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淑徳SC中等部・高等部は、自律する女性を育むために高い教育目標を掲げています。その目標に向けて頑張る生徒たちを全力でサポートするのが学校の先生方です。そこで、なんと28歳の若さで抜擢された2人の教科主任の先生にインタビュー。お会いしたときの控えめな印象が、生徒の話になった瞬間から一転! 熱い想いが伝わってきました…

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淑徳SCが掲げる英検・数検目標

特選(特別選抜)コース 総進(総合進学)コース
中等部1年 4級 80% 5級 80%
中等部2年 3級 80% 4級 80%
中等部3年 準2級 80% 3級 80%
高等部1年 2級 80% 準2級 80%

薄田先生 数学科主任進路指導部長

生徒としっかり向き合うことを心がけています。ぜひ保護者のみなさまにも、生徒が話す学校のことや進路のことを、興味を持って聴いていただけるとうれしいです!

山本先生 英語科主任特選コース中1担任

勉強も大切ですが、人間教育も大切。だめなところはだめ、いいところはたくさんほめる。生徒が立派な大人になるのであれば、嫌われ役も買って出ます!

中学 で英検・数検準2級取得率80%以上!

山本先生

エデュ:目標を達成するための秘策をおしえてください。

山本先生:英検合格のキーはリスニングです。淑徳SCでは、耳に入ってきた英語の意味がすぐにイメージできるよう鍛えてから、だんだんと文法に移行していく、「音読重視」の指導を行っています。また、英検1週間前には、朝30分間の講座を設け、合格に向けて集中学習! しっかり特訓します。

薄田先生:数検には1次・2次試験があるのですが、文章問題のある2次試験対策が特に重要です。英語と同じように、検定1週間前は目標級ごとに分かれ、数学科の教員を総動員して指導にあたります。分からない問題は学校で解決して、家では繰り返し学習する時間を設けるように指導しています。

薄田先生

エデュ:先生ご自身は普段、どのような指導を心掛けていますか。

山本先生:英語はあくまでもコミュニケーションの「ツール」にすぎません。「英語を学んだ先に何がしたいか」を考えるよう指導しています。そうすることで、将来が見えてくるといいなと思っています。

薄田先生:数学が苦手な生徒は、どこかの段階でつまずいた経験のあるケースが多いので、少しでも「できた」という成功体験を積ませてあげるような指導を心掛けていま す。また、なぜ数学が必要なのかを適宜話し、モチベーションにつなげていますね。

教室のいたるところに工夫が

エデュ:特選コースは総進コースより高い目標となっていますが、クラスはどのような雰囲気でしょうか。

山本先生:特に学習意欲の高い生徒が集まっていま す。先日小テストがあり、合格点に達しない生徒にだけ追試を実施したのですが、合格した生徒も「もう一回受けたい」と申し出てきたのです。「みんなで頑張る!」という思いが随所にみられるクラスですね。

薄田先生:「どんどん新しいことをやりたい!」という生徒が多いですね。数検に限らず、何事にも意欲を持って勉強しています。教員も生徒からの質問に細かく対応するので、テスト前になると生徒が殺到! いつまでも職員室に戻れないほどです。

国公立大現役合格30%以上が目標です!

エデュ:進路指導をするうえで気をつけていることはありますか。

薄田先生

薄田先生:なぜ、その大学・学部を選ぶのか。将来を見据えたうえで、「自分で考え決める」ように導いています。生徒が自分で答えを出し、自分の行動に責任を持つように、わたしたちはあえて「最後の答えを言わない」ように気をつけています。

エデュ:実際、生徒は将来の夢を決めたうえで大学を選んでいますか。

薄田先生:高校入学時点では、夢を持っていない生徒がほとんどです。しかし、そこから大学の先生を招いた出前授業や講演会などの進路学習、そして教員との面談を経て、生徒たちも次第に夢を見つけ、高3で9割以上が将来の夢を見つけています。

山本先生

エデュ:2年間で9割以上の生徒が夢を見つけるには、先生方のサポートも大きいのではないでしょうか。

薄田先生:今や受験方法も多様化していますので、生徒一人ひとりに合った指導が必要となっています。そうした指導がしっかり行えるのは、少人数制の淑徳SCならではなのかもしれません。

山本先生:少人数制というのは、進路指導だけでなく、人間関係作りにも役立っています。教員側からもクラスの友達関係がよく見えるので、何かあればすぐに対応できますし、生徒たち同士もコミュニケーションの取り方を学びやすいようです。

エデュ:目標に向かって学力も人間力も向上していく生徒たちが目に浮かぶようです! 先生方、本日はありがとうございました!

編集者から見たポイント

余談ですが、薄田先生は生徒から「ツンデレ」と指摘されたことがあるとのこと。見た目と話したときの印象に、ギャップがあるそうです。失礼ながら編集者も、薄田先生と山本先生のお二方に、ある種のギャップを感じました。教育について語るときの熱さと、生徒と接しているときの穏やかさ。そんな先生方のもとだからこそ、生徒たちもよい影響を受け、意欲的に目標に向かっていけるのだなと、感じました。

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