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Educational Content 教育内容

聖徳学園の教育とは

聖徳学園はSTEAMとグローバルを両輪として
生徒を未来に導く乗り物のようなもの

今の子どもたちにとって必要なのは、「正解のない問題」に対して臆することなくチャレンジする力です。
そこで本校では、彼らが実社会で経験するであろうトライ&エラーを実践するためのSTEAM教育を実施。

またアジアやアフリカも含めた世界の人々と共生していくため、ICT技術や英語力だけではないグローバルマインドを大切にしています。

この考えを具現化するため、今まで進めてきた
STEAM(情報)とグローバル(総合)のコラボレーションをより明確にし、
中学1年から高校2年で「STEAM」と「SDGs」という独自科目名を設定しました。
主に情報リテラシーやテクニカルな面をSTEAMで学び、現実社会の課題に具体的に取り組むことをSDGsで取り組み、解決策の提示にはSTEAMで習得したアプリやサービスを活用しています。

◇中学1年・・・STEAM1,SDGs1
◇中学2年・・・STEAM2,SDGs2
◇中学3年・・・STEAM3,SDGs3
◆高校1年・・・STEAM1,SDGs1    ※一貫生と高入生は別内容
◆高校2年・・・STEAM2,STEAM2 ※一貫生と高入生は別内容

Apple Distinguished School 認定

このたび当校は、STEAM教育やSDGsをテーマにした学習活動での取り組みが認められ、 2021年〜2024年の Apple Distinguished School に認定されました。

※Apple Distinguished School・・・学習、指導、学校教育の継続的なイノベーションを推進する学校としてApple社が認定

学校の特色

■STEAM教育とグローバル教育によって生徒と教員の創造性を高める学校です。

■創造性と多様性を尊重する管理職・常に先進的な学びに挑戦する教職員・未来を見据えた本校教育への理解が高いご家庭という環境により、生徒が社会と繋がりながら新しい学びにチャレンジすることができています。

■1to1環境により、校内SNSやクラウドの活用、授業サイトの構築等に取り組んでいます。

ビジョン

建学の精神である「和」を現代的に解釈した

「知識を繋げる」「人と繋がる」「世界を繋げる」ことを教育のビジョンとし、

学習活動の成果をICT活用により他学年や保護者にも共有しています。

  • 知識を繋げる:教科横断型の取り組みによって各教科で学んだことを組み合わせることで課題解決策をもたらす
  • 人と繋がる:学年を超えたプログラムや学外の協力者を授業に招くことで多様な背景を持つ方々と協働的な学びを体験する
  • 世界を繋げる:国内/国外、リアル/バーチャルな交流を行い、多様な世界の人々と繋がる経験をする

学習

<対面とオンラインのハイブリッド学習を確立>

オンライン授業や校内SNS・クラウドのドライブ・授業支援アプリ等を活用し、コロナ禍においても学習活動を中断することなく創造的な活動ができることを実証しました。

対面の授業再開後も状況に応じてオンライン授業を組み合わせるハイブリッド学習が

聖徳学園のスタイルとして確立しています。

<独自の新教科「STEAM」「SDGs」の設定>

2017年からの教育改革の成果として、2021年度から新教科であるSTEAM(情報)とSDGs(総合)を中学1年〜高校2年で実施。様々な教科の担当者が関わって授業を構築・運営しています。

  • STEAM教育の開発

∟系教科に特化せず、広く教科横断型の課題解決を中心とした学びを本校のSTEAM教育と位置付けて開発創造的なアウトプットを重視

∟AppleのツールやAppを用いて多彩な作品を生み出している

  • STEAM棟

∟STEAM教育の象徴として、ラーニングコモンズやスタジオを備えた新校舎で教科横断型の学びを支援

∟実験・製作・収録・プレゼンテーションが一つの校舎で完結可能に

  • SDGsをテーマとした学習活動の開発

∟SDGsをテーマとした課題を見出し、具体的な解決策を検討して実践する「SDGs」という授業を各学年で設定

∟大学や企業・JICA等の協力を得て社会と繋がる取り組み「国際協力プロジェクト」を実施(詳細

<Professional Learning(教員研修)>

定期的な研修の他にも放課後の質問会等も設定して教員の学びも丁寧にサポートし、

ICT活用〜データ分析による生徒・クラス把握までを実現しました。

Apple Teacherの取得率も95%以上を達成しています。

【アンケート実施】iPadを用いた学びの成果は?

全ての教科で年度毎に授業アンケートを実施しています。

2020年度はオンライン授業が年度当初から行われ、iPadを使ったオンラインの学びに関するアンケート調査を中学1年生・高校1年生を対象に実施しました。

  • 調査時期

∟授業が開始される前の4月→オンラインと対面の授業をそれぞれ経験した8月

  • 調査内容 ※5件法

∟生徒の意識がどのように変化したのか

∟創造的な学びがオンライン学習でも実践できたのか

  • 結果   ※5段階評価

∟協働的な学びが可能である: 3.89 → 4.23点

∟創造的な学びができた:   4.07 → 4.23点

∟表現力が向上した:     3.97 → 4.19点

→ICTを用いたオンラインの授業であってもいずれも高いスコアを示し、iPadを用いた学習活動に関してどの項目もスコアアップしました。

→授業アンケートは行なっている、ということはいれたいです。

ただ、2020年度に実施した、ということについては、アンケートをとった時期が少々、古いので、不要かも、と思います。でも、iPadを使った学びの成果については価値がある結果なので、何かいい表現方法があれば、入れたいと思います。

今後のプラン

<新教科「STEAM」「SDGs」の充実>

Appleのテクノロジーを使って問題解決を学ぶSTEAMと、現実世界の課題解決に取り組むSDGsの授業のコラボレーションを中高一貫全体に展開していきます。

<Shotoku Tech Academyの設立>

2021年6月からSwift Playgrounds、Learn Swift、アプリ開発等をテーマとするShotoku Tech Academyを開講しています。

<Fab Labの設置>

STEAM教育推進のため、3Dプリンタやレーザーカッター、高パフォーマンスなコンピュータを備えたFab Labの校内設置を計画しています。

学習成果の共有

建学の精神である「和」を現代的に解釈した「知識を繋げる」「人と繋がる」「世界を繋げる」という教育のビジョンを実現させるため、様々な取り組みを行なっています。

リアルな発表会や研究会はもちろん、生徒・教員全員が一人一台のiPadを持ち、保護者も含めて全員が校内限定SNSのアカウントを持っているメリットを最大限に活用。

オンライン上でも教育活動の成果を共有し、聖徳学園のビジョンへの理解を深めています。

聖徳映画祭

中学1年生は1年間のSTEAM授業の成果として、SDGsをテーマとしたコマ撮りのクレイアニメーション製作にチャレンジしています。

<内容>

  • SDGsについて各自が調べ、グループでのミニプレゼンテーションを繰り返しながら基本的な理解を深める
  • 1つのゴールを選び、それに基づいた内容の映画を構想
  • ストーリーテリングについては国語、クレイモデル作成は美術、BGMの作成は音楽と教科を横断しての協力プロジェクト
  • 年度末に現役の映画監督をお招きし、「聖徳映画祭」を開催
  • それぞれのグループが製作した映画を全体で鑑賞し、映画監督やゲストとの質疑応答
  • 最終的に最優秀作品が選ばれ、レッドカーペットの上でオスカー像が授与される

2019年度からはコロナ禍の影響でYouTube上での限定公開を用いて作品を共有しています。←不要

<関連記事>

  • 首都圏模試センタ― 2021.8.1

「多様性を認めながら、限界を決めずに創意工夫を重ねる学校生活」

  • 読売中学受験サポート 2021.7.20

「【特集】映画製作で学ぶ「考える力」と「思いやり」…聖徳学園」

地域貢献プロジェクト発表会

中学では、地元である武蔵野市の地域課題に取り組んでいます。

<内容>

  • フィールドワーク、実際に企業や公的機関に連絡を取ったりなど地域の現状について理解を深めていく
  • そこでの理解を元に、武蔵野市の課題を中学生なりに見出して設定
  • 課題を解決できる具体的で、尚且つ自分たちで実践可能な取り組みを検討
  • 考え出した取り組みは可能な限り行い、その結果や今後の方針も含めて最終の発表会でプレゼンテーションをする

この取り組みは、大学の先生や起業経験のある方など学外の様々な方々のアドバイスやご意見をいただくことのできる素晴らしい機会となっています。

今春の発表会は残念ながらオンラインでの実施となりましたが、代表グループはモニターの向こうにしっかりと語りかけることができたと思います。

国際協力プロジェクト発表会

高校2年生全クラス対象に「日本にいながら出来る国際協力」をテーマとした授業(SDGs)を行っています。

<内容>

  • STEAM(情報)とコラボレーションし、国や地域についてICTを活用して調査を行う
  • 調査をもとに現地の問題や課題を見つけ出す
  • 解決策について検討し、中間発表会でプレゼンテーションを行う
  • 大学や企業、JICAの方々のご協力を得て、ご意見やアドバイスをいただく
  • 中間発表でのアドバイスをもとにブラッシュアップをする
  • 最終発表会では学外の協力者だけでなく、中学も含めた他学年の生徒や保護者も参加し、ポスタープレゼンテーションや代表者によるグループプレゼンテーションが展開

中間発表までの段階では具体性に乏しかったり、その地域の実情に会っていなかったりするグループもありますが、中間発表で見つめ直し、検討し直すことによってブラッシュアップされて取り組みが大きく前進します。

この取り組みは、STEAM&Globalを推進する聖徳学園のビジョンを学園全体で共有する大事な機会となっています。

今春はコロナ禍によりオンラインでの開催となりましたが,配信によるプレゼンテーションの良さを活かし、より多くの生徒や保護者、学外の方にご覧いただくことができました。

<関連記事>

  • DIAMOND online 2021.8.2

GLOBALx STEAM(スティーム)で、世界の人たちと共に生きる力を身につける

グローバルデイ

国際協力ボランティアグループが中心となって企画するグローバルイベントの一つです。

<内容>

  • 教育機関や起業、団体にご協力をいただき、世界の様々な地域の様子や現地での活動等についてスピーカーにお話をいたく
  • 生徒は事前に自分の関心のあるスペースを申告し、プレゼンテーションやワークショップに参加

スピーカーは社会人だけでなく,大学生や在校生が務めることもあります。

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