iPclassの渡邉校長によるHRが始まりました!

2021年度より新設されたiPclassのカリキュラムに含まれているこのHRでは、前半が日経新聞を使った時事ニュースの講義、後半は論語をテキストとした講義となっています。DSC_0176.JPG

日経新聞から今回は、『福島第一原発の処理水、海洋放出を政府が決定』についての記事を取り上げ、生徒一人ひとりの考えを聞き出していました。「原発の必要性は?」「処理水海洋放出による影響は?」などと投げかけ、いろいろな意見が出る中で、校長が国会議員として経験してきたことなども踏まえて、立場や見方、様々な利害関係から1つの物事についても全く正反対の意見が出てくることもある、そんな時はいろんな立場に立ってみて物事を多面的に考えることも重要なんだということを、ディスカッションを通して生徒たちに伝えました。

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そして、論語からは、為政第二の四「子曰く、吾十有(ゆう)五にして学に志す。 三十にして立つ。 四十にして惑わず。 五十にして天命を知る。 六十にして耳順(したが)う。 七十にして心の欲する所に従へども矩(のり)を踰(こ)えず。」を用いて、学を志す(夢を持つ)時期や、学ぶ心意気や姿勢も含めて、生徒に分かりやすく話しました。
13歳で学問を志すiPclassの生徒たちは孔子よりもスゴイ!とエールを贈りました。

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iPclass全ての生徒が、講義の内容を忘れぬよう、一つ一つ丁寧に書き留める姿が印象的でした。

この校長HRにより、多面的・根本的で論理的な思考が出来るように鍛え、また論語という先人の知恵を使って人間としての人徳を養います。

今後定期的にHRでの学習をお伝えして参ります。

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