教育方針・沿革

HACHIOJI TONE

HACHIOJI TONE

スクールミッション

人格を尊重しよう 平和を心につちかおう

前者は18世紀ドイツの哲学者カントの「人格の尊厳」を、後者は「ユネスコ憲章」の前文をそれぞれ基礎としています。
そこには敗戦直後における恒久平和を希求する世界的潮流の中で、自律の力を持った個人を重んじ、政府の行為によって再び戦争の惨禍を招くことが無いようにとの願いが込められています。
その後時代は流れ、戦争が無ければ平和であるという「消極的平和」から、偏見や差別の撤廃、格差の解消や環境破壊の阻止を目指す「積極的平和」が注目されるようになりました。
本校は、個人の価値を大切にし、誰もが安心して生活できる平和な社会の実現を目指して不断の努力ができる若者を育てるために、日々の教育に邁進していきます。

教育理念

スクールポリシー

⑴グラデュエーション・ポリシー -育成を目指す資質・能力に関する方針-
①個人の価値を尊び、多様性を尊重する人間を育成する
②自己の可能性を信じ、向上心を忘れない人間を育成する
③広い視野に立って物事を考え、人類の平和の実現に貢献できる人間を育成する
④豊かなコミュニケーション能力を持ち、協調性、公共性に富んだ人間を育成する

⑵カリキュラム・ポリシー -教育課程の編成及び実施に関する方針-
①大学進学後の専門的な学びを見据え、基礎から発展に至る知識を幅広く学習する
②専門科目や課題研究、主権者学習を推進し、問題解決に取り組む姿勢を身に付ける
③教科の学習、特別活動、留学、研修等を通じて異文化に触れ、国際理解を深める
④読書体験や芸術鑑賞等を通じて、豊かな感性や探究心を育む

⑶アドミッション・ポリシー -入学者の受け入れに関する方針-
①物事の本質や基礎を大切にする人
②多くの人との出会いを楽しみたい人
③自分の可能性を信じ、努力と挑戦を惜しまない人

教育理念

沿革

八王子の歴史に根ざす

沿革

八王子の歴史は古く、原始・古代より人々の生活の場でした。
蚕を育てる養蚕は、室町時代に盛んとなり、江戸時代には、八王子は、「桑都(そうと)」と称されるほど、
養蚕や絹織物工業が栄えました。こうした歴史と伝統に根ざしつつ、
現在は約11万人の学生が学ぶ全国有数の学園都市八王子で、地域の文化や産業に貢献できることを目指しています。

昭和3年 [1928年] 市川英作先生と八王子市内の有志により「多摩勤労中学」を設立
昭和10年[1935年] 「八王子中学校」と改称、上級学校への進学者が増える
昭和22年[1947年] 男女共学制実施 / PTA発足
昭和23年[1948年] 学制改革により「八王子高等学校」発足
昭和30年[1955年] 生徒会発足
昭和33年[1958年] 創立30周年記念式典
昭和43年[1968年] 創立40周年記念式典
昭和53年[1978年] 創立50周年記念式典
昭和63年[1988年] 創立60周年記念式典 / 地上6階、地下3階の総合体育館完成
平成元年[1989年] 第1回ホームステイ実施
平成4年 [1992年] 制服改定 / 理科総合実験室完成
平成5年 [1993年] 普通コース・英語コース・理数コースの3コース制採用 / 全館冷暖房設備完成
平成8年 [1996年] 芸術コースを加えた4コース制採用
平成10年[1998年] 創立70周年記念式典
平成12年[2000年] 新校舎第1期第1次工事 / 9階建て新校舎完成
平成13年[2001年] 新校舎第1期第2次工事完成 / 文理特進コース新設
平成15年[2003年] 制服改定
平成16年[2004年] 新校舎第2期工事完成
平成18年[2006年] 文理進学コース新設(5コース制を採用)
平成19年[2007年] 文理3コース制採用
平成20年[2008年] 創立80周年記念式典 / 新校舎完成
平成24年[2012年] 八王子学園 八王子中学校 開校 / 「八王子高等学校」は「八王子学園 八王子高等学校」と改称
平成26年[2014年] 高校3コース3クラス3類系制採用
平成28年[2016年] 中学「東大・医進クラス」新

校章

校章

本校の校章は桑(くわ)の葉です。八王子には石器時代から集落がありました。平安時代には朝廷の牧(まき)が置かれ、馬が飼育されていましたが、小野氏・横山氏の領地となり、室町時代に北条氏の支配地となった頃から養蚕が盛んになりました。その後、江戸時代には「桑都(そうと)」と呼ばれるほど、養蚕や絹織物業が栄えました。昭和30年頃までこれが続き、伝統的地場産業として続いて来ました。本校の校章はこの地の歴史のあゆみを示す桑の葉を徴したものです。特に中学の校章は昭和8年、学校名を「八王子中学」と改称した時に制定したものです。