こたつたま子の女子中高一貫校生活

中学校生活スタート

 

中学校生活が始まってから一ヶ月が経ちました。

たま子は毎朝 張り切って家を出ます。

毎日が楽しくてしかたがないといった様子です。

とりあえず、親としては一安心です。

 

けれども少し距離をあけて たま子の生活を眺めてみると、

毎日大変そうです。

重たい鞄を持って早朝の電車に乗り、夕方また荷物を持って帰って来ます。

家で勉強する体力の余裕はまだなさそうです。

先日は家に帰ってくるなり、着替えもせずにうとうとしていました。

部活もまだ本格的には始まっていません。

予習・復習・宿題があるようですが、追いついていません。

たま子は塾に通っていませんが、塾に通っているお嬢さんもいるようです。

中学生になっても また体力勝負です。

 

病弱でもありませんが、たま子は体力のあるほうではありません。

学校生活がきちんと送れるようになってから、勉強は追い追い・・・と思っていましたが、

中間テストが近づいてきたので、ちょっと勉強の様子をのぞいてみました。

ガクゼン! これは・・・・ 

大丈夫なの? たま子?!

 

ずっと体力勝負。 ずっと勉強頑張る。 ずっと忙しい。 のでしょうか?

それでもたま子は楽しそうです。

疲れた顔をしていますが、元気に学校へ行っています。

秋頃には体力もついて、生活に余裕ができるそうです。

それまでは学校生活がきちんと送れることだけ考えます。

休まず毎日通うこと。 目を開けて授業を受けること。

提出物、忘れ物のないように。

レベルの低い目標ですが、まずは学校生活についていけること。

勉強についていけるかどうかは、もう少し様子を見たいと思っています。

 

 

個別教室の使い方

 

教育関係で働く私でも、個別教室の使い方は家庭教師よりも難しいと感じました。

1:2の個別教室を短期間利用したのですが、

見学したときに、これは使い方が難しい!と感じたので、

めずらしく たま子と授業の内容をよく話し合いました。

たま子が利用したのは大手塾についている個別教室で、

先生を真ん中にして両脇に子どもが座り、

それぞれが同じ教科の別の単元を勉強し、

質問などを先生にするシステムでした。

 

まずその日に何をやるのかカリキュラムがありませんから、

先生と生徒で話し合って決めていました。

長期に利用する場合は、ざっくりとしたカリキュラムがあるようでした。

ざっくりとは、塾の授業の復習やテストの解き直しなど、

塾のカリキュラム・スケジュールに合わせたもので、

きっちり決まっているわけではなく、その子の状況に応じて変わるようでした。

 

私が難しいと感じた点は、先生が大学生なので子どもの状況を把握しづらいことと、

子どもがあまりやる気が無い場合、だらだらと子どもペースになってしまい、

時間を無駄に過ごしてしまうことでした。

わからない点を子どもがうまく質問できれば良いのですが、

全くわからない場合、何をどう質問すればよいのかさえわからない場合があります。

そういう場合 経験がある先生ならば、子どもにとってわかりづらい点を説明したり、

いろいろな角度から質問したりしながら、子どもが何がわからないのかつかんでくださいます。

熱心な先生に当たればよいのですが、たま子を担当してくださった先生には難しそうでした。

 

見学したとき、 クルクル回る椅子の動きを楽しんでいるだけの子ども、

何度も水を飲みにうろうろしている子ども、勉強とは関係ないことを先生に話しかけている子どもがいて、

時間とお金を無駄にしないためには、 こちらの状況や希望を説明するだけではダメで、

もっと具体的に その日の “先生の使い方”を決めておかなければいけないと思いました。

 

自習コーナーもあるので、自習室代わりに使えることが魅力でもありましたから、

うまく利用できれば ずっと個別教室を利用するつもりでしたが、

たま子次第だなと思い、短期契約にしてしばらく様子をみることにしました。

 

長期固定ではないと先生が決まらず、毎回のように先生が変わることになり、

それがかえって個別教室の実態を良く知ることになりました。

先生も もう一人の生徒も毎回のようにかわり、一通りの先生と生徒と一緒になってみて、

その個別教室の雰囲気がわかってくると、たま子はそのシステムに不満を持ちました。

 

まずは先生に差がありすぎる。

何を言っているのか説明がまったくわからない先生。

質問と違うことを説明し始める先生。  (わからないのはそこじゃないって!)

一つ質問すると、丁寧に説明をしてくれて類題まで準備してくれる先生。

わかるまで何度でも説明してくれて、本当に理解できたか気にしてくれる先生。

(子どもはわかったつもり。でも本当はわかっていないことがあるのを知っている。)

「同じ90分がまったく違ってしまう!」と言っていました。

 

次に一緒になった生徒。

よそのお子さんの話なので書きづらいのですが、あえて書きます。

「どこの学校受けるの?」 「この前の模試どうだった?」

など、話しかけてくるお子さんやお菓子をくれる子までいたそうです。

椅子に座ってクルクル回っているとか、すぐに水を飲みに言ってしまうお子さんと一緒になったときは、

逆に先生を独占できるのでかまわないが、話しかけてくれる子には困ったそうです。

それが一人二人ではなく、一生懸命やっている子は3割ほどだったそうです。

自習室代わりに個別教室に来ている子どもの中には、

先生と話しにきているような子どももいたようです。

たま子の話しは大げさかもしれませんが・・・

いや毎回迎えに行った私がみた感じでは1割ほどしか

真面目にやっているように見えませんでした。  (親の厳しい目から見て)

夏休み前と11月以降とでは、生徒の人数も雰囲気も全く違うとの話でしたが、

受験ムードがまだ無い春の時点では、自習室にはほとんど座っている子どもはおらず、

みんなでのんびり楽しくすごしているようでした。

授業中の子どもはそちらが気になって集中していないといった感じでした。

もちろん事務の方などが注意していますが、

「おしゃべりしないでちゃんとやって!」

「はぁーい」 (ばらばらと散って行って座るが勉強はしていない)

良く言えば “和気藹々” “家庭的” なのですが、

塾の補習をお願いするのには ゆるい! と感じました。

 

それでたま子には毎回の課題を決めるように言い、

それがきちんとできているか私が確認をすることになりました。

先生と雑談して時間が終わったのでは困ります。

たま子も自分に都合の悪いことは話しませんから、

「大丈夫。ちゃんとやった。わかった。」などと言いかねません。

 

何人か熱心でわかりやすい先生がいて、

たま子はその先生の時間を取るようになりました。

先生を固定して取れないシステムでしたが、気に入った先生の空き時間を

たずねると教えてくれて取ることができました。

質問した問題の類題を探してくれて、宿題にしてくれる先生でした。

それでたま子は “類題”というものを知り、わからない問題ができるようになったら、

次に類題を解く習慣がつきました。

これはずっと役に立ちますので、とても感謝しています。

 

そうして短期契約の期間を終え、たま子に継続するか聞くと

「継続しない」でした。

理由は、気に入った先生が大学の試験が近づくと一斉に休みに入ってしまうと聞いたからです。

大学の試験1ヶ月前、大学のイベント前などはお休みしてしまうそうです。

個別教室を頼りたくなったときに、質問しやすい先生がお休みでは使えません。 

もちろん、時間固定で長期契約にすれば、先生がいないので授業お休みなんてことはなく、

代わりの先生がきてくださるのですが、たま子も私も “先生” にこだわりがあるので

その点ではこのシステムの個別教室は合わなかったということです。

 

ほかのシステムの個別教室は通っていません。

先生が固定の個別教室であれば最後まで利用したかもしれません。

お茶を飲んだりお菓子を食べたりしている姿を見なければ、

また違った印象でした。

どちらにしても、個別教室は使い方次第です。

うまく使えそうも無いなら合わない。

うまく使えそうならば、最後まで気を抜かずにチェックして使い切ったら効果はあると思います。

塾とは違って、指定したり、時間を変えたりすれば先生が選べるのですから、

良い先生と組めば受験結果に大きく差が出ると思います。

 

 

 

塾以外を利用した理由

 

私は塾だけで受験は無理と考えています。

勉強は塾の時間だけではすみません。

塾は授業が主ですから、個人個人の課題に対応する時間はありません。

自分がやるべき勉強は、塾以外でやることになります。

宿題・テスト直し・授業の復習・苦手問題のやり直し・暗記・・・・

たくさんやることがあり、大人でもやることを把握し切れません。

それなのに、塾以外の勉強と時間配分を全て管理できる小学六年生が

どれほどいるでしょうか。

またいたとしても、経験ある大人以上に管理できるでしょうか。

 

ある程度は子どもに任すべきだとは思いますし、そうしました。

けれど、任せるまでには管理のしかたを教えなければいけないと思います。

大人でさえどうしたらよいのかわからないことがたくさんあるのに、

初めての受験でうまく勉強を見極めてスケジュールを立てられ、

受験結果までも大成功なんて わが子に期待できません。

親がきちんと見るか、誰かに任せるかした方が、後悔が無くてすむと思います。

 

私は勉強の仕方やスケジュールの見積もり方などは

たま子に言い続けましたが、勉強そのものはみませんでした。

勉強はお互いに甘えが出て、いらいらしたり無駄な感情が挟まってしまい、

スムーズに進まないことが多いと感じたからです。

そこで個別教室や家庭教師にお願いすることにしました。

たま子の受験には必要でした。

 

良い先生に恵まれれば、勉強そのものだけではなく、

勉強の仕方や勉強スケジュールの立て方についても学ぶことができます。

たま子の次の受験は大学受験ですが、そのときに役立つと思われることを

たくさん教えていただきました。

もちろん、親がもっと教えることもできたはずです。

でも私がしなかった理由は、勉強の指導もすばらしいが、勉強の取り組み方や

子どもの気持ちの作り方がすばらしい先生が職場にたくさんいらっしゃったからです。

そうした先生に出会うと、子どもはいろいろなことを学び、大きく成長します。

それを目の当たりにしてきたので、その機会をたま子に作りたかったのです。

 

実際には勉強以外のことよりも、きちんと勉強を教えてくれれば良い。

それ以外のことは “おまけ” と考えていましたが。

でも、勉強以外のことも思っていた以上に教えていただき、

たま子は私の手を離れて勉強することができました。

 

親子で勉強することができ、そのほうが良いと考えるのであれば、

最後まで手を放さずにきちんと寄り添わなければいけないと思います。

私のように親とではなく、別の大人といろいろ学んでほしいと思うのであれば、

良い個別教室や家庭教師の先生を探してお任せするのも良いと思います。

その場合でも、きちんとした依頼内容とこまめなチェックは必要ですが。