eduスタッフ訪問記

インターエデュ・ドットコムスタッフが学校、塾などに訪問した際の様子をお届けします。

【日本大学高等学校】ニュースペーパープロジェクト ≪ 前編 ≫

 

生徒たちが作った英字新聞「NICHIDAI SG TIMES」

生徒たちが作った英字新聞「NICHIDAI SG TIMES」

 
日本大学中学校からの内部進学と、高校受験で入学した生徒からなる日本大学高等学校のスーパーグローバルクラス(以下、SGクラス)。英語4技能の強化を図る英語教育、全員参加の海外語学研修、また大学や企業とのコラボによる問題解決力やプレゼンテーション力の育成など、アクティブラーニングが多いのが特徴です。

今回はそのSGクラスで実施された「ニュースペーパープロジェクト」について取り上げます。前編ではどのような取り組みであるかの概要、後編では具体的な作業のようすをご紹介しましょう。

 

お話をうかがったSGクラス担任の渋沢先生

お話をうかがったSGクラス担任の渋沢先生

 

■記事のテーマ選びもひと苦労

 
― 具体的にはどのような取り組みなのでしょうか。
 
一般社団法人グローバル教育情報センター(以下、GEIC)主催、The Japan News(読売新聞)後援の「英字新聞甲子園」に参加するというもの。
クラスのみんなで英字新聞を作るプロジェクトです。

紙面の作り方、文章の校正などの指導をGEICから受け、生徒たちは計4面をどのような記事で構成するか、写真や絵図は何を使うかなどグループごとに検討し作業を進めます。

 
― 取り組む生徒のようすはいかがでしたか?
 
スマートフォンやタブレットが当たり前の年代というのもあるのか、新聞を読む習慣がないという生徒が多くて驚きましたね。
ですから、新聞とは何か? また、 一面、二面、三面…、どのように構成されているかのレクチャーから始まりました。

そして、生徒たちが一番苦労し、時間をかけたのは、何についての記事にするか、そのテーマ選びでした。同じクラスの仲間でも、物事のとらえ方は人それぞれ。話し合いを重ね、記事のテーマを決めていきましたが、その過程で、価値観の多様さを知ったのもこの取り組みにおける収穫でしょう。

 

紙面になったときをイメージするために写真、見出しを教室の壁に貼って検討します。

紙面になったときをイメージするために写真、見出しを教室の壁に貼って検討します。

 

■新聞の記事は客観的な視点で

 
― テーマが決まれば、英語が得意な生徒が多いので原稿執筆はスムースだったのでは?
 
英語で記事は書けてもGEICに提出すると、修正箇所がびっしりと赤ペンで書き込まれて戻って来て、それを見た生徒は驚いていましたね。特に、客観的な文章でなくてはならないという点が、生徒には新鮮だったようです。
「I(一人称単数)」から始まる文章は書き直しました。

 
― PeopleやThey、もしくはWeが主語になるということですね。
 
はい。新聞は報道であるがゆえに、記者の個人的見解ではなく、取材した事実を客観的に書くということを学び、また、企業のロゴなどには著作権があり、使用の許可がいることなども知りました。

 

びっしりと修正が入った原稿に生徒たちはびっくり。

びっしりと修正が入った原稿に生徒たちはびっくり。

 

*****

 
英字新聞を作るという取り組みは、表現力やグループワークでのコミュニケーション力を育むとともに、著作権があるもの(新聞、書籍、写真)を引用、参考・参照したときのルールも知るなど、大学進学後、そして社会に出てからも役立つ学びとなったようです。

 
後編は具体的な取り組み内容についてレポートします。

 

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