みんなの中学受験満足度向上委員会

女子校の早慶指定校推薦枠数について

【4003995】女子校の早慶指定校推薦枠数について
というスレを見ての感想です。

指定校推薦は、数も少ないし、それを考えて中学を選ぶ発想には驚きました。
というか、早慶の推薦をもらうことが狙いで桜蔭に行く人もいませんよね…
早慶を確定させたいなら早実とか慶應中等部やSFCに行けばいいし、
まぁふつうに勉強していけば一般受験で受かるでしょう(少なくとも推薦狙うよりはずっと確実)。

それはともかく。

推薦をもらえると、そこから先(高三冬)は大学受験勉強をする必要がありませんし、いくつもの大学に願書を出したり(お金もかかる)浪人のリスクがあったりということをまるっと避けられるわけですから魅力的ではありますが、

一番の問題点は学部学科が決まっているということです。

さすがに、興味のないところ、苦手なところに行くわけにもいきませんね。

大昔の話ですが、私が女子学院高三だったとき、先生が突然「早稲田の理工学部を受験するって言ってましたよね? 推薦できますけどどうしますか?」って打診してくれたのです。推薦のことはまったく考えてなかったのですが、早稲田理工は私の中で熱望の第二志望…というとおかしいですが、第一志望と気分的にほぼ差がなかったので、ものすごく揺れました。

でも、学科が志望と異なり「応用化学」。私は実験が好きではなく(ありていにいってめんどくさがりや)、かつ、化学にはほとんど興味がなかったので、これはいくらなんでも卒業が危ないと思って、後ろ髪を引かれつつ(^^;; 辞退しました。正解だったと思います…

結局、その推薦に決まった人は、(私と違って)まじめな人で、かつ、化学にも適性があったようで、推薦決まってからは「入ってから困らないように」ますます数学や物理・化学などしっかり勉強して、大学でもきちんと学び、今でもちゃんとその関係で仕事をしています。推薦というのは、そう使われるべきです。

ところで、大学受験のつもりで勉強するのではなく、推薦を「狙う」というと、学校の成績を第一に考えて定期テストや提出物をまんべんなく頑張ることになるのでしょうか。そのこと自体はもちろん高校生として正しい態度ですから、自然にそうできるならば結構ですが、「大学に行くために」内申をがんばり、推薦をもらえなかったときのためには受験勉強もがんばるとすればつらくないでしょうか。

ちなみに私の場合はちっとも内申揃ってなかったので、先生がどうやって書類上つじつまを合わせるつもりだったのかは謎です。

おそらく、女子学院のようなところだと、推薦を狙っている人が少ないので、内申をたいして持ってない人(私)にもお声がかかったのでしょうけど、狙っている人が多いというか、たまたま「その枠」をほしいと思っている、自分より成績がいい人がいたらアウトですからね?? あてにはできない話です。

指定校推薦でいけたら「楽」だ、という発想から見ると、8ページ目の
【4005549】 投稿者: ファストパス
にあるような
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実は、姪がそのルートで早慶に行きました。
公立中で真面目に勉強→校長推薦で公立高→公立高で真面目に勉強→指定校推薦で早慶入学。

何が凄いかというと、彼女は一度も受験勉強をしたことがないのです。
中間期末のテストのみ。
これらは、学習指導要領で範囲が決まっていますし、今は絶対評価なので、しっかりやれば誰でも取れます。
姪の場合は、副教科がとても得意だったのもよかったようです。
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はひとつの理想の形ということになるでしょうか。しかし、続いて書かれているように

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ただし、一つだけ弊害が。
姪は真面目に大学の授業に出席しているのですが、教授が何を言っているのか、よく分からないということ。
日本語のようには思うけれど、一度も聞いた事がない単語ばかりで、授業がちんぷんかんぷんだったそうです。
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結局、大学の授業や周囲の会話にはついていけないということだったら、あまりその大学に行く意味はないのでは(この事例では、その真面目さでカバーして順調な人生を歩んでいる雰囲気ではありますが)。

こじろうは早慶(のいずれか)へ内部進学したので大学受験勉強はしていません。これまた、「裏口」とか揶揄されることもありますが、まぁ親の目から見ると、外部受験の人はもっと英語がちゃんとできるのではないかと思いますけど、数学、物理その他、専門の理解に必要な部分は特に困らないようです。

ちなみに、指定校推薦などは「勝手口」というそうです。

こじろうから聞いたところによれば、「裏口」である自分達の基礎学力についてもあまり大きなことはいえないが、それにしても「勝手口」の人はすごく優秀な人もいるけど、シンジラレナイくらい何もわかってない人もまた「勝手口」だと言います。

あまりそういうところを「狙って」もしかたがないので、大学受験のつもりで勉強していて、「たまたま」条件が合えば利用する。一般で受験してもまぁ受かるだろうという人が推薦制度で入学する分には、余分な出費も心労も回避できて、とてもよいと思います。

空飛ぶアンダンテ

三人の受験について書いていたブログ:
アンダンテのだんだんと中受日記
そのブログをまとめた本:
「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと」ダイヤモンド社
2歳から高専受験まで、またろうのまったり成長の記録:
「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社

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ママブロガー募集

ママブロガー名:アンダンテ

中学受験で全落ちして公立中学に通うが、半年後の欠員募集によって女子学院に転入。大学受験では全勝し現役で東京大学理科二類に入学。同大学院修士卒。現在はメーカー勤務。
国語が苦手な次男、算数が苦手な長女の中学受験生活を綴ったブログ「アンダンテのだんだんと中受日記」は「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと」(ダイヤモンド社) として出版された。