みんなの中学受験満足度向上委員会

中堅私学から目指す難関大学

ういろうさんと私は、インターエデュ上では六年前くらいからの知り合いなのですが、先日初めて直接お会いしました(^^) いやー初めて会った気がしませんでしたが。

中学受験を考えるときには、それぞれの学校について「○○大に何人合格している」というような見方をしがちですが、実際に自分の子どもがどうなるかっていうのは、別の話なんですよね。この記事では、ういろうさんの娘さんが、学校の本流から頭ひとつ抜け出して、早稲田政経・慶應法・外語大メジャー語学科に合格するまでのいきさつをまとめました。

Q: 私学を選んだ理由は

ポリシーがしっかりあって、教育理念に共感できるところに行かせたいと思いました。元々、難関大に行かせるための私立受験とは考えていませんでした。

Q: 中学受験はどうでしたか

私も夫も中学受験というものをよく知らなかったため、甘く見ていたところがあります。それで第一志望は失敗し、塾に勧められて受けていたN偏差値40くらいの女子校に決まりました。

Q: 入ってみてどうでしたか

落ち着いた雰囲気で居心地よく、学校の先生も熱心で面倒見のよい学校でした。理科などのノート提出が毎週あって、ポストイットを貼って不十分なところを補足してくれたり、よいところを褒めてくれたり、赤ペン先生みたいにびっしり見てくれました。学校では、当時の現状からいって、国立や早慶進学などはほとんど眼中になく、なるべく多くの生徒をマーチ以上に入れようとして丁寧にすくいあげてく方針だったようです。

Q: その中で、難関大を目指すようになったのはなぜですか

たまたま英語ができるようになったからです(笑) 学外と比べる機会としてはベネッセ模試がありました。これはあまり難しい学校の子は受けていないのですが、中三時点では、この母集団のかなり上位になりました。

そのころには、本人も学校の授業が物足りないと感じていたので、東大専門を標榜する塾に通ったのが大きな転機になりました。

娘は東大を目指していたわけではないのですが、英語についてハイレベルな授業をしてくれるところで、地理的に通えるところを探したらそうなりました。通ってみると、打てば響く感じの、ディープな話題が通じる子たちがぎっしりいて、すごく刺激になりました。また、そういう環境に行きたいという思いも強くなったようです。

Q: 大学受験をする中で、その学校のよかったところは

記述の添削をしてもらうなど、勉強内容に関してはほんとうに細かく見てもらえて、感謝しています。塾の課題などでも、わからないところがあって聞きにいくときちんと教えてくれました。

Q: その学校だと困ったところは

高二の後半に志望調査とかがあって、受験に不要なら数三は取らないとかはどこの学校でもあると思いますが、ここではなんと数二が選択だったのです。しかも、先生方はむしろ数二を取らずに早めに絞ることを推奨していたくらいです。娘は数学に苦手意識があったのでこれ幸いと数二を削ってしまい、数二をやらずに高校を卒業するのかと愕然としました。

文系でも、数二をやらないとなると受けられるところが狭くなるので、それで本当によいのか、ということは気になりました。

それと、やはり学校の本流から外れてしまうと、情報がないということ、それから似たようなところを目指す子が少ないので孤独ってことはありますね。

Q: 公立中に行っていたらどう違っていたと思いますか

私立の中では、授業レベルが高いとはいえない学校で、特に高校になってからは、授業がそのまま受験で役立つというふうにはならなかったのですが、公立中だったらここまで伸びなかったのではないかと思います。

それは、そもそも英語が得意になったきっかけ(*)というのが得られなかっただろうということもありますが、中学三年間は公立中よりずっと「深さ」のある授業を受けられましたし、高校受験もなく、平和で落ち着いた環境で勉強できたことは大きかったからです。あと、仮に大学受験の結果は同じであったとしても、公立でもよかったというふうには思いません。元々が、人格形成に重きを置いて入れた私立ですし、その期待には十分応えてもらえたと思いますから。

(*) 次回、英語編に続く。

空飛ぶアンダンテ

三人の受験について書いていたブログ:
アンダンテのだんだんと中受日記
そのブログをまとめた本:
はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ママブロガー名:アンダンテ

中学受験で全落ちして公立中学に通うが、半年後の欠員募集によって女子学院に転入。大学受験では全勝し現役で東京大学理科二類に入学。同大学院修士卒。現在はメーカー勤務。
国語が苦手な次男、算数が苦手な長女の中学受験生活を綴ったブログ「アンダンテのだんだんと中受日記」は「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと」(ダイヤモンド社) として出版された。