華麗な活躍の原点は武蔵野にあり 卒業生インタビュー

華麗な活躍の原点は武蔵野にあり 卒業生インタビュー

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前回の連載では、武蔵野中学高等学校(以下、武蔵野)を卒業し、充実した大学生活を送っている田澤さんにお話をお聞きしました。今回は、武蔵野の卒業生インタビュー・社会人編。電通クリエーティブフォースのプロデュース室部長として働く杉田澄名(すみな)さんに、お仕事のことや武蔵野での思い出などをうかがいました。

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商品広告から国際的なイベントまで支える仕事

社会の第一線で活躍されている杉田さん。どんな質問にも気さくに答えてくださいました。
社会の第一線で活躍されている杉田さん。どんな質問にも気さくに答えてくださいました。

インターエデュ(以下、エデュ):現在のお仕事についてお聞かせください。

杉田さん:電通の関連会社である電通クリエーティブフォースという会社に勤務しています。テレビCMやグラフィック広告、web広告を企画するチームの一員として、スケジュールや予算の管理、契約関係のチェックなどを担当しています。

エデュ:最近ではどのような案件に関わりましたか?

杉田さん:さまざまな企業の商品広告のほか、世界各国が参加する競技イベントにもプロモーションチームの一員として関わりました。

エデュ:お仕事をする上で大切にしていることはありますか?

杉田さん:私の役割は、チームの中ではどちらかというと裏方です。クリエーターたちが考えた面白い企画を、予算や納期を守りつつ実現し、ご満足いただける形でクライアントに届けることを何よりも大切にしています。

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人としての基本は武蔵野で身についた

エデュ:学生時代のことについてお聞きしたいと思います。武蔵野で過ごした6年間はいかがでしたか?

杉田さん:私のいたころは女子校だったのですが、規則や礼儀は厳しかったですね。しかし、ただ厳しいだけではなく先生がたの熱意がしっかり伝わってきましたし、遊ぶときには生徒と先生が一緒になって遊ぶなどメリハリがあり、本当に楽しい6年間でした。

エデュ:学生時代はどのようなことに力を入れていましたか?

杉田さん:英語の勉強です。武蔵野の英語の授業は本当に楽しかったです。当時もカナダ人のネイティブの先生がいらっしゃって、授業や日常会話でもまったく日本語を使わず、英語でコミュニケーションをとっていました。当然苦労することもありましたが、もっと通じるようになりたいという思いが強くなり、勉強に一層身が入りました。

エデュ:部活動には取り組んでいましたか?

杉田さん:中高6年間で放送部に所属していました。卒業式など学校行事の運営に関わったほか、コンクールにも出場しました。当時の部活仲間とは今でも一緒に旅行するほど仲がよく、武蔵野の一大イベントである体育祭や箱根合宿の思い出話で盛り上がります。

週末はフラッグフットボールというスポーツに取り組んでいる杉田さん。何と日本代表としてW杯に出場経験も!
週末はフラッグフットボールというスポーツに取り組んでいる杉田さん。何と日本代表としてW杯に出場経験も!

エデュ:在学中に印象に残った出来事はありますか?

杉田さん:高校一年生のときに第二外国語を学べる機会があり、私は中国語を学んでみようと思いました。しかしカリキュラムの都合上、中国語を選択することができず結局英語を学ぶことになり、残念に思ったことを当時の先生にお話ししました。すると、その先生が中国語の先生に直接かけあってくださり、週に一度個別で中国語の指導を受けられることになりました。生徒がたくさんいても、一人ひとりにきちんと向き合ってくださっているということが身にしみてわかりました。

エデュ:武蔵野で得たこと、学んだことで現在とつながっていることはありますか?

杉田さん:人として当たり前のことですが、あいさつをする、時間を守るなど人間としての基礎は武蔵野で養われました。
また、武蔵野の先生がたは、生徒を理解してその人にあったサポートを考えてくださいました。私も仕事では企画する人をサポートしていく立場なので、チームのメンバーが考えていることをきちんと理解した上で、企画の完成までの段取りを考えています。

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学校を挙げて生徒一人ひとりをサポート

エデュ:武蔵野はどんな生徒に向いている学校だと思いますか?

杉田さん:武蔵野は、生徒一人ひとりの夢や目標に対して学校全体でサポートしてくれる学校です。大きくても小さくても、夢や目標があれば、武蔵野で充実した学校生活を送ることができると思います。

エデュ:最後に、受験生に向けてメッセージをお願いいたします。

杉田さん:大人になってから振り返ってみて、中高の6年間というのは、自分が何をしたいのか、何に向いているのかを考える大事な時期だったと思います。中でも多くの時間を過ごす学校生活の影響は大きく、武蔵野ならば充実した環境で過ごすことができます。最近では特に英語の教育に力を入れ、海外の語学研修も充実していてうらやましいと思うくらいです。ぜひ武蔵野に来てたくさん成長してください。

久しぶりに母校を訪れ、変わらない場所を見つけて当時を懐かしみます。
久しぶりに母校を訪れ、変わらない場所を見つけて当時を懐かしみます。
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編集者から見たポイント

武蔵野での青春時代を振り返る杉田さんは本当に楽しそうで、ご紹介しきれないほどたくさんの魅力的なエピソードをお聞きしました。杉田さんが在籍していた当時の武蔵野は女子校でしたが、厳しくも温かい指導や先生と生徒の距離感が近いことなど、変わらない武蔵野の精神を感じ取ることができました。

動画提供:武蔵野中学高等学校

イベント日程

イベント名 日程 時間
第6回 学校説明会 12月15日(土) 10:30~12:00
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