みんなの中学受験満足度向上委員会

中学受験って損なのでは?

【4018254】中学受験って損なのでは?
というスレを見ての感想です。

なぜかこういうスレは繰り返し立つのですが、ほんと不思議ですよね。中学受験なんて、しないおうちのほうがふつうなんですし、そういう人の大半はインターエデュは見ないと思いますし、あるいはいろいろ情報収集したうえでうちは公立中にしようと思うならそれはそれで…他人の同意求めてもしょうがないし…いったいどういう方が立てているのでしょうか?

ま、それはともかく。

非常~に大雑把なことをいえば、損とか得とかいう観点で検討する人はおおむね中学受験はしないのかなと思います。

つまり、損とか得とかいう言い方をする場合ってだいたい、「大学」を基準に考えているんですよね(このスレ主も)。結局同じ大学に行くとしたらどっちが
・金銭的に安いか
・入りやすいか
というような。

私も、またろう(第一子)を公立中に入れ、こじろう(第二子)を私立中に入れたあたりではまだ、この
・入りやすいか
に似た視点で比較をしていたような気がします。なんとなく。その子の性質から考えて、中学受験と高校受験とどちらが向いているか(難しいところへ受かりやすいか)。それで、こじろうがあまりにもばっちり「中学受験向き」なのでそっちになったのです。

けれど、こじろうの中学校生活がしばらく過ぎていくころには、もうはなひめ(第三子)を公立中に入れる気はまったく失せてしまい、あぁもう頑張って稼ぎますから私立行ってくださいってことで揺らがなくなりました。

平たくいって、毎日まいにち子どもが楽しそうに過ごしているってのはほんとうに!! 親も楽です。

気の合う、話の合うお友だちがたくさんできて
部活は充実
授業もしっかりしてて(公立中の授業も私立中の授業もいろいろですが、全体としてみればそりゃ比べ物になりません)
いじめがなくて(どこかにはあったのかもしれないけど密度があまりに違うので出くわさない)
親同士の付き合いも快適

もう別世界です。これを体験しちゃうと公立中には戻れない…

ということではなひめも私立に行きましたが。
はなひめがどこの大学に行くのかまだ全然わかりませんが(現在高一)そんなこととは全然関係なく、中学生活、高校生活の幸せ。私立に行かせてよかったと思ってます。

はなひめを中学受験させたころというのはまさに、公立中生活と私立中生活の快適性を比べて、私立一択と思っていたのですが、こじろうが大学生になった今、またさらに多少、気持ちが変わっています。

もちろん中学三年間、中高六年間いる間の幸せ度ってのも重要ではありますが、
子どもが「合う」環境にいてこの六年間過ごしたときに得るもの(成長、人間関係)の大きさを振り返るに、
ほんとにもう、「カラーを選んで入ることができる私学」の有難味を実感します。

上記スレの中、10ページ目に
【4019480】 投稿者: 損得では言えない
というのがありますが、この方の投稿内容はかなり私の気持ちに近いです。

…ところで。

このように、手放しの私学賛歌を書き連ねました(こっぱずかしいくらいぶっとんでますが、本音です)が、このように「中学受験させてよかった」「私学に行かせてよかった」と感じる人ばかりでないことはもちろん知っています。そうなってしまう理由はいろいろあると思いますが

・経済的にぎりぎりである場合
・中学受験勉強がうまく積み重ねられず、本人のポテンシャルに見合う合格が得られなかった場合
・本人や家庭のカラーに合わない学校に入れてしまった場合
・親が、どこの大学に合格できるかのみに価値を感じる場合
などなど(ほかにもあるかも)

だから、中学受験が損か得かという問い立てをするならば、本人の性質、家庭の事情、親の価値観などを考え合わせて、そのような「失敗」要因をどのくらい持っているかを推し量るということになると思います。

そのような事情なしに、一般的な問い立てをしても全く意味はありません。

空飛ぶアンダンテ

三人の受験について書いていたブログ:
アンダンテのだんだんと中受日記
そのブログをまとめた本:
「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと」ダイヤモンド社
2歳から高専受験まで、またろうのまったり成長の記録:
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社

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ママブロガー募集

ママブロガー名:アンダンテ

中学受験で全落ちして公立中学に通うが、半年後の欠員募集によって女子学院に転入。大学受験では全勝し現役で東京大学理科二類に入学。同大学院修士卒。現在はメーカー勤務。
国語が苦手な次男、算数が苦手な長女の中学受験生活を綴ったブログ「アンダンテのだんだんと中受日記」は「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと」(ダイヤモンド社) として出版された。