

娘は、幼少時から手がかからず、文字等の習得も早く、小学校生活も順調だったために、私は何事も「大丈夫だよね?」と確認する程度で、細かく面倒をみてやってませんでした。(仕事や看護、他の子供の世話等で、私の能力では生活を回すのが精一杯でした。)なので、中受をすることになって、久々に娘にじっくり向き合い、娘のことを最優先に過ごす時間が生まれたのが良かったです。

娘に欠けている能力に遅まきながら気づいて「手をかけて」やれましたし、日々の会話は知識を蓄積させたり、考えるきっかけを与えるよう、意識するようになりましたし。学校めぐりは、価値観のすり合わせや、どういう大人になりたいか等の話ができた、貴重な機会でした。

(アンダンテより)
そうなんです!!
上の子ばっかりに目が行って、娘は手抜きだったので(^^;;
中学受験で関われたのはよかったです。ほんとはもうちょっと手前からそうしてればよかった…塾に早くから行くという意味ではなく。

Q5:「こうすればよかった」ということがあれば

なんといっても、新五年で入塾する前は、習い事や力一杯遊ぶことを良しとしていて、勉強は学校の宿題しかさせていなかったことです。あまりにも中受に対して無知な親でした…。せめて公文とか市販のテキストとかさせておけばよかったと激しく後悔。

(アンダンテより)
まぁ、力一杯遊んでたならそれはそれでいいじゃないですか??
公文とか市販のテキストとかで、そんなに中学受験的には変わりませんよ。

Q6:ずばり、中学受験の満足度は?
今がハッピーなので100%と言いたいところですが。親の認識が甘かったり、成績低迷で「無理はしない」方針で、受験を辞めようかと何度も迷っていたので。
冷静に思い返すと60%ですかね…。

(アンダンテより)
紆余曲折ありの受験時代だったんですね。でも今がいいのが何よりです。

空飛ぶアンダンテ

三人の受験について書いていたブログ:
アンダンテのだんだんと中受日記
そのブログをまとめた本:
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと

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  1. セロリ より:

    体験談シリーズ、ものすごく参考になります!

    塾が出すフツウの体験談だと、どんな受験生活だったかというそれぞれのストーリーはわかるのですが、
    肝心の学校に何を求めているのか、ということは見えにくかったり。
    こちらでは、親子でどんな価値観や考え方で
    その学校を選んだか、ということが垣間見えてきます。

    その学校にどんなことを求める人たちが集まってくるのか、学校選びの重要なポイントだと思うので助かります。

  2. アンダンテ アンダンテ より:

    セロリさん、
    コメントありがとうございます(^^)
    そうですよね、それぞれの親子が、どういう道筋でその学校に辿り着いたのかというところ。それと、あくまで通う側からみた学校のキャラクター(カラフル私学!!)というか、そういうところが見えてくるといいなと思っています。

    よい「出会い」がありますように!!

ママブロガー募集

ママブロガー名:アンダンテ

中学受験で全落ちして公立中学に通うが、半年後の欠員募集によって女子学院に転入。大学受験では全勝し現役で東京大学理科二類に入学。同大学院修士卒。現在はメーカー勤務。
国語が苦手な次男、算数が苦手な長女の中学受験生活を綴ったブログ「アンダンテのだんだんと中受日記」は「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと」(ダイヤモンド社) として出版された。