学校長からのメッセージ

東京純心女子中学校・高等学校長

東京純心女子中学校 東京純心女子高等学校校長 岩崎淳子

創立者Sr.江角ヤス先生は、東京純心を建てる地をこの滝山に見つけました。そして、この地を歩きながらここで育っていく生徒たちについて思いめぐらし、その熱い思いを語りました。校歌の歌詞には、純心学園の精神が見事にまとめられています。「叡智えいちの泉 真心まごころの炬火ともし」という表現も、校歌に歌われているものです。

純心が目指す教育、それは、泉の如く尽きて止まない子どもたちの可能性・潜在能力を引き出す教育です。そして、その叡智を、人さまのために用いて、世界で活躍してほしいと願っています。炬火は、あたりのものを照らします。人を照らし、道を示し、歩みを確かなものとします。世の光、希望となる人材。東京純心の生徒たちがそのような存在となってほしいのです。

学校とは、本来知識の詰め込みをするところではなく、「知の教育」と「こころの教育」のバランスをとりながら、生徒たちが成熟した大人になってゆく過程の鍛錬の場です。一人ひとりの存在をかけがえのないものとして捉える純心の教育は、子どもたちが自ら学び、主体的に行動し、自分を大切にしながら他者への優しいまなざしを忘れない女性を育てます。

純心では、具体的に次のような女性像を目標に、教育を行っています。

  • *誠実に考え、語り、行動できる人  (叡智)
  • *他者の心に寄り添うことができる人 (真心)
  • *平和を希求し、未来に貢献できる人 (貢献)

地に足をつけたキリストの母マリアのように、清らかさ、優しさ、賢さをもった女性になることを目指しております。

命というものは素晴らしいものです。そこにいるだけで、光り輝くものなのです。純心の女子教育を通して、自らが愛されているという体験を積み、自分の存在価値に対する確信を得てほしいと心より願っております。

東京純心女子中学校
東京純心女子高等学校校長
岩崎淳子

inter-edu.com top

Copyright © inter-edu.com Co.,Ltd.