【聖学院中学校・高等学校】大学生OBが大活躍! 在校生支援プレイス「MANNABASE(マナベイス)」
聖学院中学校・高等学校(以下、聖学院)には、生徒のための学習・進路・学校生活サポート場「MANNABASE」があります。2015年に誕生したMANNABASEでは、生徒のお兄さん的存在であるOBの大学生チューターが日々奮闘しています。そこで今回は、MANNABASEを取り巻くメンバーにインタビューし、活動を紹介します。
■MANNABASEの活動
まずは写真で、MANNABASEの活動を見てみましょう。
■一番成長したのは自分自身~チューターインタビュー
チューターを代表して、小淵くんと靏岡くんがMANNABASEについて語ってくださいました。
小淵くん:僕は授業で分からないことがあっても、先生になかなか聞きに行けない生徒でした。でも先輩には質問しやすかったので、先生の代わりに勉強を教えてくれる先輩のような人がいてくれたらいいなと思っていたんです。だから、卒業して生田先生から声を掛けられたとき、よろこんでチューターを引き受けました。
MANNABASEでは、勉強以外の悩みを聞くこともあります。中1や中2の生徒からは、クラスや部活での人間関係の相談を受けることが多く、そんなときは今の自分ならどうするかを考えてアドバイスしています。
チューターになって感じることは、自分自身の成長です。生徒と先生の間に立ったことで、生徒が理解できるように先生がどれほど親身になって教えてくれていたか知ることができ、人とよく話すようになったことで、より相手に伝わる方法を考えるようになりました。
もう大学4年になるので、これまで経験したことや自分がやりきれなかったことを、後輩のチューターに託していこうと思います。
靏岡くん:MANNABASEで活動してうれしかったことは、話しかけても返事をしてくれなかった生徒が、何度も話しかけた末に、向こうから声をかけてくれるようになったことです。
MANNABASEに来る高校生からは、大学生活についてよく聞かれますね。男子校なので、女の子がいる環境がどういうものなのか気になるみたいです。
僕がチューターになったきっかけは、自分がMANNABASEをほとんど利用することなく卒業したので、今いる子たちにはもっと存在を知ってほしいと思ったからです。だからこれからも、MANNABASEの魅力を全校生徒に伝わるように活動していきたいと思います。
■頼もしい“攻めのチューター”たち~生田先生、小畑さんインタビュー
MANNABASEを見守るお二人から、チューターへ激励のメッセージをいただきました。
生田先生:私は、チューターになる学生には必ず 「攻めのチューターになってほしい」と伝えています。自ら考えて行動することは、彼ら自身の力にもなるからです。聖学院には、人のために動こうとする気持ちを持った生徒が多く、その気持ちがより強い学生に声をかけ、チューターを増やしてきました。
同じ男の子でも中1と高3では全然違うので、チューターは生徒への接し方を考えたり、歳の離れた生徒が同じ場所で過ごすにはどうしたらいいか悩んだりして、試行錯誤しながら一歩一歩進んでいます。そんな彼らをとても頼もしく感じますね。
これからはMANNABASEが自走できる仕組みを作るため、チューターにはもっと成長してほしいと思っています。
小畑さん:チューターを見ていると、生徒と同じ目線に立って接していることがよく分かります。これからも、自らの経験と知恵を活用して、先生の仕事をどんどんサポートしていくような、攻めの姿勢を持ち続けてほしいです。
これまでは生田先生が声をかけてメンバーを集めてきましたが、最近では、「卒業後はチューターになりたい」と志願する生徒が出てきたそうです。
先生にとっても、在校生にとっても頼もしい存在のチューターたち。今後の活躍が楽しみです。
【あわせて見たい!】
エデュログアルバム「MANNABASEの風景」≫
★聖学院中学校・高等学校
●2018年度入試報告会
3月15日(木) 10:30~12:00
内容:2018年度入試結果と傾向。2019年度入試に向けて。施設見学。
■説明会・公開行事の情報はこちらへ
●「よみうりGENKIフェスタ2018 ここから始まる学校選び」に参加します。
3月25日(日) 10:00~16:00(入場15:30まで)
会場:東京国際フォーラム ホールE/G701
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●「東京私立男子中学校フェスタ2018」に参加します。
6月3日(日) 9:00~16:00
会場:京華中学校
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