公立御三家を目指すべきか、私立中高一貫｜掲示板スレッド

配布資料の情報が事実とすれば、①附設の中高一貫組は、高い学費を費やしても後から入って来る高入組に実績で抜かれので、高校から入るのが理想。②附設の中高一貫組の実績は、九州で比較すればラサールに大きく劣り星雲なみ。一般的なイメージより、実はかなり悪い。③高入に対し圧倒的に中高一貫組の実績の方が優れている全国の有名私立一貫校の傾向と大きく異なり、附設内訳は異例と言える。
本当かな？

学校が同じならば教育システムも同じなので、中入にしろ高入にしろ、卒業時の業績は入学時の偏差値に比例すると考えるのが妥当。
現高３で比較してみると、中入の入学時、すなわち５年前の中学入学時の偏差値は圧倒的にラサールが附設より上。
逆に２年前、高校入試時の偏差値は圧倒的に附設がラサールより上。
したがって、大学入試結果の資料が示しているように、附設は高入が優秀、ラサールは中入が優秀。
ごく当たり前のことだ。
因みに、高入が優秀な私立としては東京の開成もそうだね。

過去のラ・サールスレでもデータが出ていましたが、ラ・サールでもデータでは高入組の方が実績は上のようです。
中学入学組はどうしても中だるみがあるようで、それをいかに克服するかが各校の腕の見せ所のようですね。

当方の愚息は2010年附設卒業組でした。高校進学後、高入クラスが隣の教室だったのですが、朝の始業前、自分のクラスでは雑談に花が咲いているところ、高進クラスは大半の生徒が自習に取り組んでおり、ピンと張り詰めた雰囲気だったみたいです。
内進組も入学金等の条件は高進組となんら変わりがなく条件面での有利さがなかったので、愚息に「これじゃあ高校から入学すればよかったなあ」と軽口を叩きますと、真剣な表情で「高校からだったら、俺はついていけなかったかもしれない」と応えました。それだけ鍛えられますし、本人たちのモチベーションや覚悟もあるようです。ふやけたぬるま湯の内進組とは成績が違って当然だと思います。

結局、志望校で分けると一番お得なのは以下のようになるかな

東大・国立医志望
　高校から附設かラ・サール、または青雲へ
　次に中学から上記校へ

九大非医志望
　修猷含めた公立御三家（進学実績上は修猷の優位性は以前ほどはなくなっている）
　

大学進学成績を高校進学時の決定要素とすれば、附設などの難関私立にかないません。しかし附設高校合格者は定員50人に対して約160人以上。附設に進まなかった合格者の大半が公立トップ校へ進学しています。福岡地区の公立トップ校なら多い学校
は30人以上附設合格者がいます。高校を選ぶ基準として大学進学成績以外の要素で公立伝統校に進むのです。

正直な話、福岡では附設を除けば私立より公立にいった方がいいです。第一、公立御三家を目指すような生徒なら私立御三家は滑り止めで受かります。ただ修猷にいっても九大どまりで、それ以上の大学や医学部に受かるには附設に通うしかありません。それが福岡の現実です。