マルチリンガルを目指せる女子校
九州ナンバー1進学校がラ・サールでないというのは本当ですか?
関東から福岡に転勤が決まり、九州内の学校の受験を主に検討しています。
息子は医学部志望で、医学部でないなら東大に行きたいと言っています。
九州の超進学校といえば昔からラ・サールでしたが、最近は凋落が激しいらしく、久留米大附設なる学校に大きな差をつけられているといいます。
確かに、息子が志望するであろう東大や旧帝大医学部の合格者数は久留米大附設の方が上で、現役合格率も高い様です。
久留米大附設が近年急に優秀になったとも言い難く、ラ・サールだけがどんどん悪くなっている様にも思えるのですが、ラ・サールの進学実績が悪いのは一過性のものなのでしょうか。それとも、凋落はまだまだ続くのでしょうか?
まず、単年で比較しても仕方ないですし、附設中女子一期生が卒業してからの6年間、現役生の東大、国医合格者数でラ・サールが上だったのは、2020年の東大のみで、それ以外の年は附設が上、国医は毎年附設が上です
それも、大差をつけて附設が上回っている年が複数あります(2019年の東大、2020年の国医、2021年の国医、2022年の東大、2023年の国医)
附設
2019 東大50(36) 国医57(37)
2020 東大31(22) 国医66(44)
2021 東大36(27) 国医90(61)
2022 東大43(34) 国医64(45)
2023 東大37(32) 国医69(43)
2024 東大32(25) 国医73(49)
ラ・サール
2019 東大35(20) 国医69(34)
2020 東大41(26) 国医61(22)
2021 東大33(23) 国医79(37)
2022 東大37(25) 国医79(31)
2023 東大37(25) 国医66(37)
2024 東大37(24) 国医71(37)
現役で見れば特に国医は附設がかなり優勢。浪人したい生徒は普通はいないし、現役でどの程度合格しているかは重要な指標です。
ただ、浪人も含めると附設が圧倒的に勝っているとは言えないでしょう。