マルチリンガルを目指せる女子校
翠嵐の入試は、「水物(本来の学力通りに受かりにくいという意味で)」?
去年の駿台模試の追跡データだと(翠嵐のサンプル数は難関国私立高のそれと比べて少なくて当てになりにくいというのはまず大前提で)、高学力でも結構な数が落ちていて、もっと低い学力で全員受かっていたりと、良くも悪くも「水物」という印象です
5教科総合58、60ジャストで不合格者がかなりの数出ていますが(とはいえ合格者の方が多い。52以上の地帯はどこもそうです)、54では全員合格だったり
ただ、58でも不合格者が少なくないのは県立浦和もですが
日比谷だと、54以上はどの地帯も順当に8割以上受かっているのですが
追跡データでは58や60あれば渋幕でも普通に勝負になるし、開成もそれなりに良い線行くので、優秀な生徒を取り逃がしてる感がありますね
「高学力・低内申の子が落ちている」
学力検査がミスなく確実に9割3-4分クラスの超高得点を取らなければいけないという、失点防ぐゲームみたいな試験になっている
特色検査が独特
などが原因なのでしょうか?
それにしても、翠嵐の入試は、(低内申で受かっている子も実際居るとはいえ)ほぼオール5の内申、取りこぼしの許されない学力検査、目玉の特色検査、とオールマイティな学力を求められる(ここまでくると本番での運の要素も入ってくるのでは?)、まさに「選ばれし者」が合格する超難関の様相を呈してきましたね
>勉強だけをしっかりやって、功利的に得なものだけ選び取って
て、まさに翠嵐のカリキュラムだと思うんだが
↑とは違うけど、塾講師が翠嵐のカリキュラムを受験に最適化されたものだと褒める一方、こう書いていた
「日比谷や国立大附は翠嵐とは対極にある教養重視スタイル。私は教養主義を勧める。高校は大学受験のための予備校ではなく広い教養を身に着ける場であるべき。
実際、『大学に入ってから、高校で学んだ教養が役だった』という大学生の声をよく聞く」
>役に立つか分からない特色検査に時間を費やし
難関国私立高校の合格への対策も、3年後の大学受験の対策にどこまでなるかは微妙だけど一応、高校前半の英文法・語彙+数学1Aのある程度を先取りすることになる効果はある
(ちなみに、プロ塾講師の東田高志さんは「最難関私立を目指すのは勉強のロスが大きい。都立重点校対策くらいにとどめて、その代わり中学時代から高校数学の先取りとかをやったほうが最難関理系への近道」みたいなこと書いてる)
けど、特色検査はマジで大学受験の足しにならなさそうなのが痛いよね
かと言って、高校受験で他の国私立高校を併願する場合も、特色検査の形式が独特すぎて併願国私立に役に立ちにくいだろうし
ホント、「翠嵐に入るためだけの勉強」になってしまうのが濃厚なのが痛い
それでいて対策に凄く手間暇がかかるし
一言で言って、コスパとタイパが非常に悪い