学校長からのメッセージ

創立120年、わが国屈指の伝統校

理事長校長 麻生諦善
理事長校長 麻生諦善
日本の「女子教育」の先駆け、創立者の輪島聞声先生

淑徳SCの歴史は、明治25年(1892年)東京小石川の傳通院に創設された「淑徳女学校」に始まります。女性の教育環境が整わない明治の世において、女子教育の必要性を感じた浄土宗の尼僧・輪島聞声先生により開校されました。先生が説いた「進みゆく世におくれてはならない。大いに勉強して有為な人間になってほしい。」という考えは、女性も時代を先取る精神を備えた自立した存在であるべきという、当時としては大変進歩的なものでした。

江戸の名刹傳通院にて生徒5名の寺子屋からスタート

当初の生徒は、尼僧三人と生徒が二人。進取の精神をもった五人での学びは、寺子屋形式の少人数教育により始められました。淑徳の伝統的な教育スタイルは、この「寺子屋」にあります。読み書きに加え、仏教を背景とした道徳を学び、お茶やお華など昔ながらの日本文化にも触れることで、社会に適応できる淑徳を備え、自立した女性の育成に努めてきました。

平成20年 大きく生まれ変わりました。

次代を見据え、生徒の多様な可能性を伸ばす

聞声先生以来の女子教育の伝統を受け継ぎながら、社会の変容に対応し、新しい女子校として生まれ変わりました。創立者の初志である女子教育にこだわり、新しい教育理念であるSC(サクセスフルキャリア)教育を基に、幅広い知識と豊かな人間性を備えた女性の育成を目指しています。

少人数教育による、きめ細かな対応ができる新体制を確立

生徒の意欲と能力に合わせた学習指導、大学進学を目指す生徒のための強力なサポートを始め、複数担任制、カウンセラー・養護教諭との連携など生徒一人ひとりに向き合う環境を整えています。

inter-edu.com top

Copyright © inter-edu.com Co.,Ltd.