みんなの中学受験満足度向上委員会

体験談(17) 鴎友学園

Q1: 学校選びのポイントは

本人のポテンシャルの感触に合わせて、偏差値がY60の若干下から若干上までの学校を対象に考えました。
本人の希望は、元気な女子校で、高校から入ってこない完全中高一貫校でした。
小四の時から本人といっしょに文化祭を回りました。
初めて鴎友に来た時はかなりの雨でした。コンクリの部分がくすんで見え、実は最初の印象は必ずしも良くなくて、もう1つの候補校に心が動きました。
ただ、決定には至らず、その後も両校の公開行事に何度となく足を運び比較しているうちに、本人に似合うのは鴎友じゃないかな、という気がしてきました。
もう1つの候補校は、元気が良すぎて、娘にはまぶしすぎたようでした。
鴎友は、元気な中におっとりした部分もあったので、本人的にはしっくりきたようです。
最終的な決定打は、校舎内の校庭で運動会ができることでした。今まででは味わえなかった土の校庭に惹かれていました。

(アンダンテより)
なんと、第一印象は良くなかったのですね(o_o)
そういえば、私はたまたま各学校の文化祭・オープンスクールなどのときに荒天に当たったことがありませんが、その日のいろいろな条件によって印象が左右されることを考えると、気になる学校なら何度も日にちを変えて見に行くのがよさそうですね。

「自由」とか「元気」とかいう形容は、数多くの学校に当てはまりますが、その程度というかカラーは、けっこう学校によって違いがありますよね。似ているといわれることの多い学校セットでも、かなり好みが別れると思います。その点、確信を持って選べれば、その先に自信を持って進んでいけますね。

Q2: 入学前に気になっていたことは

通学時間が約1時間。若干遠いことは気になりました。
また学校が世田谷で、住まいが下町地域ということもあり、タイプが合わなかったらどうしようとは思っていました。

(アンダンテより)
地域によるカラーの差、というのはないことはないですが、まぁ学校を実際に見たときに違和感がなければいいんじゃないかな?

Q3: 実際に入ってみてどうでした?

制服採寸等で学校に行くと、同期のお嬢さんたちの雰囲気が、よくもまあ似ていること。うちの娘も自然に溶け込めると感じました。
小学校時代は若干、優等生を「作って」いたようですが、ここでは素のままでいられることが楽で、毎日が本当に楽しそうです。
また、真面目なお友だちが多いこともあって、とても良い刺激を受けています。お友だちの影響で、自然と前向きになっていくところがいいなと思っています。

勉強に関しても、先生方は大変だろうな、と思いますが、ほんとうに細かく見ていただいています。力の抜きどころがつかめていないのか、課題量は多く感じます。
娘はノルマをきちんと守るタイプなので、期限前は大変そうです。

土には縁が無い生活ということもあって、園芸の授業は新鮮だったようです。
虫との闘いにもいつしか慣れたとのこと、収穫物を持ち帰ってきた時、それが食事に出たときは、嬉しそうでした。

ダンスの授業であるリトミックも年に数回実演して見せてくれるのですが、少しずつ成長が見られます。体が硬かったのですが、ストレッチ等の効果は上がっているようで、日々の努力が形になっているようです。

(アンダンテより)
まさに「均質性の中の多様性」から化学反応が起きるってやつですね。中高時代は特に、友人から学ぶ部分が大きいです。
園芸やリトミックのような、「身体性」の確認・発展の活動を、思春期にじっくりやるのはとてもよいと思うのですが、一方で勉強面も非常に熱心ですし、盛りだくさん(忙しい)学校ですよね…

Q4: 受験生活で印象に残ったこと、よかったことなど

受験した学校は、全て本人を連れて行きました。その中で、もう二度と行きたくない、というところや、ここはまだいいかな、とか、その辺りは答えを出してくれました。
比較的早い時期に鴎友の第一志望が確定したこともあって、受験パターンが早く決まり、併願研究にも時間が取れたことは安心材料でした。
1月校の決定が一番遅かったのですが、本人のモチベーションを下げないため1月を高く設定しておいたのも良かったと思います。

また、文章を書くことが苦手だったので、都立の作文の対策も取り入れました。それも良かったのだと思います。

(アンダンテより)
成績が順調に推移した場合、ゴールが近くなると「もう大丈夫」と気が抜けちゃうのが怖いですから、難しいところを混ぜておくのもいいですね。こじろうは最後ゆるゆるになってたなぁ(-_-;;

Q5: 「こうすればよかった」ということがあれば

正直なところ、御三家を考えないではありませんでしたが、本人に似合わないこともあり、本人が楽しく過ごせるところを優先させました。
とにかく、モチベーションを下げない工夫は必要だったので、いろいろと仕掛けは考えました。娘が親の誘導に素直に乗ってくれたこともあって、うまく回ったと思っているので、「こうすれば」ということは特に有りません。
本人の気質に助けられたと思います。

(アンダンテより)
素直がいちばんです!! 学べることの量がぜんぜん違ってきます。なんかうらやましい(^^;; 素直でない子に中学受験させるのは面倒です(笑)

Q6: ずばり、中学受験の満足度は?

チャレンジ校も合格したので、結果的にうまくいきました。満足度は100%です。

空飛ぶアンダンテ

三人の受験について書いていたブログ:
アンダンテのだんだんと中受日記
そのブログをまとめた本:
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと

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ママブロガー名:アンダンテ

中学受験で全落ちして公立中学に通うが、半年後の欠員募集によって女子学院に転入。大学受験では全勝し現役で東京大学理科二類に入学。同大学院修士卒。現在はメーカー勤務。
国語が苦手な次男、算数が苦手な長女の中学受験生活を綴ったブログ「アンダンテのだんだんと中受日記」は「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと」(ダイヤモンド社) として出版された。