【明星中学校・高等学校】吹奏楽部 コンクールで初の金賞受賞!
明星中学校・高等学校(以下、明星)では、柔道部やダンス部、演劇部に写真部、鉄道研究部など多くのクラブが中高合同で活動しています。同じく合同で活動している吹奏楽部は、8月に行われた第58回東京都高等学校吹奏楽コンクールで学校初の金賞を受賞しました。そこで今回は、明星の吹奏楽部にスポットを当てます。
■大学生や外部講師による指導でレベルアップ
吹奏楽部では毎年6月に明星大学吹奏楽団との合同練習を実施。経験豊富な大学生が8月のコンクールに向けてどんな練習をすべきかアドバイスし、コンクール用の曲を一緒に演奏してくれます。さらに今年は、毎年講師を務めるプロの演奏家がコンクール前には連日学校を訪れ、強化合宿にも参加。部員一人ひとりのひたむきな努力が実を結び、一昨年・昨年と銅賞だったコンクールで見事金賞を獲得しました!
<思い出アルバム・第58回東京都高等学校吹奏楽コンクール>
■先生・生徒インタビュー
モットーはone band! one sound!
<顧問:音楽科、岩崎このみ先生>
――金賞初受賞、おめでとうございます!
岩崎先生:ありがとうございます。日々の練習の積み重ねが今回の受賞につながりました。
――中高合同メンバーで高校のコンクールに出場する学校は多いのですか。
岩崎先生:いいえ、少ないですね。ほとんどの学校が高校生だけで出場するのに対し、明星では未経験で入部した中1生もステージに立ちますから、経験の差が随分出てしまう。そうした状況で毎年コンクールに出場してきました。今年は、本来なら引退している高3生が「最後に結果を残したい」と、受験勉強と練習を両立させて出場を果たしました。
――金賞も銀賞もすごいことのように感じますが、やはり違うものなのですか?
岩崎先生:(深く頷いて)…全然違います。金賞は簡単に獲れるものではないので、受賞によって学校の注目度が高まります。明星の受験を考えている子が、金賞を受賞した吹奏楽部に入りたいと思ってくれたらうれしいですね。
――日々の練習で心がけていることは。
岩崎先生:部のモットーは「one band! one sound!」「感謝の気持ちを忘れない」です。この先、生徒にはもっと楽器を、そしてもっと音楽を好きになってほしいですね。
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金賞に見合う行動を心掛けたい
<部長:樋口さん、副部長:𠮷原さん、中学生部長:高野さん>
――金賞受賞の感想を教えてください。
樋口さん:発表を聞いたときは驚いて「まさか。言い間違えたんじゃないか」と、うろたえました。
――樋口さんは立候補して部長になったのですか。
樋口さん:先輩方からの推薦です。これまでまとめ役を経験したことがなく、部長として全体を把握することや、みんなの意見をまとめることが大変でした。
――推薦理由は何だったのでしょう。
𠮷原さん:真面目に練習に取り組む樋口さんなら、みんなが自然とついてくるだろう! と太鼓判を押されていました。
樋口さん:いやいや、そんな…。
――中2の高野さんは、中高合同の部活動をどう感じますか?
高野さん:楽しいです。先輩はみんな優しいし、面白い方ばかりです。
𠮷原さん・樋口さん:うまいこと言う~。
高野さん:同じ楽器の先輩はもちろん、違う楽器の先輩ともよく話をします。
𠮷原さん:中学生と高校生の間には壁がなく、部員みんなで吹奏楽のことや学校のこと、勉強の話をしますね。この仲のよさが生み出す音のまとまりが、明星吹奏楽部の強みだと思います。
――今後の目標を教えてください。
樋口さん:金賞に見合う行動をとること。そして、全員の演奏技術を上げることです。
――岩崎先生、部員のみなさん、ありがとうございました。今後のご活躍を期待しています!
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★明星中学校・高等学校
■中学校・学校説明会
第8回 12月2日(日) 10:30~
第9回 1月12日(土) 14:00~
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■高校・学校説明会
第6回 11月24日(土) 14:00~15:00「MGS対象説明会 入試傾向と対策」
第7回 12月1日(土) 14:00~15:00「本科対象説明会 入試傾向と対策」
場所:講堂
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