城北中学校・高等学校 - 名門男子校に見るメリハリ

掲載日：2014年10月21日

名門校にみつメリハリ学校生活と受験が両立する城北の文化祭

inter-edu's eyes

東大、早稲田、慶応など、難関大学への合格実績が高い城北中学校・高等学校。6年間の学校生活を満喫しながら高い進学率を誇る、まさに名門校です。学校行事の代表ともいえる文化祭におじゃまして、文化祭実行委員長の伊藤くんとOBの方々を直撃取材！学校長の小俣先生にもお話をうかがいました。

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「準備を始めたのは、この4月から。夏休みも使って綿密に準備してきました」と、話してくれたのは文化祭実行委員長、高校2年生の伊藤くん。文化祭の準備が本格化する9月も、時間の使い方にメリハリをつけて勉強・部活も怠りなく、準備には放課後や休み時間を最大限に使っていたそうです。
驚いたのは、高校3年生も文化祭に積極的に参加していること。「最後の行事を思いっきり楽しんでから、受験モードになるのが城北。高3の実行委員もいます」と伊藤くん。確かに、本部には昨年の実行委員長（高3）の姿に加え、卒業した前々実行委員長（大1）の姿も見えました。

東大合格OBも文化祭実行委員 -元文化祭実行委員の東大生が語る「城北」のメリハリ-

在学中に作ったというクラスTシャツや、
委員会ハッピを着て来校していたOBメンバーにも、城北の校風や魅力についてうかがいました。

東大生・元文化祭実行委員長

文化祭は、受験モードへの切替えポイント！
準備も当日も思いっきり楽しむからこそ、
翌日には「高校生」から「受験生」になっています。

早稲田生

クラスメイトも志望校が一緒。先生をはじめ、
一丸となって受験に臨めたのは心強かったです。
男子校は生きやすいなと、
大学生になってから実感しています。

筑波大生

主要委員会メンバーとして全身全霊で、
文化祭に取り組みました。
４日後に、AO入試の本番を控えていたのですけどね。

今日来てくれた先輩方をはじめ、
多方面につながるOBに支えられて、
城北の文化祭は成り立っています。
地元の商店街にも城北OBがたくさんいるので、
毎年ご協力いただいているんです。
先日はそのお礼も兼ねて、
城北OBが会長をされている町内会の
お祭りをお手伝い。
お神輿を担いだところ、
とても喜んでいただけました！

文化祭実行委員長伊藤くん（高２）

志望校

早稲田大学
上智大学

将来の夢

新聞や広告など、
文章に関連する仕事

大盛況本格的な催しが目白押し

2日間で約9000人が来校した城北の文化祭は、見どころが満載！その一部を、
ご紹介します。

売り切れ続出の縁日

城北文化祭の目玉である縁日の特徴は、手作り。
わたあめ、たこ焼き、ピザやクレープなど、
生徒が腕を振るいます。
ベビーカステラの屋台をのぞくと、そこにいたのは全員高校3年生！早稲田や国立大を目指す彼らも、最後の文化祭を楽しんでいるようす。
「城北の6年間は、良いところがいっぱい！」
と、力強い笑顔も見せてくれました。

毎年好評のパパ焼きそば

在校生のお父さま方が作る
文化祭名物の焼きそば。今年は、
野球部員もお手伝いしていました。
辺りにただようソースの香りに誘われて、行列はどんどん伸びていきます。

ハイレベルな夏の自由研究

城北の自由研究は、ハイレベル且つ千差万別。
実験器具から自作した本格派もあれば、
日焼けに悩む母のために「紫外線」をテーマにした心優しい研究もありました。

小俣校長の「これは見てほしい！」

日頃からレポート作成の指導は厳しく行っているので、夏の自由研究は、その成果を発揮する機会でもあります。また、校内で優秀なレポートを各種コンクールに応募すると、必ずと言っていいほど賞をいただけます。コンクール目的ではなく、生徒たちが自分の興味を深めた結果が認められるわけですから、とても喜ばしいことです。