入試直前情報 ~先生からのメッセージ~

こんにちは! 神田女学園中学校です。
私たちの学校は今年創立124年、東京ドームのある「水道橋」や、本の街「神保(じんぼう)町(ちょう)」から徒歩5分の場所にある女子教育の伝統校です。
これからの国際社会に必要な力を育てる「グローバル特進クラス」や、論理的思考力・作文力を勉強してきた受験生のための「適性検査型入試」を用意しています。
本校の授業、特に英語の授業では、3名のフルタイムネイティブスピーカーの指導の下、オールイングリッシュ授業や、レシテーションコンテスト、イングリッシュサマーキャンプ、オーストラリア短期留学など楽しく英語を学べるシーンがたくさんあります。ぜひ一度、学校に遊びに来てください。

入試問題の出題意図および対策

国語

出題意図

  • 文学的文章を論理的に読み、その上で自分自身の生き方を主体的に考える力をつけてほしいと思います。そのために論理的思考力、読解に必要な語彙力、記述力の確認をするための問題を出題します。
  • 主人公の成長を感じさせる内容や問題を乗り越えようとする姿を描く内容を出題します。受験生のみなさんには、中学・高校生活を通して一段と成長してほしいと願っています。

対 策

  • 漢字は、とめ・はね・はらいをきちんと書きましょう。
  • 登場人物の心情や行動・表情の理由などが説明できるようにしましょう。会話や行動に注意を払って読み進めましょう。
  • 接続語に注意し指示語を明らかにしながら読みましょう。
  • わからないことばはすぐに辞書で調べましょう。そして「その文脈での意味」を考えましょう。
  • 記述問題では、誤字や文末表現のミスは減点の対象になります。問われていることを確認しましょう。
  • 自分の考えや感じたことを記述する問題では、あきらめずに解答欄いっぱいまで書きましょう。
  • 字は丁寧に、また、えんぴつ(シャープペンシル)は色の濃いもので書きましょう。

算数

出題意図

基本的な知識や計算力が身についているか、数学的な思考力・考察力および図形を読み解く能力、規則性を見つけ出すための柔軟な発想や複雑な文章題を解く力が身についているか、確認する問題を出題しています。

対 策

  • 小学校で習う範囲の計算問題を早く正確に解けるように、日頃から計算練習を繰り返し行いましょう。
  • 問題集などで演習問題を解くときは、途中の計算式、考え方、図、グラフなどを書いて考える習慣をつけましょう。
  • 文章問題では、まず正確に問題文を読み取ってから考えていくように心がけましょう。

理科

出題意図

小学校で学ぶ理科の内容が、定着しているかを確認しています。基本的な内容を中心に内容を理解しているかを見ています。また、グラフや表の基本的な読み取りや自分の言葉で簡単に説明することが出来るかも確認しています。

対 策

  • 小学校で学ぶ理科の基本的な内容を偏りなく学習してください。
  • 受験問題の中でも基本的な問題を解き、知識を確認しておくようにしてください。
  • 日頃から、ニュースや新聞にも目を通しておくとよいでしょう。

社会

出題意図

小学校で学ぶ社会の内容を理解し、知識が定着しているかを確認しています。応用問題ではなく教科書に載っている基本的な内容を出題しています。記述問題に関しては自分なりの意見を求めているものが多いので、わからなくても空白で終わらせずに、自分なりにしっかり考えて意見を書けるようにしましょう。

対 策

基本的な問題を出題しています。教科書で出ている基本用語を覚えるようにしましょう。また、ニュースや新聞を見る習慣をつけてください。現代の日本で課題になっていることへの興味・関心を高めてください。単なる暗記や一問一答式の学習にとどまらず、「なぜ」「どうして」を考える姿勢が大切です。

英語

出題意図

基本的な英語の語彙や文法の知識だけでなく、会話文や情報読み取り、長文など様々な形式の問題を通して、総合的な英語力を測る試験となっています。

対 策

英検対策の問題集や過去問題をやっておくことで、同様の難度の問題を解きながら入試の問題形式にも慣れることができます。基礎的なレベルの力を定着させたいならば4級の問題を、出題される問題をまんべんなく対策したい場合には3級の問題を解いてみると良いでしょう。特に情報読み取りやEメールの問題などは、多くの問題を解くことで必要な情報がどこにあるのかを見つける力が身に付きます。同様の問題はTOEIC Bridgeでも対策できます。
リスニングに関してはより多くの英語を聞くことで耳を慣らしておくことが必要です。またフォニックスの教材で、それぞれのアルファベットがどのように発音されるのかを確認しておくことをおすすめします。

適性検査Ⅰ

出題意図

まとまった分量の課題文を深く読み取り、筆者の意見を的確にとらえることができるかをみます。また、筆者の意見に対して、自分の意見を正しい日本語で適切に表現する力と発信する力をみます。
さらに、課題に対して自分の体験を含めて考えを表現する力をみます。
適性検査Ⅰは国語的分野の問題です。

対 策

  • 教科書や問題集の説明文を読んで、200字で要約する練習をしましょう。
    短時間で要約する訓練が必要です。必ず時間を計りましょう。
  • 筆者の意見に対して、自分はどう考えるのかを具体例をあげて400字で説明しましょう。具体例は、自分の体験や身近な出来事を書くとよいでしょう。
  • 接続語に注意し指示語を明らかにしながら読みましょう。
  • わからないことばはすぐに辞書で調べましょう。そして「その文脈での意味」を考えましょう。
  • 字は丁寧に、また、えんぴつ(シャープペンシル)はHB以上のもので書きましょう。

適性検査Ⅱ

出題意図

自然や社会現象に興味・関心を持ち、課題資料を正しく分析する力をみます。また、課題解決に際して、多角的・論理的な思考力や表現する力もみます。

対 策

  • 他校の過去問のうち分野が分かれているものを時間内に解く練習をしましょう。
  • 新聞、ニュースなどを見て社会に関心を持ち、自分の意見をまとめましょう。
  • 普段から、わからないことばはすぐに調べましょう。
  • 知識を組み合わせて活用できるように、小学校の学習を総復習しましょう。
  • 展開図、移動の軌跡(きせき)、割合計算の問題に数多く取り組み慣れておきましょう。
  • 字は丁寧(ていねい)に、また、えんぴつ(シャープペンシル)はHB以上のもので書きましょう。

応援メッセージ

受験生の皆さん!いよいよ入試まであとわずかになりましたね。風邪やインフルエンザも流行していますが、今までの自分の努力を信じて、目標に向かって頑張ってください。

学校説明会は1月も開催

学校説明会1月24日(土)10:00~11:00
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