文教大学付属小学校|1クラス25名制もスタート!光と木と本の新校舎を徹底取材~全面リニューアル中の文教大学付属小学校~
文教大学付属小学校の校舎がリニューアルし、安心・安全かつ学習に集中できる環境が整いました。新校舎・少人数教育・カリキュラムの三本柱のもと、「1時間ごとに成長できる学校」を目指しています。小宮山郁子校長にインタビューするとともに、開放感と子どもたちの活気に満ちあふれた学び舎を取材してきました。
「子どもたちが主役」の施設を大公開!
校長先生にインタビュー
インターエデュ(以下、エデュ):新校舎の完成、おめでとうございます。まずは、率直な感想をお聞かせください。
小宮山郁子校長(以下、小宮山校長):昨年の9月にお引越ししたのですが、とても明るくて子どもたちがとても喜んでくれているのがうれしいです。元々素直で礼儀正しい子どもたちなのですが、なお一層明るく元気よく過ごしてくれています。また、耐震性も優れているので子どもたちの命を守るという面でも安心しています。
エデュ:子どもたちからの感想はいかがですか?
小宮山校長:「明るい」「きれい」「うれしい」など大きな反響です。子どもたちのウキウキとした姿が印象的です。明るい理科室も子どもたちは「楽しそう」と実験などを積極的にやっています。
エデュ:校舎に入って目に飛び込んでくるのが図書コーナーですが、設計するうえでどのような工夫をされたのですか?
小宮山校長:開放的で活用しやすくしようと、工夫しました。本は、13000冊そろえ、子どもたちが登校してすぐ見えるように、校舎の中央にある吹き抜けを中心にして置きました。学習内容に応じた本をそれぞれの学年の教室近くにそろえています。学習以外の興味・関心を高める本もたくさんあります。
エデュ:実際に子どもたちの様子はいかがですか?
小宮山校長:とても喜んで活用しています。学年の壁をこえて、子ども同士の関わりもさらに見られるようになりました。先日は、小学1年生の児童がカメについて調べようと本を探していたのですが、高学年の子たちが一緒に探していたんです。そんなことが自然にできるスペースになっていると感じています。 子どもたちの、調べたい、読みたいという興味・関心をかなえることができる環境ができています。
エデュ:「質の高い授業を実現するための三本柱」のそのほかについても教えてください。
小宮山校長:現在一年生は、1クラス26人で2クラス。担任1人がすべての子どもたちに関われるよう少人数制を採用しています。2クラスにすることでお互いに切磋琢磨できますし、クラス替えをすることで人間関係も広がります。全校児童230人お互いが名前を知っている良さもそのままです。教室も他学年が見えるように配置し、教員同士も、お互いの授業を近くで感じることができるよう工夫しています。
電子黒板を全教室に配置したのも、質の高い授業を目指すためです。前の時間の内容を板書で確認したり、復習したり、動画を見たり。授業中に子どもたちを待たせる時間がない、教師が子供とかかわる時間を増やす中身の濃い授業ができるよう、電子黒板の利点を生かしていきたいと思っています。
学校説明会・イベント日程
徹底した少人数教育、のびのびと学べる校舎。この新たな環境の中、一層質の高い授業をお約束します。明るく学ぶ子どもたち、礼儀正しい子どもたちの姿を見ていただけたら納得していただけると思います。これからもどうぞご期待ください。そしてぜひおいでください。
授業公開と学校説明会
日程 | 内容 | |
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第1回 | 6月4日(水) | 各回とも、 ※「第4回」は、在校児童保護者との個別相談会です。 |
第2回 | 7月5日(土) | |
第3回 | 9月9日(火) | |
第4回 | 9月27日(土) | |
第5回 | 10月10日(金) |
公開行事
行事名 | 日程 | 場所 |
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運動会 | 6月14日(土) | ※詳細は学校サイトで発表します。 |
文教まつり | 7月11日(金) | |
バザー(予定) | 10月4日(土) |
授業が終わるとともに、図書の貸し出しコーナーがあっという間に子どもたちでいっぱいに! 昨年度から取材を続けてきた「全館図書館構想」が実現したことを、目の前で確認できた瞬間でした。
大人が見ても圧倒されるほどの書籍量と質は、見学にきた保護者の方が夢中になってしまうこともあるそうです。一度、足を運んでみてはいかがでしょう。