学校長からのメッセージ

やわらかな知恵と自己を展げる行動力

学校長 高橋 順子

神田女学園は創立1890年、今年で124年目を迎える歴史と伝統ある女子校です。
本学園がこの長い歴史の中で最も大切にしてきたことは「他者への思いやり」の気持ちを持つということです。この精神を最も適切に表す言葉として、前理事長・小熊又三先生は孔子の唱えた「恕(じょ)」という言葉を本学園の教育の基本方針としました。

そして本学園は古き良き伝統を重んずると同時に、新しい教育的試みも積極的に行っています。特にキャリア教育としての外国語学習に力を入れ、TOEIC対策授業を実施し、オセアニア・北米4か国から行き先を選べる海外留学制度を設けています。

中学校では、平成27年度より「グローバル特進クラス」がスタート。週8時間の英語授業はAll Englishで行います。さらに英語と数学、理科、社会など他教科とのコラボ授業も予定されています。将来の国内外の大学進学を見据え、中3で3週間の海外短期留学を実施し、GTEC、TOEFL Juniorなども計画的に受験。英語力を養成するほか、中国語は全員が中2から学習していきます。
また、個別指導重視の「学習コーチ」の制度や女子校ならではの「茶道」「箏曲」「礼法」などの日本文化を学ぶ授業もあります。

高等学校では、希望進路により選択できる様々な実力養成講座さらに充実。大手塾講師による英語・数学のセンター対策講座もあります。1年次よりきめ細かい進路指導を実施し、近年希望者が増えている医療系への指導は特に強化しています。
大学合格実績は順調に伸びており、昨年度は早稲田大学を始め、難関私大・医療系大学への合格者も増加。海外留学制度もあり、留学経験を活かし欧米の大学に進学する生徒もいます。中高ともに特待生制度があるので、6年間特待生として本校で学び、見事希望校に進学した生徒も多数います。

こういう困難な時代に多感な高校時代をおくる生徒の皆さんには、欲を出していろいろなことにチャレンジしてほしいと思います。本校には皆さんが自己を研鑽し、高めることができる場と機会が数多くあります。

21世紀をたくましく生き抜いていける確かな学力と自己の可能性を展げる行動力を神田女学園で身につけてほしい。そして志(こころざし)を持って世の中の人々のために役立つ女性になってほしい。それが私たち神田女学園の教職員の願いです。

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