女子聖学院では毎年3月が近づくと、東日本大震災の日を覚え礼拝を行っています。
今年の3月11日を迎えると、あの大震災から9年が経ちます。
穏やかな日常の中で忘れてしまいそうになる震災と言う事実を風化させないために、皆が心を一つにし祈りを捧げました。

礼拝では、昨年釜石でボランティア活動を行った高Ⅱの生徒が、津波を体験した小学生の作文を読みました。小学生が綴った作文には、紛れもない事実が鮮明に記されており、実際に体験しないとわからない恐怖が伝わってきます。私たちはこの事実から目を背けず、あの日の事実を忘れないよう、そしてまだ苦しみの中にいる人を思い祈りました。

日本では、昨夏も大雨や台風で大きな災害が起こり被災された方がたくさんいらっしゃいました。
私たち一人ひとりの力は小さいけれど、一歩行動を起こす勇気が持てるよう私たちはこれからも祈り続けます。

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キャンドルに火を灯します 高Ⅱ生徒による作文の朗読
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作文はリレー形式で読み継がれます 生徒による祈祷
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2月12日は中学、15日は高校礼拝を行いました 全員で心を一つにします

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