eduスタッフ訪問記

インターエデュ・ドットコムスタッフが学校、塾などに訪問した際の様子をお届けします。

【明星中学校・高等学校】 海外語学留学プログラム「フィリピン セブ島」~ 前編 ~

週末のアクティビティ。ボートでカオハガン島へ。

週末のアクティビティ。ボートでカオハガン島へ。

 
近年、オンライン英会話や語学研修においてフィリピンの名を聞くことが増えています。
明星中学校・高等学校(以下、明星中高)でも、2017年度から海外語学留学プログラム<フィリピン セブ島>を実施。建学当初から「和の精神のもと、世界に貢献する人を育成する」を掲げ、国際教育に重きをおく同校がなぜ留学先としてフィリピンを選んだのでしょうか。
その理由を探ってきました。

 

教頭の中村先生にお話しをお聞きしました。

教頭の中村先生にお話しをお聞きしました。

 

■フィリピンに行く理由は2つ

 
― 中村先生は生徒を引率されたとのことですが、ズバリなぜ行き先はフィリピンだったのでしょうか。

 
まず、フィリピンは英語圏ですが母国語はフィリピノ。英語ではありません。
英語は小学校2~3年生から学校の全授業が英語に変わり、そこで学習するというのです。つまり、日本人と同じく英語を学ぶその大変さを知っていて、ネイティブの国にはない、英語を学ぶノウハウが構築されているのです。

次に、コストパフォーマンスの高さ。
留学中の平日は50分×6コマのマンツーマン、プラス1コマのグループレッスン。
そして、希望者には朝と夜にさらに1コマずつ、最大9コマのレッスンが受けられるのというのは魅力的です。

 

先生と一対一のレッスンで、生徒一人ひとりに合わせた進度です。

先生と一対一のレッスンで、生徒一人ひとりに合わせた進度です。

グループレッスンでは、コミュニケーションスキルを磨きます。

グループレッスンでは、コミュニケーションスキルを磨きます。

 

■保護者には必ず毎日1枚!お子さまの写真をアップ

 
― 中学3年生全員参加ということですから、コスト面も無視できませんよね。かといって安ければいいということではなく、フィリピンは英会話教育のノウハウに長けていたのですね。保護者の方々の反応はいかがだったのでしょうか。

 
研修内容、また治安や衛生面については事前の説明会で十分理解していただきましたが、
保護者の方の心配は、今まで3週間もの期間、親子で離れたことがないといったところだったようです。
ですから、夜は携帯やスマートフォンを解禁し、親と連絡を取れるようにしました。
また、そんなマメなことをしない生徒もいますから、毎日一枚はお子さんの写った写真をご家庭が見られるように、もれなく写真を撮って学校のサイトに配信していました。
 
― 毎日だれもが写真に写るようにしたということですか。
 
はい。教員が画像を確認しながら、「あ、きょうは○○の写真がまだないから夕飯の時に撮ろう!」というような具合でした。

 

料理には花も飾られ、南国風の開放感のある食堂でいただきました。

料理には花も飾られ、南国風の開放感のある食堂でいただきました。

 

■体験で終わらずに、確かな英語力習得を目指す

 
中村先生は楽しそうにお話しされていましたが、このような手厚いフォローはなかなかできるものではないでしょう。日本で待つ保護者はわが子の元気な姿に安心するともに、先生への感謝の念を強く抱いたのではないでしょうか。
インタビューの最後には、「生きていく力としての国際共通語、英語を自在に操れる人になってもらいたい。そのためにも今はベストと思えるこの語学留学も来年、再来年とブラッシュアップしていくつもりです」と、体験型の短期留学にとどまらない、本気の語学研修への意気込みをお話しくださいました。

 

平日は学習、週末やアクティビティでメリハリをつけて

平日は学習、週末やアクティビティでメリハリをつけて。

 
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