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教育理念・スクールミッション

教育目標

本校の教育は広く教養を深め、美術を中心にして感性を磨き、
世界へのまなざしを向けた文化の担い手として、創造性豊かな人間の育成を目指す。
一貫教育によるゆとりある時間と大学附属ならではの良好な環境の中でこの目標を達成する。

智の美

感性を支える知性「勉学」を大切にします。自分で判断し、一人で生きていくための智恵や理性につながり、芸術や仕事に向かう情熱に対して冷静に方向性を与えるものです。しかし単に知識のためにあるのではなく「心の美」に結びつく「思う・考える・感じる」経験をたくさん持つためにこそ生かされる力です。その経験が創作活動や仕事での支えとなります。

芸(わざ)の美

さまざまな自己表現の手段を模索し、自己実現の場を見つけるための糧を得ることです。大切なのはまず行動すること。「鍛える経験」、「表現しようとする経験」は、厳しさをともなう一方で自分を動かす力になります。そこから湧き出る「こうありたい」という強い想いは、実技力を自らの力で向上させ「自分が生かされる場」が見えてきます。こうした取り組みの姿を「芸の美」と表現します。

心の美

美術を通して自分と向き合う。その上で自他の区別がつき、他者を尊重し、互いに支え合う心が育ちます。心にあるものをどう表現するか、ということは尽きない課題です。逃げずに自分の想うものを主体的に「求める」心の姿、何でも自分から取り組む心、他を認め、さまざまなものに目を向ける心の姿を「心の美」と表現しています。

スクールミッション

女子美術大学付属高等学校・中学校のスクールミッションは、「三つの美」を育み、身につけ、「我が国の文化に貢献する有能な女性を育成する」ことにあります。これは創立以来、変わることなく実践されてきた女子美の教育理念です。
この教育理念実現に向けた本校独自のスクールミッションに基いて、「アドミッションポリシー」「カリキュラムポリシー」「グラデュエーションポリシー」が明確に体系化されています。
以下よりご確認ください。

アドミッションポリシー(求める生徒像)

女子美は、美術教育を基幹とする特色ある学校です。女子美生の一員となるために、次のような生徒を募集いたします。

カリキュラムポリシー(教育の方針)

女子美は、美術教育を基幹としながら、全ての教科、リベラルアーツを大事にしたカリキュラムのもと、「知性」と「感性」を伸ばす教育を実践します。
さらに、独創的なアイデアと創造力を活かしてグローバルな舞台で活躍する力を育成するために、オリジナルの英語授業を展開しています。

グラデュエーションポリシー(身につける力)

女子美では、豊かな学校生活の中でさまざまな学びを通し、深く考え、自ら問題を解決する能力を身につけます。また、専門的な美術教育を通して、確かな技術力を身につけ、将来の夢を実現します。

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