学校長からのメッセージ

2015年、女子美術大学付属高等学校・中学校は創立100周年を迎えます

学校長 小林正明

第80回日本版画協会展(2012)
銅版画「宇宙洪荒-VI-A」50×69cm

「智の美」「芸の美」「心の美」三つの美の柱は、建学の精神を活かした教育理念です。女子美術大学付属高等学校・中学校の創立者、佐藤志津先生によって創設された「我が国の文化に貢献する有能な女性を育成する」という建学の精神は、一貫して教育の中に活かされています。美術系の私学として日本で最も長い歴史と伝統に誇りを持ち、女子美術大学の付属校ならではの美術と学習の両面を重視する教育を実践しています。

本校が利用する杉並キャンパスには短大・大学・大学院が一同に会し、中高大連携による授業や、社会参画プロジェクト等は一貫教育の魅力でもあり、まさに一貫校としての特徴がそなわった充実したカリキュラムにも活かされています。

杉並キャンパスは運動場の拡張整備を最後に、すべての改築・整備計画が終了しました。特に本校の校舎は美術大学にふさわしいユニークで機能的な校舎です。この恵まれた環境の中で、生徒たちはのびのびと各自の個性を伸ばし豊かな感性を育んでいます。

少女から大人の女性に成長する過程で最も大切なこの時期、一人ひとりの個性を尊重し、その可能性をみつめ、美術教育に限らず、心豊かな女性へとご家族とともに育んでいきましょう。本校の教職員は、深い愛情と喜びをもって全力で指導し応援します。生徒たちが女子力・女子美力を発揮し、将来、美術・デザインを通して我が国の文化に貢献する有能な女性へと育っていくことを願っています。

学校長 小林正明

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