みんなの中学受験満足度向上委員会

東大合格者数の高校ランキングに何故浪人を含めるの?

【4079405】東大合格者数の高校ランキングに何故浪人を含めるの?
を見ての感想です。

それぞれの学校がいろいろなカラーを持っていて、様々な特徴を持っているので、それを一本のものさしに乗せちゃうとかそんな(^^;;
無理なことに決まってるのですが、それでもやっぱり目安として何か指標がほしいってときに、
まぁいろんな考え方がありますが、指標として使いやすいものになるための条件って何でしょう?

・幅広い学校についてデータを得やすいこと
・直接比較しやすいこと
・知りたい「何か」になるべく近いこと

「東大」がランキングに使われやすいわけは、
東大が一番すばらしい大学だからではなく、
指標として優れているからです。

入るのが難しいといったって、東京芸大とか、東京医科歯科大とか、そういう一部の人しか目指さないものじゃ指標として使いにくいですね。東大ならいちおう理系文系揃ってる総合大学ですし…

早慶とかじゃ一人の人がいくつも合格稼いでわけわからんことになります。合格ではなく進学先についてのデータを出してくれる学校も限られていますので、重複を除くのはやっかいです。

現浪含めて東大合格者というのは、それやこれやで、安直に比較しやすい、使いやすい指標なのですね。

ところで今、あえて話を前後させて、「何を知るための指標なのか」を言わずに使いやすい指標といってしまいましたが(本来意味ない)
、こういうのって、何を知るための指標なんでしょうね…

このスレ主さんの疑問点は、このへんに起因しているものだと思います。この方が知りたいのはおそらく「高校が生徒たちを合格させる能力」みたいなもので、そしたら浪人入れたらわからなくなるということですね。

現浪含めて東大合格者数という指標が何を表しているかということを強いていえば、
そういう(ある程度勉強すれば東大に行けるという)素質のある生徒が何人いる学校か
を比べているという感じでしょうか。

別に学校の教育が優れているかどうかではなく、そういう子をどれだけ集めたかという話。
中高で伸びたのかということも問わないし、
学校で勉強したのか塾で勉強したのかも問わない。

もちろん、この指標も固有の歪みを持っています。

そういう素質をもった生徒のうち、実際には東大を目指さない生徒の率が高いと、この指標では低く出ます。

具体的にいえば、東京が遠い場合、浪人をしたがらない場合、価値観が多様な場合(笑)

まぁ指標なんてそんなもんです。

どういう指標を作っても、集計しにくいとか、わかりにくいとか、歪みがあるとか、なんだかんだあるものです。
限界をわかって見ないとえらく意味不明なことになります。

空飛ぶアンダンテ

三人の受験について書いていたブログ:
アンダンテのだんだんと中受日記
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「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと」ダイヤモンド社
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  1. あおいとり より:

    大ざっぱにいうと、まず一つには
    「現役で合格させられれば学校の手柄、浪人で予備校行かせたら予備校の手柄」という観念があること、もう一つには
    「公立中学・高校から同じ大学に行ったら事実上浪人は不可避という統計に対し、私立の先取りカリキュラムなら現役合格を狙えるアドバンテージがある、高い私立の学費はその1年or2年?という時間を買うための対価なのだ」
    という信仰ですね。

    私はわりと最近まで中学受験生や中高一貫生のフォローを扱う家庭教師をしていましたが、かえってその「先取りカリキュラム」に疲弊し、基本すら定着していなくて回り道をする羽目になっている中高一貫生がどれだけいることか(T_T)
    かろうじて踏み堪えた少数の生徒にたくさん名の通った大学の学部受験させて、それを学校の手柄と喧伝する。そんな「一将功成りて万骨枯る」事態も見てしまうと、手ばなしで中受わっしょい、私立わっしょいとは言いにくい。

    それでもどうしても公立中学で過ごしたくない子には、少子化の今日、文科省の小学校標準カリキュラム範囲内の勉強で行けるレベルの私立に中学だけ避難して高校は公立というのもありかも、と思ったりします。

    • アンダンテ アンダンテ より:

      あおいとりさん、
      んー、「ギラギラしてる系」だと、塾も私立学校も、宣伝できる実績を作ってくれる上澄みをターゲットにした教育をやって残りは置いてきぼり(←極端に言ってます)ということになりかねないですからね。

      そういえば、うちでは次男が行ったところ(基本、全員が内部進学で同じ大学に行くところ)はその必要がないので(^^;; むしろ大学行かせて恥ずかしくないことが大事で、落ちこぼれを出さないよう丁寧に拾っていきますからよかったですよ。

      娘が行ってるところは進学校ですが、そんなに極端に先取りしませんし、上には上で下には下で(笑)両方にけっこう手厚く見てくれます。

      要するにそういう学校を選べばいいと思うんですけどね??

      単に「大学合格実績」「コスパ(入り口と出口)」だけ見て選ぶ人がいるから「一将功成りて万骨枯る」みたいな学校が成り立つわけで…

      ちゃんと自分にとって実になる授業をしてもらえることは、塾でも学校でも大事ですね。見栄を張って(?)在籍だけしててもしょうがないものね。

ママブロガー募集

ママブロガー名:アンダンテ

中学受験で全落ちして公立中学に通うが、半年後の欠員募集によって女子学院に転入。大学受験では全勝し現役で東京大学理科二類に入学。同大学院修士卒。現在はメーカー勤務。
国語が苦手な次男、算数が苦手な長女の中学受験生活を綴ったブログ「アンダンテのだんだんと中受日記」は「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと」(ダイヤモンド社) として出版された。