【日本大学明誠高等学校】<後編>大型公開イベント 明誠フェスティバル
2018年11月に開催された「明誠フェスティバル」。前編に続き、イベント後半の模様をレポートします。後半は修学旅行委員会による演劇や、有志団体によるパフォーマンスなどが行われました。
前編はこちら≫
■日本昔ばなし
日本大学明誠高等学校では、2年生が修学旅行でオーストラリアを訪れます。修学旅行の1週間前に行われた明誠フェスティバルでは、修学旅行委員会がオリジナル脚本による演劇を披露しました。
<物語スタート>
ある日、アボリジニのおばあさん“アボばあ”は大きな桃を見つけます。
桃から生まれた赤ちゃんは桃太郎と名づけられました。
オーストラリアメモ① アボリジニ:オーストラリアの先住民族
桃太郎が青年になったころ、鬼が村を襲い、アボばあは大切にしていたAesop(イソップ)のハンドクリームを奪われてしまいます。
オーストラリアメモ② Aesop:オーストラリアのスキンケアブランド。商品はお土産の定番。
桃太郎はハンドクリームを取り返すために鬼が棲む鬼ヶ島へ向かうことに。アボばあは旅立つ桃太郎にTimTam(ティムタム)を持たせてやりました。
オーストラリアメモ③ TimTam:日本でも人気が高いオーストラリア産のチョコレート菓子。
桃太郎は鬼ヶ島で鬼を退治し、ハンドクリームを取り返しました。
村に帰った桃太郎。
アボばあと抱き合い、再会をよろこび合いましたとさ。
<完>
■未成年の主張
生徒がステージで思いの丈を叫びます。
参加した2年生の大倉くんが声を上げます。
「僕には思うことがある」
すると客席の生徒が声を揃えて言います。「な~に~?」
「どうして俺には彼女が出来ないんだーーー!!」
ひと笑い起きた後、静けさを取り戻した会場で大倉くんは再び口を開きます。
「(担任の)後藤先生! 教えてくださーーーい!!」
どこ? と後藤先生を探す客席の生徒たち。
1階席後方の壁際に立っていた後藤先生。突然の指名にも関わらず、ステージに向かって冷静に言い放ちます。
「キャラ!」
後藤先生のひと言が会場の笑いをかっさらい、未成年の主張は終わりました。
…のはずが、このまま終わらないのが明誠フェスティバルです。
MCが飛び入りの参加者を募ったところ、1年の男子生徒が立ち上がりました。
ステージにたどり着いた男子生徒。
「初めて会ったとき一目惚れしました。僕と付き合ってください!」と、同じクラスの女子生徒へ告白しました。
男子生徒はステージを降りて走り出し、告白した彼女の元へ。
国語科の阿部先生、外部カメラマン、エデュ編集部ら撮影部隊がダッシュで彼を追いかけます。
向かい合う1年生男女。愛の告白の結末を誰もが固唾を飲んで見守ります。
「よろしくお願いします」
女子生徒が答えた瞬間、会場を揺らすほどの歓声が上がりました。
明誠フェスティバルは素敵なカップルを誕生させてくれました。
■8時だョ!全員集合
2年有志によるシチュエーションコメディ。
舞台は学校で、生徒のボケに先生がツッコミます。
先生が質問し、
生徒がボケて、
ズッコケる。
繰り返されるボケ・ズッコケ・ツッコミ。
もはや全員集合というより吉本新喜劇です。
1階席はもちろん、2階席・3階席など会場全体が笑いに包まれました。
■終わりに
有志団体の出し物の後は、ダンス・チア部によるパフォーマンスや、プレゼントが当たる抽選会も行われました。
第3回明誠フェスティバルは2019年6月25日(火)開催決定! 次回の開催が今から楽しみです。
★日本大学明誠高等学校
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