こたつたま子の女子中高一貫校生活

自由研究

 

夏休みが終わりました。

受験生の皆さん、お父様、お母様、塾の先生方、お疲れ様でした。

受験生以外の皆さんも充実した夏休みがおくれたでしょうか。

夏はどの子も大きく成長します。

 

最近、夏休みの自由研究を何にしたら良いか塾に相談する方が増えました。

「受験のためになる自由研究は何か」

ということのようです。

 

私は娘が小学生の6年間、自由研究の機会を大切にしました。

受験を意識していました。

それをバカにする方もいますが、「算数が身近にある生活」はよく薦められています。

「理科が身近にある生活」も よく言われてはいますが、算数ほどには みなさん熱心ではないように思います。

本当は理科は、紙の上に文字で説明されただけではわかりにくいものです。

イメージできれば簡単ですが、イメージできないお子さんには、ちんぷんかんぷんです。

教育熱心を豪語する私としては、生活する中で知っておくべき理科的常識は、

きちんとおさめておきたかったのです。

 

そういうわけで、塾の勉強とは別に、受験に役に立つかもしれない理科の自由研究ネタは

たくさん持っていて、聞かれればどなたにでもお教えしています。

レポートのまとめ方や、賞を取る自由研究のコツもありますから、

目的に合わせてアドバイスしています。

 

小学校の理科で、一番多い単元は植物です。

でも一番理解しづらいのは、天体と力学です。

よく 自由研究ネタの本から探してくる方がいらっしゃいますが、

私は学校の教科書が一番良いと思います。

植物、天体、力学の自由研究は、よく売られている本の中には

あまりネタがありませんし、楽しくはありますが、その後勉強の役に立つかな?

といったものが多いと思います。

 

夏休み前にこのことについて書くべきでしたが、

今年も賞を狙って相談に来たお子さんがいましたので、

詳しいネタについては、なかなか書けませんでした。

今まで賞を狙って取ったお子さんが何人もいて、

学校代表、地区代表などになり、大きな展覧会に出品されたことも何度かあります。

公立学校を受験する場合、もしかしたらそういう受賞が影響するかもしれないとの考えから

自由研究の相談が増えたのかもしれません。

 

自由研究ネタについては、また触れたいと思います。

とにかく、今年も夏休みが終わりました。

自由研究を頑張ったお子さん、その頑張りは大人が考える「得点」とは関係なく、

あなたのものになって、必ずあなたの力になってくれることがありますからね。

その研究の経験を大事にしてくださいね。

 

 

自慢話好き①

 

私は自慢話を聞くのが好きです。

お子さんの自慢話も、ご自分の自慢話も両方 積極的に聞きます。

お子さんの話なら、特に幼児期にどのようなお子さんだったか、いつぐらいに何ができていたか。

大抵はよく聞くとお母様がその機会を与えています。

そのお母様の導き方に興味があります。

ご自分のお話なら、どのようにその能力を得たのか。

ある朝 突然 身についていたなんてことはないので、必ずそこまでの苦労話があります。

 

御三家に進学したお子さんのお母様のお話や、桜蔭から東大を卒業したお母様のお話も好きでした。

御三家にお子さんを進学させたお母様は、「2歳から目指して育ててきた」とおっしゃったからで、

桜蔭・東大お母様は、「優秀でいらっしゃいますね。」と言ったら、

「私は天才ではないので努力したんです。」とおっしゃったので、

いったいどのうような子育て、どのような努力をされてきたのか知りたいと思いました。

努力したとおっしゃったお母様は、さらに「(そのための努力は)人並みってわけにはいきませんよ。」

と堂々と話されるので、どのくらい努力したら、人に「私は人並み以上に努力しました。」と言えるのだろうと、

失礼ではありましたが、とても興味を持ちました。

快くいろいろな話をしてくださいました。

 

御三家に進学したお子さんは、天才に見えました。

算数のテキストにも、テストの問題用紙にも一切 書き込みが無く真っ白で、筆算さえありませんでした。

計算は頭の中で、図形の補助線も頭の中だけで解けるのだそうです。

天才でなく、お母様がそのように育てたとしたら、ぜひ 教えてほしいですよね?!

よくお話を聞かないと、お子さんの様子はただの自慢話に聞こえます。

でも注意深く聞くと、ちゃんとお母様が何かやっているのです。

 

□ 1歳半くらいからパズルが好きだったので、パズルをたくさんやらせた。

□ 繰り返し学習で有名な教室に入れたが、宿題の枚数を減らしてもらって負担を軽くし、そのかわりどんどん先に進める感覚にした。

 その教室は小2まで、または、“ここまで”とレベルを決め、中学受験に必要ないレベルまではやらせないと決めていた。

□ 計算力をつけたかったので、小3から暗算教室に入れたが、ここでも1年間、または、このレベルまでと決めてはじめた。

□ 塾には中学受験カリキュラムがはじまる4年生の初めから入れると決め、それまでは教科の勉強をする塾には入れない。

□ 勉強だけではなく運動も得意だったので、スポーツは6年夏前まで続ける。

□ 塾、習い事には親がちょくちょく顔を出し、先生と話をする。

 『顔を忘れてしまうような親の子どもは、先生もその子の顔を見る回数が減るはず』  という考え

 

などなど、まねできないものもありますが、熱心な親の“熱” がわかるお話です。

 

そのお母様は、お話の印象よりもいつも欲張らないことがわかります。

いろいろなことをはっきりお話されるお母様で、塾にも習い事にも定期的におみやげをたくさん持って顔を出し、先生方とお話をされていました。

そして受験時に 一番大事にしていたのは食事と睡眠でした。

買い物の途中でお会いすることが何度かあり、そのたびに食事のメニューなどを熱心にお話ししてくださいました。

とにかく10時か10時半には何があっても寝かせていましたし、食事は毎食よく考えて、手を抜くことがありませんでした。

子どもの受験期に母親ができることは、食事と生活リズムの管理だと思いますが、実際には難しいことも多いのではないでしょうか。

そのお母様の受験期の様子は、見習いたいと思う母親の姿でしたが、私はその点では全くダメ母でした。

気合とか、志望校への思いとか、ただそれだけで受験は乗り越えられませんが、

「自分も子どもにできることを一生懸命やってこそ、子どもも頑張ってくれる!」

というそのお母様の気合は、ぜったい子どもに影響を与えたと思います。

 

チャレンジ受験のつらさ

 

チャレンジ受験のみなさん、今つらくないですか?

 

と大声で叫んで、仲間を探したいです。

たくさんいらっしゃると思います。

中には身の程知らずなチャレンジは親のエゴなんていう方もいるようですが、

それは違うんです。

親は大人でそれなりに痛い目をみてきていますから、無理をしても届かないほどのチャレンジを強いることはないと思うんです。

 

子どものチャレンジを応援してしまうのには理由があります。

「チャレンジしたい」という子どもの気持ちを尊重したい。

スポーツでプロ選手になりたいなんて考えはまだ小学生には当たり前です。

それよりも、自分の成績では難しい学校の合格をめざすなんて、小さなことです。

小4、小5から目指して頑張ったとしたら、途中で自分の能力の限界を知ってやめる子どももいるだろうし、

まだまだ自分の可能性を信じて頑張る子もいたっていい。

わが子がチャレンジをあきらめなかったら、それは親が応援しなければ!

自分の可能性を信じて頑張る姿を見て、応援しない親がいたらそれこそ親のエゴでしょう。

 

『チャレンジする子』 『あきらめずに努力する子』

子育て雑誌で特集されるほどなのに、なぜ中学受験では親が無理をさせていると言われやすいのでしょうか?

チャレンジする子どもは見ていてつらいこともあります。

テレビでたまに見る、オリンピックなどをめざす小学生たちはよく泣いています。

こちらもつられて泣きながらみてしまうこともあります。

でもかわいそうではありません。

本人が目標を決め、努力し、報われても報われなくても泣き、そしてまた努力するんです。

 

私をはじめ、そのような努力をしているお子さんを応援しているお母様方は、

努力する子どもとは違ったつらさがあります。

子ども本人ほどではありませんが、つらいです。

何をすればいいのだろう? 自分は子どもに何をしてやれるのだろう?

そういう苦しみの声に対して、

「あなたのエゴなんだから やめてしまえばいいだけ」

「無理なんじゃない?」 「大人の開き直りも必要」

と言われると、どこかに心から応援されない中学受験のイメージを感じてしまいます。

大きな大会での勝利を目指して頑張る子を応援するように、

中学受験でチャレンジする子どもも応援してほしいです。

挑戦する子の親はみんな、子どもの努力の行方を知っています。無駄にはならない。

でも、できれば叶えてやりたいし、誤解を恐れずに言うと、結果に傷つかないでほしい。

不本意な結果に、駅で何時間も泣いていた。

三日三晩、鼻血が出るまで泣いていた。

そんなに努力し、結果に打ちのめされた子どもの話を聞いたことがあると思います。

その子どもに寄り添う母の気持ちは・・・

 

子どもは塾からやることの指示がありますが、私たち母親には「体調管理」といわれるだけで、

子どもの合格のためにしてやれることの支持が誰からもこないので、

おろおろし、不安で、いてもたってもいられないのです。

先輩のお母様方、つらい状況の受験生母に相談されたら、ぜひ具体的な何かを教えてください。

そのお子さんに効果があるか無いかは考えなくてもいいです。

今のこの直前期に何をしていたか、なんというテキスト、過去問の取り組み方、

本番数日前に子どもに言った言葉、自分は何をしたか、なんでも・・・

何か思い出して伝えてほしいです。

 

 

はじめまして

はじめまして こたつとら子 です。
我が家には、夏はタオルケットを巻きごろごろ、冬は首までこたつに入ってごろごろ。
いつでもごろごろ寝転がって本を読んでいる娘・たま子がいます。
毎年寒くなってきてこたつが登場すると、たま子はこたつから出ません。
家にいる間は猫と一緒にこたつ猫状態で、私に「こたつから出なさい」「こたつに首まで入っていると踏んじゃう」と言われっぱなしです。
そんな こたつたま子 が、何にでも意欲的に取り組み、自立した女子が多いと言われる桜蔭に、なぜひかれたのかはわかりません。
強いて言えば、字のきれいさにひかれたとでも言うのでしょうか。
学園祭で見た展示物、ポスター、書道部の作品、どれも字が美しかったことに、たま子は感動していました。それから、字を丁寧に書くことを心がけるようになりました。
いまだに字にはこだわりがあり、自分のノートを見て「この字は桜蔭ぽくない」などと言ったりしますから、桜蔭へのあこがれはそこから芽生え、まだ保たれていると思われます。
実際に「桜蔭ぽい字」などというものがあるわけではないので、動機というのはそんなもので、本人にしかわからない”ピンとくるもの”とは、本当に本人にしかわからないなと思います。

 このブログをはじめるにあたり、「桜蔭」という学校名を出すか「女子御三家」と濁すか少し悩みました。
女子御三家は どの学校も校風がまったく違いますし、試験問題の傾向もまったく違いますから、受験勉強にもかなり違いがでるだろうと思いました。
たま子は桜蔭志望ですので、塾のアドバイスは桜蔭対応です。
たま子が肌で感じる受験仲間のピリピリした厳しさも桜蔭志望者たちのものです。
どの学校を目指す子どもにも、その学校を目指すからこその苦労や笑い話があるのではないかと思います。
たま子の苦労のほとんどは桜蔭受験だからこそ、その対策に泣かされています。
ですから「桜蔭」を目指している親子のブログであることを はっきりさせようと決めました。

 中学受験はただでさえ苦しいのに、わが家の受験はミラクルを期待するようなチャレンジ受験です。
「えーそこ受けるの?! ・・・・ま、いいけどね」
という(心の?塾からの?)声に耐えながら、それでも桜蔭を目指す!と決め、やれることをやりつくす受験をしようとしています。
とても苦しい受験です。本当は心が折れそうです。
今の時点でたま子はボロボロです。
特に心は引っかき傷だらけで、かさぶたになっている部分も、まだ血が流れている部分も、さらには さわれないヒリヒリしたみみずばれもあり・・・
それでも塾に行き、テストを受け、打ちのめされ、そして今日も塾に行きます。
暖かい心で読んでいただけると助かります。
どうぞよろしくお願いいたします。