普連土学園の教育がめざすもの

人間の尊さを知る

 自らも、学園で共に過ごす仲間も、さらに世界のどの人もかけがえのない価値-「神の種」を持った尊ぶべき存在であることを知り、共に生き、活動する心を育てます。
  • 毎朝の礼拝で、生徒、教員、卒業生、さらに国内外からのゲストスピーカーから、宗教的な話題に限らず、様々な経験、考えに基づくスピーチを聴き、 人は一人一人違っていても、それぞれに素晴らしい価値-「神の種」があることを知ります。
  • 毎週20分、沈黙の内に自分の心を見つめ、行動、言動を振り返り、何が正しいかを自ら静かに考える機会があります。
  • 奉仕活動(ボランティア)の教育も重視し、中一・視覚障害、中二聴覚障害と各学年でテーマに基づいて、点字、手話の練習、障害者の疑似体験、 施設ボランティア活動への参加等多角的なアプローチで、障害者への理解と共感を育みます。
礼拝

広く、深く学ぶ

 それぞれ生徒が持つ可能性を十全に開花するため、希望する進路に進めるよう全力でサポートします。生徒の将来の基盤となる幅広い教養の習得を目指します。
  • 校長も含め全教員が授業を担当し、「よりよい授業」を目指して常に研鑽を積んでいます。
  • 中学校では英語・数学で分割クラス・ティームティーチングを実施。生徒の学習状況を細かく把握し、指導します。高校ではセンター試験対策科目を含む様々な選択科目で個々の志望に適した学習が可能です。
  • 高校では、生徒の志望、入試傾向を踏まえ、入試に直結する多数の補習講座を開講しています。きめ細かいカリキュラムと補習講座で、校内で大学入試を突破できる学力を養成します。
  • 漢字や英語の語彙の体系的な習得に力を入れると共に、理科の実験も高い頻度で行い、文系、理系に偏らない、深く、広い教養を身につけることを目指しています。
  • 職場訪問、職業を持つ保護者の講演、卒業生の相談会を含んだ多角的なアプローチにより、着実に将来設計ができる進路プログラムを実施しています。
広く、深く学ぶ
広く、深く学ぶ

自ら考え、伝え、行動する

  • 礼拝でのスピーチ、進路プログラムの研究発表など、自ら考え、まとめた内容を口頭で発表する、また理科実験レポート、社会科論文など、調べた内容、考えたことを文章にする機会を数多く設け、「自ら考え、構成し、人に伝える」力を着実に養います。
  • 国語科とは別に「論文科」を設置し、生徒の発達に応じて「書く力」を養成するプログラムを設定しています。高3では個別に入試対策の論文指導が受けられます。
  • 英会話の授業では、英文日記の提出、iPadを使ってのグループでのスキット作成、制作などを含む、生徒が主体的に英語を使って考え、発信するカリキュラムにより、グローバル化する社会に対応する実践的な英語力を養成します。
  • 進路プログラムでは学年毎に「普連土学園について」「地域研究レポート」「社会研究論文」「学問分野研究」「自由研究論文」のテーマで研究、発表を行う、リサーチとプレゼンテーションを実践的に学ぶプログラムを設置しています。
  • 英語を話しながら食事をして留学生、外国人教員との親睦を図るイングリッシュランチ、毎年交替で来校するアメリカ、イギリスのクエーカー教育施設スタッフによるセミナーや会合での交流、世界各地から頻繁におとずれるお客様による礼拝など、校内での自然な国際交流の機会が数多く設けられています。