【帝京大学小学校】教育界も注目!“日本一の学校”を目指す最先端の授業
子どもの目線に立って、子どもの好奇心を刺激し、興味を引き出す仕掛けがいっぱいの、帝京大学小学校の校舎。前回は、そんな校舎の魅力を、エデュならではの視点で取材をしました。
そうした“日本一の校舎”を持つ帝京大学小学校は、教育内容においても、“日本一の学校”を目指すため、さまざまな取り組みを行っています。
今回は、その取り組みが分かる注目の場所を、星野昌治校長に案内していただきました。
■多くの学校の先生が最先端の授業を研究するために集まる
私立の学校の場合、先生の移動がないというメリットがありますよね。そのメリットを活かして、帝京大学小学校では先生の成長や指導力の向上にも力を入れているそうです。
それがよく分かる場所が、校内の一角にある「授業研究センター」。その名の通り、先生方が最先端の授業を研究するための施設で、校舎を建てていた時から、授業の研究に力を入れようとしていたことが分かります。授業研究センターは、帝京大学や帝京大学大学院の授業研究にも、活用されているそうです。
このセンターには、学校の内外を問わず、授業の研究のために多くの先生方が集まるとのこと。なんと、大学院の先生とも共同研究を行っているそうです。まさに、教育の最先端の場所!
このような環境があるため、帝京大学小学校の先生は授業の研究にも熱心で、生徒が帰った後にはよい授業をするための研究会を開いていると、星野先生が話してくださいました。
また、帝京大学小学校の各教室は廊下側に壁がないので、先生同士がお互いの授業風景を見て勉強できるのも、よい刺激になっているそうです。
子どもたちだけでなく、先生方にとっても指導力を高める校舎のつくりだったのですね。
■電子黒板にタブレット端末……最先端の設備を使いこなす授業
そして、今回案内していただいた中で、「帝京大学小学校の先生方はすごい!」と思ったところは、電子黒板を使いこなしている点です。
帝京大学小学校では、すべての教室に電子黒板を配置し、子どもたちもタブレット端末を使って学習をしています。
その授業はというと…
算数の授業では、子どもたちがタブレット端末に式や図を書き、解いていきます。その様子は、先生用のモニタに映し出されるので、先生はどのように子どもたちが解いているのか把握することができます。
さらに、タブレット端末に書かれたことは電子黒板にも反映できるため、先生は子どもたちの解法を事例に解説!
効率よく、分かりやすくといった先生方の工夫が伝わる授業で、先生方の授業に対する熱意や日々の研究成果を感じました。
■2015年4月にアフタースクール「帝翔塾」が開講!
さらに、帝京大学小学校は、今年2015年の4月から、アフタースクール「帝翔塾」を開講するとのこと。「学童保育」と地域の方々が先生となり学習や交流体験、スポーツ、文化活動などを行う「放課後子ども教室」がひとつになった取り組みで、これから力を入れていくそうです。
教育に熱心な先生方が揃い、使う施設や教材だけでなく、中身まで最先端の授業を受けられる帝京大学小学校。今春からは、新たにアフタースクールも始まるということで、“日本一の学校”を目指す帝京大学小学校の取り組みは、ますます注目ですね。
★帝京大学小学校 学校説明会・オープンスクール
今年度の学校説明会・オープンスクールは、全て終了していますが、学校見学は、随時受け付けています。どんどん申し込んでください。
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