eduスタッフ訪問記

インターエデュ・ドットコムスタッフが学校、塾などに訪問した際の様子をお届けします。

【東京家政学院中学校・高等学校】自信を育てるキャリア教育

JR市ヶ谷駅から徒歩8分。都心にありながら緑豊かな環境にたたずむ東京家政学院中学校・高等学校は、創立75周年を迎えました。今回は、学習塾を対象に行われた学校説明会にお邪魔し、東京家政学院の伝統ある女子教育の取り組みについてお話をおうかがいしました。

 

 

 

 

 

 

 

まず初めは、学校長である長尾先生のご挨拶。長尾先生は学校長に就任するにあたり、創立理念を踏まえて『生きる力を身につけ自尊の心を育む』という教育目標を掲げられたのだそうです。

「本校の建学の精神である『KVA精神』とは、知識(Knowledge)、技能(Art)、社会に貢献したいという徳性(Virtue)の3つから成り立ちます。この3つは、“生きる力”そのもの。自信を持って社会で活躍できる女性を育てられるよう、進路実績に裏付けされたキャリア教育をしっかり行っていきたいと考えています」

と、お話してくださった長尾校長先生。続いて、教頭である伴野芳浩先生が登壇され、キャリア指導・進路指導についてお話いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

伴野教頭先生によると、キャリア教育で重要になるのは“自尊感情”や“自己肯定感”の向上。一般的に、中学校に進学した段階で「自分のことが好き」「今の自分に満足している」という生徒の割合が一気に減ってしまうと言われているのだそうです。そこで東京家政学院では、生徒の自信や自己肯定感の現状把握と改善のためのアクションを、教師、保護者、そして生徒自身が行うプログラムを導入しているとのこと。内面のケアまでしっかり整っているキャリア教育プログラムは、とても心強いものですね。

数学科の安達先生からは、コース制についてのお話がありました。「総合進学コース」と「特別進学コース」の2つに分かれており、各コースで異なるカリキュラムを設けているとのこと。習熟度別の授業や定期試験用学習の計画・実施・反省のサポートなど、細やかな指導を行っているのだそうです。生徒一人ひとりに目の行き届く体制だから、効果の出る指導が実現するのですね。

そして、入試広報主任の邦永先生によると、今年度の中学入試では、募集定員が130名から90名へと変更になるのだそうです。少人数指導を徹底し、複数担任制やコース分割授業を積極的に行っていくのとのこと。さらに大学受験時には、併設大学への進学を保証した上で一般受験に臨めるという、うれしいサポートシステムも用意されているのだそうです。細やかな指導としっかりとしたバックアップがあるからこそ、思い描く進路に自信を持ってチャレンジすることができますね。

 

伝統ある女子教育に取り組みながらも、生徒の視点を大切にする取り組みは東京家政学院ならでは。

この魅力を確かめに、ぜひ学校説明会やイベントに足をお運びください。

★東京家政学院中学校 学校説明会(要予約)

(学校沿革・指導方針の説明、校内ツアー、個別相談)

7/13(日) 9:30   ※授業体験有り

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