カテゴリー: サレジアン国際学園小学校

  • 世界で活躍する生徒を育てる インターナショナルクラスでの学び

    サレジアン国際学園小学校

    掲載日:

    世界で活躍する生徒を育てる インターナショナルクラスでの学び

    inter-edu’s eye

    星美学園小学校は2026年4月にサレジアン国際学園小学校(以下、サレジアン国際小)に校名を変更。さらに、国際的な視野を育む「インターナショナルクラス」を新設します。今回は、5月に開催された「第2回学校説明会・授業体験会」の様子とともに、大橋清貫学園長やインターナショナルクラス設置準備室のライナード・カレブ先生へのインタビューをお届けします。

    AI時代を生き抜く力を育む 新たな国際教育


    大橋清貫学園長

    三田国際科学学園、サレジアン国際学園中学校高等学校、サレジアン国際学園世田谷中学校高等学校 3つの学園長を兼務する

    サレジアン国際小に新設されるインターナショナルクラスは、小中高12年間にわたる国際教育を実現し、 これからのAI時代を生き抜くための思考力や世界市民力を育てます。
    学校説明会は400名以上の保護者が参加し、途中で席を追加するほどの盛況ぶりでした。満員の会場から、インターナショナルクラスへの大きな期待が伝わります。このような説明会では珍しく、会場の入口にはコーヒーやチョコレートが用意されており、「リラックスして聞いてほしい」という学校の心配りを感じました。

    説明会入口にてコーヒーとチョコレートを配布

    インターナショナルクラス新設の目的や、カリキュラムの詳細について紹介した過去記事はこちら

    小学校からの国際教育が可能性を広げる

    サレジアン国際小では、「教わる」から「考える」へ。
    ただ知識を覚えるだけではこれからの時代に通用しません。6年間を通じて、自ら考え、行動し、他者と共創できる力を育てます。そんな新しい学びのかたちについて、大橋清貫学園長にうかがいました。

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    教室パース図

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    教室パース図

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    教室パース図

    小学校の段階から国際教育を強化する理由を教えてください。

    大橋学園長

    大橋学園長

    現在5歳~6歳の子どもたちが四年制大学を卒業して社会に出るのは、16年後の2042年です。サレジアン国際学園は、「誰も経験したことがない時代に活躍するためのスペックとは何なのか」を考え抜き、それを教育活動の根幹に据えています。

    テクノロジーの進化とともに世界や日本の状況が大きく変わる中、2042年の時代に学歴の高さだけで活躍の場が与えられる保証はありません。そのため、小中高の12年間を大学受験のために過ごすのではなく、社会に出て活躍する力を身に付けることが大切です。

    本校が取り組んできた中高の国際教育において、6年間で大きく成長していく生徒の姿を数え切れないほど目にしてきました。小学校からの12年間を通して国際教育を実践することで、生徒の可能性はさらに広がると考えています。

    400名を超える方が参加した説明会

    AIが台頭する時代には、どのような力が必要ですか。

    大橋学園長

    大橋学園長

    考える力を徹底的に身に付けることで、多くのことが解決するでしょう。
    人類以外の知性が存在する時代で、どのように自分のポジションを掴み取るのか。「学校で習っていないからできません」「やったことがないからできません」という言い訳は通用しません。本校の生徒には「僕はできます」「私にやらせてください」と言える自信や経験を育んでほしいという思いで、国際教育を進めてまいります。

    インターナショナルクラスのビジョンを教えてください。

    大橋学園長

    大橋学園長

    小学校の6年間で、クリティカルな考え方や、自分ならではの物を生み出すクリエイティブな力を育みます。その中で、知識や学力が自然に身に付くようなコースを展開していく方針です。
    探究的な活動や日々の英語環境での生活を通して、「英語を学ぶ」から「英語で考える」へと自然にシフトできるよう支えていきます。
    ほぼ全ての教科の授業を英語で実施することにより、日常的に英語に触れられる環境が整ったサレジアン国際小で、生徒たちには本物の学びを手にしてほしいと願っています。また、日本の指導要領に則り、小学校卒業資格が得られる一条校インターでもありますのでご安心して通っていただけるかと思います。

    インターナショナルコースのビジョンを説明する大橋学園長

    授業体験会から見る学びの魅力

    授業体験会に参加した140名の子どもたち。6クラスに分かれ、ネイティブ教員・日本人教員とともに、英語の歌や星座づくり、物語を楽しみました。教員や周りの子と英語でコミュニケーションを取り、目を輝かせながら授業を受ける姿が印象的でした。
    授業体験会についてライナード・カレブ先生にお話をうかがいました。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    インターナショナルクラス設置準備室

    授業体験会の意図を教えてください。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    インターナショナルクラスの授業の雰囲気を体感し、入学後に楽しく学べるかどうかを確かめる場にしていただきたいという意図があります。

    授業体験会の内容は、どのように考えましたか。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    子どもたちの創造性や共創力、考える力を育めるような内容を、インターナショナルクラス設置準備室で考えました。
    星座づくりを実施した背景には、彼らが短時間で創造性を発揮し、多方面に興味を持つきっかけになればという思いがあります。インターナショナルクラスの授業体験として、GrapeSEEDの歌も取り入れました。

    体験授業の様子

    英語ゼロベースの児童は参加していましたか。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    数名ですが、参加していました。希望する受験区分のアンケートを見ると、85%ほどの児童が現段階で英語環境に身を置いているようです。

    ネイティブ教員と日本人教員の役割分担や連携で、意識したことを教えてください。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    ネイティブ教員は授業の進行、日本人教員は子どもたちが理解して楽しめているかを確認し、必要に応じてフォローをしていました。

    授業体験会の感想や、意識したことを教えてください。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    子どもたちと一緒に、私自身も楽しめました。
    意識したことは、簡単な単語やボディーランゲージを使った、分かりやすい説明と声かけです。自分が子どもの頃に、星の絵を見ながら「これはスターだよ」と教わったように、目で見て言葉を覚えられる授業を展開しました。

    工作中も先生方は子ども一人ひとりへ声かけをしてまわっていました

    光を当てるとオリジナルの星座が映し出されます

    子どもたちはどのような様子でしたか。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    リアクションや発言が素直で、目の前のことに対して楽しみながら集中している様子でした。積極的に英語でコミュニケーションを取る姿勢が印象に残っています。

    9月の説明会・入試体験会の見どころ

    9月13日(土)には、第3回学校説明会・入試体験会(入試体験会は年長児のみ)を実施予定です。詳細についてうかがいました。

    当日の流れと、入試体験会の内容を教えてください。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    受付後、保護者は学校説明会の会場に、児童は入試体験会場にそれぞれ移動します。説明会終了後に、児童がいる教室に保護者がお迎えに行く流れです。
    入試体験会では、ペーパー試験を数問ほど実際に解くという体験ができます。

    入試体験会のメリットを教えてください。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    まず、入学試験の会場となる小学校で実施するため、会場に慣れることができます。そして新設クラスで過去問がない中、入試作問者が作成したサンプル問題を体験できることも、メリットの一つです。
    また国際生・帰国生は、英語で試験を行います。模擬試験ではなかなか体験できない、英語での入試体験ができることも、児童にとってプラスになると考えております。

    参加される保護者や児童に、期待してほしいことはありますか。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    新設クラスのため、試験の準備などに対してご不安があるかと思います。9月時点で公表可能な内容については、しっかりとご説明させていただきます。
    少しでも安心して入学試験を受けていただけるよう、入試体験の機会もご用意しておりますので、本校の受験をお考えの方はぜひご参加ください。

    インターナショナルクラスの制服が決定(夏服制作中)
    サレジアン国際学園小学校インターナショナルクラス × ID UNITED ARROWS
    ※デザイン案であるため、変更が生じる可能性があります

    編集後記

    インターナショナルクラスのカリキュラムにある内容を含めた授業体験会で、子どもたちは入学後をイメージできたのではないでしょうか。
    ついに制服デザインも決定し、2026年4月からのインターナショナルクラス開始に向けた準備が着実に進められています。新たな学びのなかで、多様な価値観に触れながら成長した生徒たちが、社会に出て活躍する姿が今から楽しみです。
    校名と国際教育が新しくなるサレジアン国際小。9月の説明会・入試体験会が申し込みを開始されております。入試作問者が作成したサンプル問題を、試験会場で体験できる貴重な機会なので、ぜひ参加してみてください。

    学校イベント

    第3回学校説明会・入試体験会

    9月13日(土)
    星美クラス 9:00~9:50
    インターナショナルクラス 10:20〜11:10

  • 2026年度 サレジアン国際小学校へ!思考力を育てるインターナショナルクラスも新設

    サレジアン国際学園小学校

    掲載日:

    2026年度サレジアン国際学園小学校へ! 思考力を育てるインターナショナルクラスも新設

    inter-edu’s eye

    星美学園小学校は、2026年4月にサレジアン国際学園小学校(以下、サレジアン国際小)に校名を変更します。それと同時に「インターナショナルクラス」を新設。小中高12年間にわたる国際教育が実現します。カリキュラムなどの調整が進む中、インターナショナルクラス設置準備室の久保敦先生と、ライナード・カレブ先生にお話をうかがいました。

    「世界市民力」が育つインターナショナルクラス

    久保敦先生

    久保敦先生

    インターナショナルクラス設置準備室

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    インターナショナルクラス設置準備室

    サレジアン国際小のインターナショナルクラスは、思考力を鍛える授業で、21世紀に活躍するための「世界市民力」が身につけられます。どのような時代が来たとしても、自分の能力やオリジナリティーを発揮し、円滑なコミュニケーションで多様化する世界を生き抜く人材を育てるカリキュラムです。さらに、グローバル社会で重要な英語力を伸ばすために、国語以外の授業は全て英語で進められる予定です。

    多様な生徒が学ぶサレジアン国際小

    小中高一貫の国際教育が生徒の力を伸ばす

    インターナショナルクラス新設の目的を教えてください。

    久保敦先生

    久保敦先生

    すでに中高で取り入れているインターナショナルクラスを、小学校にも展開するためです。中高の生徒から高い評価を得ている国際教育を、小中高の12年間で一貫して行うことで、生徒の力はより伸びるだろうと確信しています。

    グローバルに求められる人材を育てるためには、好奇心や探究心が強く、スポンジのように学びを吸収できる小学生のうちに「考える」という体験を通じて、さまざまなことに関心を持つことが最良だと考えています。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    親が日本以外の国籍を持つ子や、多言語を話せる子が、安心して通えるような学校を作りたいという思いもあります。語学力だけではなく、社会のさまざまな問題の解決方法を創造する力と、それを周りの人に伝えて実現する力を並行して育てていきたいです。

    なぜインターナショナルクラスを作れるのでしょう

    久保敦先生

    久保敦先生

    インターナショナルクラスを作るためには、先生方に多様な教育を受け入れるマインドがあることが大切です。

    中高にはインターナショナルクラスのスタッフとして、さまざまな国の先生が24人います。そのような環境で、英語科ではない日本人の先生も自然に英語を学び、グローバルなマインドが形成されているため、インターナショナルクラスをスタートさせるには良い環境が整っています。

    小中高のキャンパスが同じ敷地内にあり連携が取りやすいことや、中高でのインターナショナルクラスの成功事例やノウハウがあることも、インターナショナルクラスを作れる理由の一つです。

    インターナショナルクラスに期待できる効果を教えてください。

    久保敦先生

    久保敦先生

    インターナショナルクラスで多様な文化に触れることで、日本人だけでは思いつかないようなアイデアが創造されると思います。さらに言語や異文化交流へのハードルが低くなり、良質な環境にアクセスしやすくなるでしょう。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    小学校を卒業した時点で、自ら問いを立てられるようになります。
    仮説と実験を経て求める答えに辿り着く力や、自分のアイデアを表現し人々に理解してもらう力、自分の強みを活かしたコミュニケーション力も育ちます。

    生徒の興味や関心を引き起こす学習サイクル

    インターナショナルクラスでは、どのような授業を行う予定でしょうか?

    久保敦先生

    久保敦先生

    授業は生徒の発達段階に合わせて進めていきます。小学1年生〜4年生の授業で重視することは「Why」と「How」です。教科横断的な学びで「なぜそう思うのか」「どうやったらそれを解決できるのか」と、分かりやすく具体的に問うことで、考える力を育てていきます。

    5年生〜6年生は抽象的な概念の理解や、頭の中での思考ができる年齢なので、中高で行っているPBL型授業を取り入れます。PBL型授業とは、正解がない問いや正解が複数ある問いに対して、ロジカルに意見を組み立てながら解を探す授業です。さらにグループ内での発表やディスカッションを通してクラスメイトの意見を聞き、新たなアイデアを吸収していくことで、自分に足りない部分や伸ばしていきたい部分を見つけられます。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    海外の雰囲気を日常的に感じてもらうために、教室で使う家具は海外から輸入しています。さらに、海外の教育現場を参考に「Collaborative Work Space」を作りました。本を読むときや先生から話があるときに集まるスペースにはラグマットを敷き、グループや個人でワークを進めるスペースもあります。

    Collaborative Work Spaceのイメージ図

    インターナショナルクラスのカリキュラム内容について教えてください。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    インターナショナルクラスでは、2つのカリキュラムを採用します。歌やストーリーでネイティブな英語話者を育成する「GrapeSEED」と、よりアカデミックな「Collaborative Classroom」です。
    母国での教育経験がある外国人教師の担任に加えて、担任サポートの日本人教師と、アシスタントティーチャーのような形で「GrapeSEED」を教える先生を配置します。

    久保敦先生

    久保敦先生

    学習のサイクルには、基礎知識のA列・応用力のB列・思考力のC列があり、インターナショナルクラスはC列を重視します。まず問いを投げて考えさせ、生徒の興味や関心を引き起こします。学習意欲が湧いた段階でA列の基礎を学ぶことで、授業への理解度が高まるという考えです。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    小学1年生からカリキュラムに入れている「iTime(アイタイム)」という総合的な学習の時間も、必ず問いから始めます。問題を解決するために必要な材料を集め、仲間と理想のゴールを決めるのがファーストステップです。次に計画を立てて実行し、うまくいかなかった部分を修正します。最後に発表する場を設け、結果を共有する流れです。C列から始めるサイクルで、思考力を育てていきます。
    算数の教科書も問いから始めるものを厳選しています。教科書の選定基準としては、全世界で高く評価されていて、文科省が定めるカリキュラムをカバーできるものです。

    久保敦先生

    久保敦先生

    文科省が定める学習内容に沿って授業を進める点は、インターナショナルスクールとの違いだといえます。本校のインターナショナルクラスでは国語も学びますし、もちろん日本の小学校の卒業資格も取得できます。そのまま本校の中学に進学すれば、高校の「DDP(Dual Diploma Program)」にもつながる学びを得られるでしょう。「DDP」は、日本とオーストラリアの高校卒業資格を同時に取得できるプログラムで、進学先の幅が国内外に広がります。

    今後の展望を教えてください。

    久保敦先生

    久保敦先生

    小中高のインターナショナルクラスの連携や交流を深めていきたいです。先輩が英語を使ってプレゼンする姿を見るのも良い機会だと思います。留学のような海外研修や、月一回の誕生日会も企画したいと考えています。学校が楽しいと思えるような、ワクワク感のあるイベントを取り入れていきたいです。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    本校には世界97ケ国の姉妹校があるため、そのネットワークを活かしていきたいです。中高のインターナショナルクラスでは姉妹校から留学生を受け入れているため、小学生のうちから先輩の留学生と交流できますし、小学校でも同じようなプログラムを作っていきたいです。

    保護者へのメッセージもお願いします。

    久保敦先生

    久保敦先生

    英語に興味を持ち、英語が中心となる環境で勉強したいと思う生徒に来てほしいです。必ずしも幼児教室に通う必要はなく、幼稚園や家庭での生活、家族と出かけた際の探究を充実させてほしいと思います。

    ライナード・カレブ先生

    ライナード・カレブ先生

    さまざまな背景や能力がある生徒、リーダーシップのある生徒に、ぜひ受験していきただきたいと思います。物事に対して「なぜ」「どうやったらできるの」と考えさせたり、家庭内で英語を話したりと、クリエイティビティを重視していただきたいです。

    クリエイティビティを重視した授業を展開

    探究授業も充実

    編集後記

    サレジアン国際小には、良質な国際教育を行うための環境と先生が揃っています。英語力と思考力を育てるサレジアン国際小のインターナショナルクラスを、まずは学校説明会でぜひ体感してください。

    学校イベント

    第2回学校説明会・授業体験会

    5月31日(土) 10:10〜11:00

    第3回学校説明会・入試体験会

    9月13日(土) 10:10〜11:00