坂口塾｜掲示板スレッド

懐かしいですね。坂口塾。あの頃は、今のような偏差値盲信でもなかったし、信頼できる個人塾というのが成り立っていたのでしょう。
最近の保護者は、どうしても偏差値に頼ってしまい、それには大手の出す偏差値表の中でどこらへんに位置しているかが重要になってくるので、なかなか個人塾は難しいのではないでしょうか。情報になっていなくてすみません。
あ、兄弟塾といわれた島川塾は今でも武庫之荘にあります。

門戸厄神の福村塾が
継承したみたいです。
坂口先生はお亡くなりになったとか

「坂」じゃなくて「阪」だったと思いますよ。

本当に懐かしいですね。
ちなみに、正確には阪口塾でした。
このキーワードで検索すると、ヒットする個人塾のホームページがあり、それを見ると、阪口先生は平成7年に亡くなられたそうです。
塾が栄えていたころの様子は、出身者である和田秀樹氏の著作を見るとよみがえってきます。
門外不出のプリント教材による復習主義、徹底した算数主義（方程式を使わない）と、巧妙な生徒の選抜により、一世を風靡しました。
でもかなりの秘密主義で支えられていた部分もあり、偏差値やデータの蓄積がものをいう今のシステムの中では、もはや歴史の1ページにすぎないという感は否めません。そのことを先生も悟られたのかどうかはわかりませんが、プリントは参考書として教学研究社から出版されています。
毎年、40-50名の塾生を取っていたと思われるのですが、悲しいかな、卒塾生はそんなに沢山いるわけではありません。ただ、和田氏の著作を見ても分かるように、当時塾生だった子供たちは、かなり強烈にというか鮮烈に受験勉強を叩き込まれていました。おかげで、今でも、深層心理が働いて、塾関係の仕事をされている人も少なからずいるのではないかと、勝手な邪推を働かせています。
どこかに卒塾生のフォーラムのようなものがあれば、いいのですが…

＞プリントは参考書として教学研究社から出版されています。


なんというテキストでしょうか？

懐かしい名前を見つけ、厳しくも温かい塾長の御顔を思い出しました（頭のコブもね）

当時は、中学受験、合格が人生のゴールのような気がしていて、
また、まわりからもそのようにあおりたてられていたように思い出します。

小学校の就業とともにランドセルを担いで走って校門へ・・・。
待機している母から「菓子パン」と「カバン」と交換に＾＾

カバンの中身は
「塾のオリジナルプリント。自由自在。力の5000題、各種プリント、ちぎった辞書、Hi-Uniばかりの筆箱、白紙ノート｣

ハッキリ言って、現在43歳の人生の歴史の中で、最も「まじめに」机に向かっていた期間でした。

目標中学には合格できたものの、校風になじめず、留年、6年一貫を途中下車し、
経過報告にあがった塾長の寂しそうな御顔を忘れることはできません。

その後、紆余曲折はありましたが、現在は歯科医師をしております。
あのころの「ひたむきさ」の1/10の勉強で　国家試験は楽勝で合格。

震災の年にお亡くなりになられたとのことですが、
おそらく現在の「ゆとり世代」には　向かない　塾風であったように思います。

現在の伊丹の坂口塾は伝説の坂口塾のことでしょうか？