eduスタッフ訪問記

インターエデュ・ドットコムスタッフが学校、塾などに訪問した際の様子をお届けします。

【横須賀学院中学高等学校】日本にいながら海外留学!? 日常で英語が飛び交う街・横須賀だからできる英語教育

今年5月、横須賀・三浦地区で「横須賀・三浦地区 私立中学フェスタ」が行われました。このイベントの様子はeduスタッフ訪問記でもレポートしましたが、実は記事へのアクセス数が多く、横須賀・三浦地区への注目が高まっています

そこで、今回は横須賀の名所、戦艦「三笠」を展示する三笠公園のすぐ隣に位置する横須賀学院中学高等学校にうかがいました。

 

横須賀学院チャペル棟

 

横須賀学院中学高等学校は、中高一貫教育を行うミッションスクール。2010年に竣工したチャペル棟は、今年、第5回「国際海の手文化都市よこすか景観賞」を受賞し、三笠公園へ続くプロムナードのシンボル的存在になっています。

 

和やかな雰囲気の街並み
 

景観にもこだわった街づくりをしている横須賀市。近年、人口流出が激しい地域ですが、横須賀学院中学高等学校のある横須賀中央は再開発が進み、住人からは住みやすいという声が上がっているそうです。そして、他の地域にない魅力が米軍基地の存在だと横須賀学院中学高等学校の中学校副校長先生が語ってくださいました。

「米軍基地関係者が基地の外にも住んでいるので、街では英語が普段から飛び交っています。米軍基地で働いている保護者もいらっしゃるので、基地の方に英語を習っている生徒も数名います。自然と英語を学べる環境にある街であることは間違いないですね。」

そして、街の特徴を活かした教育をしようと始めたのが、幼稚園と小学校を持つ葉山インターナショナルスクールとの連携とのこと。

 

葉山インターナショナルスクールとの連携

 

葉山インターナショナルスクールの幼稚園は、約200人の園児のうち、半分は米軍基地関係者のネイティブのお子さまなので、授業も日本語が話せないネイティブの先生によって英語のみで行われているそうです。

そこで、スプリングスクールとサマースクールで体験入学をされる、まだ英語が分からない日本人のお子さまをサポートするため、横須賀学院中学高等学校の生徒たちが通訳のボランティアを始めました。葉山インターナショナルスクールからの評価も高く、年々ボランティアに参加する生徒も増えているそうです。

 

ボランティアの様子1

 

英語で意思疎通をするので、生徒にとっては英語をしゃべるまたとないチャンスですよね。ボランティアを終えた生徒からは、映画を吹き替えではなく英語で英語字幕にして観るようになった、米軍の方に英会話を習うようになったという感想が届き、生徒も英語への意識が高くなっています。」と副校長先生。

 

ボランティアの様子2

 

取材に訪れた日も、街中で地元の人と思われるアメリカ人の方々を何人も見かけ、英語がとても身近にある街という印象を受けました

葉山インターナショナルスクールとの連携を、今後も強めていきたいとお話しされた副校長先生。土地柄を活かした横須賀学院中学高等学校の英語教育は、要注目ですね。

 

次回は横須賀学院中学高等学校が目指す“運用できる英語力”について紹介します。中学生、高校生でこんなことまでできるようになるの!? とびっくりした教育です。併せて、合格できるヒントも取材してきましたので、ご期待ください!

横須賀学院中学高等学校の後編は、12月上旬公開予定です。

 

 

★横須賀学院中学高等学校 2015年度入試 学校説明会(予約不要)

第6回 12月13日(土)  10:30~12:00
※ハンドベル・クワイアの演奏を聴くことができます。
※宗教教育についてご説明いたします。

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