【前編】【昌平中学・高等学校】東大受験のプロが語る!これが“東大に受かる子ども”
「わが子も将来は東大に」そう望んでいるエデュママは多いはず。
“東大に受かる子ども”とは、いったいどのような子たちなのでしょうか?
今回は、今年初めて複数の東大合格者を輩出した昌平中学・高等学校を訪問。東大をはじめとする旧帝国大学への合格実績を伸ばす昌平高等学校の「T特選クラス」を受け持つ、土橋英光先生に“東大に受かる子ども”についてうかがいました。
■“答え”の説明ができる子は東大向き
土橋先生によれば、「T特選クラス」に集まる生徒は、まじめで勉強熱心、そして高い進路目標を持っているとのことですが、東大に受かる生徒はさらに“説明がうまい”という特徴が挙げられるそうです。「例えば、問題を解くときも、なぜこの答えにたどり着いたか聞くと、きちんと説明ができます。人に説明できる子は、論理的思考力があるので、東大のようなプロセスを求める入試には向いていますね。」と土橋先生。授業では、なぜこの時期にこの勉強をするのかということを論理的に説明しているので、生徒たちも勉強の必要性を理解し、頑張れるといいます。
土橋先生は、「納得して勉強しているので、生徒たちは1年生の最初から模試でも結果を出します。そうするとやる気が出るので、また勉強してみようかとなり、成績が伸びる。このサイクルが早めにできることで、最初は東大判定がEでも、徐々に上がっていき、東大や東工大、一橋など上位の学校を狙えるようになるのです。」と語ります。
■意外!? 東大受験生は学校行事に積極的
さらに、意外なことに、東大を受ける生徒たちは、クラスの中心的な存在なのだそうです。
「今まで、東大に合格した生徒を何人も見ていますが、みんなクラスの中心にいました。行事などに対しても手抜きをしません。人が嫌がることを率先してやるなど献身的な子が多いですね。頭がいいということは、人をリードできたり、人が気づかないことをフォローできたりすることだと思います。人間的にも器が大きいのかな。」と土橋先生。
今年合格した生徒たちも、生徒会の役員や、クラス委員などをやっていたり、文化祭の模擬店を先頭を切って頑張っていたりしたそうです。
さらに、土橋先生によれば、「東大受験生の生徒たちには、仲間がいるんですよね。勉強もクラスのことも頑張っているので、周りの生徒も彼らを支えようとするのです。」とのこと。
周りが応援してくれるからこそ、自分も東大に向けて頑張ることが出来るのですね。
後編は、先生がお願いしたいお母さま・お父さまの心構えをはじめ、小・中学生のうちに取り組んでおいた方がいいこと、さらには2020年の大学入試改革で東大入試は変わるのか、ということまで踏み込みます!
★昌平高等学校 学校説明
●第5回 学校説明会
10月16日(日) (1)9:30~ (2)14:00~
●第6回 学校説明会
11月19日(土) 14:00~
●第7回 学校説明会
11月23日(水・祝) (1)9:30~ (2)14:00~