Nov_05_2016
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本日は入試説明会の後、全国高校サッカー山梨県大会の応援に向けて、全校生徒が甲府市にある小瀬スポーツ公園の中銀スタジアムへ足を運びました。

日大明誠高校の全校応援は6年振りということもあり、試合前から大変な盛り上がりを見せていました。昨日の放課後、生徒が集まってサッカーの応援練習をした甲斐もあり、本日は大声援でものすごい雰囲気でした。本日はバスでの生徒引率からご協力を頂きました本校の元教員手塚先生が、試合の詳細について熱く解説をして下さいましたので、ご紹介します。

第95回全国高校サッカー選手権大会山梨県大会 準決勝第2試合
日大明誠 1 0 前半 1 2 山梨学院
1 後半 1
手塚秀昭のホイッスル

第95回全国高校サッカー山梨県大会準決勝戦;
山梨学院の前に無念の涙!!
終了間際に失点、決勝進出ならず

15日に開幕した第95回全国高校サッカー山梨県大会の準決勝戦.は、5日甲府市の山梨中銀スタジアムで2試合が行われ決勝進出の2チームが決定した。本校は第2シード山梨学院高校と対戦し終了間際に決勝点を決められ惜しくも全国大会への道は閉ざされた。

ピッチは、3日にこのスタジアムでJリーグのヴァンフォーレ甲府が敗れはしたものの見事残留を決めたそのJリーグのホームスタジアムの中でもベスト5に入る最高のコンデションであった。学校から試合会場までの距離が遠く、全校応援体制はこの準決勝から実施する学校規約に合わせて、一般生徒・部員・保護者・卒業生・関係者を含めた約1500人の大声援を背に山梨学院(以下山学)のキックオフで始まった。

試合開始直後から山学は怒涛の攻めを見せ②野田のロングスローや⑧野澤のサイド突破、CK,FKなどで20分までに8回のチャンスをシュートミスや不正確なパス交換などでことごとく逃し続けた。本校も前線の⑨谷口にボールを預けそのキープ力から何とか劣勢を打開しようとするが山学選手の体の寄せの速さや数的優位のディフェンスに自陣で戦うのみの展開となった。試合が動いたのは23分、ゴール前で細かいパス交換から山学の⑩相田のシュートがGKをかすめ明誠は先取点を挙げられた。その後も山学の攻勢は続くが明誠も徐々にではあるがFK等でゴール前にボールを運ぶ。しかし、得点には至らなかった。

明誠は後半最初から⑱桑原を投入し状況の打開を図る。前の試合で勝利に貢献した⑥庄司⑧関根の中盤が山学のプレスに負け試合を作れなかった。山学は前半と同じように本校自陣でのプレーを続け、エースストライカーの⑲加藤を投入して追加点を奪いにきた。前評判通りの卓越した個人技を前面に出したプレーで本校ゴールを襲うが、GK①髙橋や⑤DF井上を中心とした各選手が体を張り追加点は許さなかった。2名の交代選手を送り、山学の攻勢に耐えた後、逆襲から何とかシュートまでの展開となってきた矢先の30分、山学DFの不用意なバックパスが前線に残っていた⑲森住に渡る。⑲森住のドリブルから⑩山口に絶妙なスルーパスが通り、山口が右足のインフロントを使ったループ気味のシュートを放つ。このシュートがゴール右隅に決まり歓喜の同点となった。この瞬間、劣勢な状況にも大声を出し応援を続けていた本校応援スタンドのボルテージは最高潮に達した。

ここからは技術的な部分より精神的な部分が試合を左右する時間帯に入る。ピンチの連続を集中力を切らさずに守り続けたが、延長戦に入る直前のアディショナルタイムに加藤のペナルティー外から強烈なシュートが右隅に決められた。このシュートは距離もあり本校DFも寄せていたが、膝から下の振りが速く今まで好守備を見せていた髙橋も防ぐことができなかった。高校生離れしたスーパーゴールであった。その後無情のタイムアップの笛が鳴り全国への道は次回に持ち越しとなった。

試合を振り返ってみて、戦前の下馬評では山学の優勢が言われていて、殆どが本校自陣での試合であった。しかしサッカーは優勢勝ちは存在しない。攻められ続けても一人一人が諦めず腐らず全力でボールを追えば勝機は必ずやってくる。この試合がそれを証明している。しかし負けは紛れもない事実である。“勝ちに不思議な勝ちがあり、負けに不思議な負けはなし”2年生以下後輩たちが、この言葉を胸にいつの日か今日の無念を晴らしてくれる日が必ずやってくることを期待して待ってもらいたい。又、グラウンドの隅々まで届かんばかりの大声援で応援した本校生徒の心に学校内では絶対できない経験が刻まれたことは教育上素晴らしいことでもある。その機会を作ってくれたサッカー部に感謝したい。そして、39名の3年生部員たちには“Good Looser(良き敗者)“の称号がまさに当てはまる。

元日大明誠高等学校教諭 手塚 秀昭

全校生徒はもちろん、日大明誠高校を応援するすべての人が、スティックバルーンを使って、精一杯応援しました。本日は惜しくも負けてしまったサッカー部ですが、この敗戦は全てのサッカー部員にとって、今後の人生にも影響を与えるくらい、かけがえのない思い出になったことと思います。これからも頑張れ、日大明誠サッカー部!

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