eduスタッフ訪問記

インターエデュ・ドットコムスタッフが学校、塾などに訪問した際の様子をお届けします。

【潤徳女子高等学校】女子校ならではの“一人ひとりを大切にする”教育

北千住駅から徒歩5分。赤レンガとアンティーク調の白いフェンスの洋風の校舎が伝統を感じさせる潤徳女子高等学校におうかがいしました。

潤徳女子高等学校では、一人ひとりを大切にする教育を、先生たちのモットーにしているそうです。

 

一人ひとりを大切にする教育

 

学習面では、習熟度別の授業があるほか、高校3年生の選択科目は細分化されているため、履修希望者が1名しかいなかった場合でも、科目が開校されるとのこと。

「すべての科目で、生徒と先生の1対1の授業は難しいですが、いくつかの科目ではそうした授業も行われています。卒業するときに、一人しかいないからといって切り捨てられなくてよかったと話してくれる生徒も多いです。でも、私たちは特別なことをしているとは思いません。生徒が望むなら、教員はそれに応えるまでです」

と先生がお話ししてくださいました。

また、平均して20名強、多くても30名ほどと、少人数制のクラスにすることで、担任の目を行き届かせる、密度の濃い教育を行っているとのこと。担任の先生が、ホームルームでクラスを見渡せば、生徒の顔色や表情で、体調の良し悪しや悩み事のあるなしも分かるそうです。

様子が心配な生徒には、直接声をかけたり、その生徒と仲がよい生徒にお話を聞いたりと、すぐに対応をするそうですが、そこには女子校ならではの心配りがありました。

「共学や男子校だと意識されていないこともありますが、様子をみたい生徒に声をかけるときは、男性の先生が話しかけない方がいいと考えています。男の子と女の子では、悩みも違いますからね。担任が男性の場合は、女性の副担任や同学年の女性の先生が声をかけるようにしています

女性の教育に力を注ぐ潤徳女子高等学校では、ほかにも女子生徒への理解がみられます。

「男子生徒がいる学校では、数学や理科でも、男子向きの内容でどんどん授業を進めてしまう傾向があります。そうすると、苦手な理数系につまずいて、伸び悩んでしまう女子生徒も多いのです。だから、女子生徒だけで育成した方が、学力が上がると考えています。生徒たちをぐっと引っ張っていくような育て方ではなく、本人のペースに合わせて細かくフォローをする“背中をそっと押してあげる”教育を心がけています

一人ひとりを大切にし、女子生徒の目線で育ててくれる学校なら、女の子のお子さまも安心して学力を伸ばしていけますね。

潤徳女子高等学校の魅力を、学校説明会や体験入学で、ぜひ確かめてみてください!

 

★学校説明会・体験入学スケジュール
学校説明会(予約不要) 11月3日(月・祝)、11月13日(木)、11月22日(土)
体験入学(要予約) 中3対象 11月3日(月・祝)、中2対象 12月21日(日)

 

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