高校進学を控え、進路選択をしていく時期にある中学三年生に、「なんのために高校へ行くのか」をテーマに、理事長先生の経験を踏まえながらお話いただきました。

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理事長先生はまず、生徒達に「何故高校へ行くのか」と問いました。しかし、高校へ行く意味を明確に持っている生徒はほんの数人で、ほとんどの生徒が「周りの人がみんな行くから」という理由で進学を希望していました。

理事長先生は、「今、自分はなぜ高校へ進学し、高校生活の3年間をどう過ごしていくのか明確にしていかなければならない。」と強く生徒に伝え、生徒たちはその言葉に胸を打たれたようでした。

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続いて、理事長先生は夢7原則に沿って夢を叶えるために必要なことをお話くださいました。

夢には動機付けが大切で、理事長先生が過去に経験した「感動」が、どうしても叶えたい夢の原点になっていること、どうしても叶えたいという気持ちが、逃げたくなった時こそ負けない心の強さや、様々なチャンスを与えてくれることをお話になりました。
理事長先生からのお話の中でも、特に生徒たちの心に深く刺さったことは、「あきらめないことの大切さ」についてです。熱心に聞きながら、夢手帳にメモを取っていました。進路選択に迷っている今、彼らの背中を押してくださるようなお話でした。

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講座の最後には質疑応答の時間を取っていただき、生徒からの夢に関することや経営に関するものまで様々な質問を、一つ一つ丁寧に答えてくださいました。

この講座を通して、生徒たちは「何故高校へ行くのか」について、目的意識を持つことができたことと思います。目の前のことから逃げずに、夢や目標に向かって努力し続けられるような、高校生になってほしいと感じました。

最後に生徒の感想を簡単に紹介します。

・今までなんとなく高校に行こうと思っていたがしっかり高校に行く理由を見つけようと思った
・高校にただ周りが行くから行くのではなく高校3年間で何を目標にするのかを決めたい。
・私はみんなを笑顔にできるような看護師になるために高校に通おうと思っていました。 しかし、もう少し具体的にどんな看護師になりたいのかを今学期中に決め、高校ではどんなことをすればいいかなど自分に必要なことをしっかりと決めようと思いました。
・何かをやめる時に逃げる気持ちを持ったら失敗するという話が一番印象に残りました。 これからなにかあるたびに気をつけたいと思いました。

中学の最後を締めくくりつつ、春から始まる高校生活にワクワクする3学期を送ってもらえるよう期待します。

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