こたつたま子の女子中高一貫校生活

秋以降のカレンダー

秋以降、受験学年のみなさんは忙しくなります。

もう考えられないくらいに・・・

 

何に一番忙しいのかというと、

ものごとではなく、気持ちだと思います。

残り何日、やることがたくさん、学校行事も塾の模試もたくさん。

 

たま子の中学受験時、

私はたま子に9月から2月の最終受験日までの

カレンダーを作らせました。

残りの日数を量として一目でわかるようにと考えました。

のんびりしたたま子は、いつでも焦っているように見えません。

「あと〇日しかないとわかってるの?!」 と、怒鳴る代わりに

目の前にプレッシャーとして張っておこうとしたのです。

 

受験予定校すべての受験日を書き込み、

模試の予定を書き込み、

塾の予定を書き込み、

学校の行事を書き込み、

冠婚葬祭など家庭の予定を書き込み、

びっしり予定のつまった きれいなカレンダーができました。

 

そこでたま子は、あと十数回しか塾の通常授業がないことに驚いていました。

「小4から始めた塾生活がもう終わってしまうんだ」

というようなことを言っていました。

それほど たま子の生活に塾は定着していて、

スケージュールは塾中心になっていたのだと思いました。

まあ、夏休み中は 本当に塾中心の生活でしたから、

塾がない生活なんて 想像できなかったのかもしれませんが。

 

本当に寒くなり始めた頃にはそんなことを考える余裕はありませんでした。

あと〇回しか塾の授業がないということが、

残り日数を表すようになり、実感として時間が足りないとわかると、

カレンダーは必要なくなりました。

 

今から考えると、ちょっと意地悪なプレッシャーだったなと思います。

夏休みの終わり頃は、気合を入れなおしたかったし、

たま子が 私にわかるほど焦るなんて想像できなかったのです。

 

子どもたちは秋以降、 だんだん焦り始めます。

クラス全体が余裕のない雰囲気の中で、

一人だけ焦らないなんて 神経の図太い子は そうそういないのですが、

焦った姿を見たことないわが子だけは、

取り残されたように 「焦らなきゃ!」とか バカなことでバタバタしてしまうように感じるのです。

 

結局 私は、たま子が焦っているかどうかよりも、

自分から見て たま子が焦っているかどうかが大事になっていました。

そのときは たま子に人並みに必死になってほしいと思っていたのと、

受験はお金も時間もかかるので、それに見合った実感が私にもほしかったのかもしれません。

実感とは もちろん、 わが子が必死に勉強し、受験生らしく焦ったり、

泣いたり笑ったりするのを、 『励ます理想の母親』 になることだったのではないかと

反省しています。