この度は農林水産省の齋藤健大臣をお招きし、お話を伺いました。

現職の大臣からお話を伺うという貴重な機会に、全校から大変多くの生徒が集まり聴講いたしました。

齋藤大臣は東京大学卒業後、衆議院議員選挙に当選してから現在の大臣のお仕事に就かれますが、大変な苦労をされた経験をお持ちです。当日は、大きな逆境に向き合うために大切にされているお考えをお話いただきました。

「人との関係は、自分から切ってはいけないよ」
齋藤大臣はそう仰います。

大臣ご自身が、幼い頃よりお父様からそのように言い聞かせられ、教えを守り、これまでたくさんの方との出会いによって、さらなるご縁を広げる契機となったそうです。

「真心をもってお付き合いをすることは、何かを生み出す力を持つ」

大勢の生徒がこのお話に非常に共感しており、まずは今自分の身近にいる人を大切にしようと決意したと思います。
また、生徒からは「人生で本当に苦しい時、どう乗り越えたか」という質問がありました。
「本当に苦しい時は、人生で何度かある。でも、必ず時間が解決してくれる」

この助言は生徒にとっては目から鱗だったようです。
「苦しくてもじっと時を待ち、地道であってもただ目の前のひとりひとりを大切にし続けているうちに、結果が自ずとついてきた」

そう聞いた生徒たちは、講義後のアンケートでは非常に多くの者が「時間に任せることは逃げだと思っていたけれど、そうではないことを教えてもらった。失敗しても、落ち込んでもいいのだと知った。恐れず挑戦する勇気をもらった」と語っていました。
参加した生徒たちは非常に真剣にお話を受け止めており、人生において挑戦し続けることの助けとなる教えをいただいた講演でした。
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