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【1928539】しろくまさんにアドバイスを頂きたい人は集まりましょう。パート6

投稿者: 初手天元   (ID:iTQCbYqzDik) 投稿日時:2010年 11月 22日 08:36

しろくまさま

パート5が容量オーバー気味の様子ですので、新スレを立てさせて頂きます。
出しゃばり、どうかお許しください。
いつもお忙しい中、親身で適切なアドバイスを下さるしろくまさまに
心から感謝申し上げますと共に、今後とも
中学受験に悩む保護者達に御助力下さいますよう
よろしくお願い申し上げます。



相談者の方々に

このスレでの御相談に対するしろくまさまのアドバイスは
外部ブログに掲載されます。
不都合をお感じの方は、その旨明記くださいますよう。



イヌイットさま 外の人さま

とても控え目でいらっしゃいますが、しろくまスレをこっそり支える
善意の協力者でいらっしゃると思っております。
いつもありがとうございます。

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  1. 【1929243】 投稿者: しろくま  (ID:y/qx.XXqT.o) 投稿日時:2010年 11月 22日 19:43

    「初手天元」さま

     感謝などとんでもない。みなさまと色々お話しできて、しろくまのほうこそ感謝いたしております。

     お子さんの調子はどうでしょうか。秋も深まるとともに、学習も深めていく秋、で、いきたいところです。
     この時期、ついつい追い上げていかなくては、と、いろいろな焦りも出るころですが、そういうときこそ、「生活の軸」にくるいがでないようにしてやってくださいね。

     みなさまへ。

     前から申しますように、「易行」「選択」「専修」のしろくま3原則をこの時期は大切にしてください。

     できるところをしっかりおこなう。
     新しいものに手を出さず、すでにあるものをしっかりと利用する。

     あれもこれも、と、考えず、あれかこれかの意識を忘れない。
     メタ認知をしっかりおこない、
     得意なものを選んで深く学習し、
     苦手なものを選んで易問流しを多数おこなう。

     ひたすら、しっかりと時間をとって集中して学習する。
     入試の時間枠にあわせた時間内に集中できるように環境を整えていく。

     しろくまも応援しますからね。がんばりましょう~

  2. 【1929924】 投稿者: あんこ  (ID:cjR25mB87lI) 投稿日時:2010年 11月 23日 12:06

    しろくま様

    こんにちは。
    2年ほど前に国語の相談をさせて頂いた現在4年男子の母です。
    当時は的確なアドバイスを頂き、大変救われた思いが致しました。
    この度もアドバイスを頂きたく、どうぞよろしくお願い致します。
    現在息子は大手進学塾に通っております。4年2月からの通塾ですので、
    かれこれ10ヶ月程になります。
    もうすぐ5年生の声が聞こえるところですが、成績が伸び悩んでおります。
    毎週の復習テストは算国理と合格点(クラスの1/3以上)をとる頻度が高くなり
    ましたが、公開でいつもずっこけてしまいずっとS1クラス最下位辺りをウロウロ
    としております。
    なぜか公開で思うように点がとれません。国語ができたら算数がダメ、算国
    できたら理科が撃沈・・となってしまい、安定して取れる得意科目がない状態
    です。ミスでの失点が多く、本人のモチベーションも下がりっぱなしです。
    もう公開イヤイヤ病になりかけています。本人としては復テがせっかく良かったのに
    公開でいつも台無し・・と思ってしまうようです。
    算数の先生曰く、解くスピードは速いので精度を上げるように、と言われています。
    つまりミスをなくせ、という事だと思うのですが一番克服し難い所です。
    公開でしっかり点を取れるようにするには何を優先させるべきでしょうか。
    冬休みは冬期講習をお休みして、今までの総復習と理科の暗記単元をしっかり
    取り組みたいと思っております。
    5年を控えたこの時期に特にしっかりやっておくべきことなど、冬休みを利用
    してできる事を教えて頂ければ嬉しく思うのですが、よろしくお願い致します。

  3. 【1930035】 投稿者: チョコミント  (ID:6692VtvgaHs) 投稿日時:2010年 11月 23日 14:36

    しろくまさま
     

    四天王寺志望の小学6年の娘の相談をさせてください。
     
     算数は特に速さが苦手で、秋からは苦手分野は基本問題中心に復習しつつ志望校別の塾の宿題はじっくり・・・という感じで取り組んでまいりましたが、偏差値は英数Ⅱにはあと一歩のところでずっと横ばいです。
     
     4科の成績をグラフにしてみましたところ、国語の成績と同じ動きをしておりますので
    算数はとるべき問題をしっかり正解、国語で自信を持って・・・といきたいところですが秋になり国語の成績が四天王寺英数Ⅱのボーダーあたりまでさがってきてしまい、4科も同じような偏差値です。
     
     本人も自信がなくなっているようで、最近では「国語、嫌い」と言い出しました。
     物語文は私型でも客観型でも解けるようですが、時代背景が昔だと意味がさっぱりわからず、説明文も題材によっては同様です。
     
     読みにくい文章だと空欄も目立つので、そういうときでも大失点ということがないように安定させたいのですが、残り時間わずかとなり、どのように取り組めばいいでしょうか。
     
    よろしくお願いいたします。
     

  4. 【1930400】 投稿者: しろくま  (ID:bn2c0u6XrLc) 投稿日時:2010年 11月 23日 20:12

    「あんこ」さま

     変な言い方ですが、この時期の成績の伸び悩みは、「悩み甲斐」があるんですよ。むしろ、この時期に成績の「上下動」や「ばらつき」「不振」といったマイナス面を出してくれるほうが、実は講師とすれば、ありがたい一面もあります。
     むろんあくまでも「一面」であって、成績が安定したり伸びたりしている子もいるわけですから、何をのんきなっ と、お怒りになられてもしかたがないところです。そうなる前に、手を打っておけば精神衛生もよいわけですから…

     まずは、「成績の可視化」をしてください。

     以前にもレスしたことですが、10ヶ月の模試を折れ線グラフ化して、大きな表にして部屋に張り出します。

     横軸は月にして、2月~12月までにして縦線を引きます。
     縦軸は偏差値にして、横線を引きます。

     そうして、塾のいろいろな学校のA判定の偏差値を横に入れます。本人の志望校が仮に偏差値上位で3番目だとすると、1番校・2番校・志望校・その他下位校2つの5本の横線を入れるんです。

     線そのものは4本。黒い太線は3教科の平均線。
     赤・青・緑、みたいに3色で、算数・国語・理科の3教科も折れ線グラフにします。

     あくまでも、コメントなど無しで淡々と書き込んでいってください。11月、12月、来年1月、2月、と続けていきましょう。

     さてさて、そうして本題に入りますね。

     先に申しますが、復習テストなど日々の学習の成果が出るのは、タイムラグがあります。これは「桶の板」理論で説明するところです。
     高さの違う板で桶をつくって、水を入れると、あたりまえですが、一番低いところまでしか水が入りません。

     一枚一枚の板が日々の小テストの成績、桶全体の水の入り方が模試の結果、というイメージを持ってください。
     (中学生になると英語はとくにこれが顕著です。文法や単語数、英作文、和訳など、すべての分野で一定の力がつくと、ふっと成績が上がるんですが、中学入試でもこういう傾向は出ます)

     日々の小テストをこなしていくと、あたりまえですが、とれる分野、とれない分野が出てきます。キャパが低いときは、目の前にせまる小テストはいっしょうけんめいするが、復習に手がまわらない… 当然できていない分野の復習から入りますが、できている分野も、小テストの前にがっつり勉強したから得点できただけかもしれません。点数の高い小テストも定着しているとは限らない「あいまいさ」が小4くらいにはあります。
     「苦手分野の見直し」に加え、「できたと思っていた分野」の再点検をどれだけできるかによって模試の成績は安定化できます。

     ただ、その時間がなかなかとれないんですよぉ~、というお嘆きもあるハズ…

     そこで、おもいきって、「次の次」計画、というのを本人にしてやってください。

     小4のこの時期、あるいは小5のこの時期に「さまざまな不振」をみせて、「やってもやっても結果が出ない病」になっている子には

     「よし、模試は来年の1月に結果が出るようにがんばろう~」

     と、「次の次」に目標を大きく後方設定してやり、次がんばる、ではなく、「次の次に結果を出す」ように仕込みをします。
     「成績を上げる」と言うのではなく「結果が出る」というぼやかした表現にしておくことも大切です。

     で、次の模試は、どれだけ悪くてもよいから、とにかく小テスト類の点検と模試の見直しをしていこうか、という話もしてやってください。

     そうした上で、まず算数に関しては、

     「スピードが速いので精度を上げるように」と言われたら、それは、むしろ「スピードが速いから精度が低い」と理解されて、スピードを落とした計算練習、問題演習に切り替えてほしいのです。

     これは何度もしろくまが言うことですが、計算練習でスピードを強いる訓練は、ミスをする訓練になっている場合もあるのです。ようするに、本人にとってもっとも快適な速度で解けばミスは減ります。

     速く解いて、残った時間で見直し点検だっ

     という熱血算数科講師もおられますが、お子さんのキャラクターによっては、見直し時間分を最初の計算時間に繰り込んで「初回正答率」を高めるほうがよい子もいるのです。

     いちど、わざと丁寧に、じっくりと計算問題をさせて、手順など暗算などせずに、あえてスローで解かせてみてください。それを何回が重ねて、無理なくスピードをあげていく。
     その際には「主観的時間制限」(時間を計ってみるから、あなたのいちばん解きやすいスピードでやってみて、という方法を取り入れてください。
     これは文章題でもそうです。一度本人の「最適速度」での問題演習、というのをしっかりとさせてみてください。

     ミスにはミスの理由があります。本人がミスした、という問題を単なる「ミスしただけでできている」とはけっして思われず、ミスをした問題にこそ、この子の重大な欠点とリンクしているのだ、と、思われてよくみてほしいのです。
     本人の「ミスパターン」(こういう問題でよくミスをする)というのが浮かび上がりますよ。へんな話、模試で「いつもずっこけて」くれているほうが、こういう「ミスパターン」を発見しやすいので、今の時期に、そういうところを見つけられるのはラッキーです。
     小6まで「この子はミスが多い」というだけの印象でずっっとひきずっていて、ミスパターン分析をしてこなかった、というようになるのがこわいですからね。

     小4くらいなら、引き算・わり算・引き算、という3連続で必ずミスをする、といったような子もいます。こんなのつるかめ算が出るたびにミスしちゃうことになりますからね。
     
     国語の場合は「質・量」の揺さぶりがこの時期に出てきます。いつもより長い文、いつもより難しい文…

     易問だが長文の物語でコケる
     易問だが難文の説明文でコケる

     小4や小5の今の時期ならこういった変化で、かんたんにガクっと失点しちゃう子いますからね。

     大人から見ればたいして難しい問題ではないのに「何書いてあるかよーわからんかった」とか言うて失点している場合。
     「問題はわかるんやけど、読むのに時間がかかって全部できずにあせってしまってん~」とか言うて失点している場合。

     もう、しろくまは何回も何回も、そういう話を子どもたちから聞いてきました。きっと国語などでもぼちぼちこういうセリフを言い出しているのでしょうね。

     冬期講習をあえてとらずに総復習と見直し、というのは「条件付き」賛成です…
     正直、家庭学習の管理と学習計画は、塾のそれより、甘くなったり親子バトルで非能率になったりしがちです。
     そのためにも、今のうちから小テストの再整理(コピーしてノートの見開き左貼付・右空白)、模試の「ミス問題」の切り張りと、「できなかった・わからなかった問題」のコピー貼付、などで、たっぷり素材作りをしておいてください。
     理科などは、1問1答式のかんたんな市販のものも用意しておいてよいかとも思います。

     しろくまの領分の国語としては、ちょっと記述問題を「考えさせる」プラスαの学習ができたらよいかな、と、思います。
     なに、むずかしいことではなく、しろくまの定番「模範解答からの逆流法」による長文1文章1設問の演習です。

     とりあえず、こんな感じでどうでしょうか。何か追加質問があればどうぞ。
     

     

  5. 【1930426】 投稿者: しろくま  (ID:bn2c0u6XrLc) 投稿日時:2010年 11月 23日 20:33

    「チョコミント」さま

     先に算数に関して一つ二つ…

     まず、「比と割合」の問題を小5から復習してみてください。四天王寺の算数は、苦手な子でも努力で解けるようになる問題が多く、かなり苦手な子でもあきらめずにしっかり学習すると、本番意外と失点しなかった! と、なるパターンです。(もちろんそんな子は中に入ってから中2の半ばくらいまで数学で苦しみますが…)
     そこで「速さ」と「図形」がポイントになるのですが、四天王寺の場合、「苦手な子がすべき努力」のポイントに「比と割合」の演習を徹底しておくことをおすすめします。
     四天王寺の図形にせよ速さにせよ、「比と割合」がしっかりできている、という前提で問題を組み上げています。苦手の易問流しに加えて、ちょっと「比と割合」にこだわった学習もさせてみてくださいね。

     それに算数は、ぼちぼち、時間のレイアウトを意識してください。ちょっと時間内にできるかな、どうかな、という分量である場合が多いのです。200:200:100:100の配点の時代から120:120:80:80になったにもかかわらず、算数と社会は、200点のころ、100点のころと変わらぬ質量でせまってきています。それで平均点が例年通り維持されているので、年々受験生のレベルが上がっている、と、思うのです。
     ですから、ちょっとうまく算数の時間配分の計画を立てておいてくださいね。

     さてさて、国語の話なのですが…

     「時代背景」や「設定」が古いと、とたんに解答しにくくなる少女… これは、前にもレスしましたが「物語に入り込む」タイプの読書や問題演習をしてきた子に多い現象です。「疑似体験や主人公との共鳴」によって問題を考えていくタイプですと、物語の風景の一部に自身がなりきれないんですよね。
     今年の「つのはずにて」などは設定が古かったので、解きにくかったのかもしれません。

     本番の現場では、ちょっとしたコツと、呼吸の変え方で、なんとか対応できますよ。

     まず、あ、これはいやだな、と、思ったなら、その文章は最後にまわします。
     で、他の説明文などから手をつけていきます。で、そのいやだな、と思った問題文にとりかかるのですが…
     先に設問だけをみます。で、理由説明や心情説明の設問で記述題を2つか3つよく読んでから、通読していきます。

     そこで、この方法を活かすために、過去問の物語文をすべて模範解答からの逆流法でやらせていってください。もちろん1文章1つか2つの記述題にしぼって…
     四天王寺は出版社や塾などに模範解答を渡している学校です。つまり、その先生の作成したオリジナルの模範解答で、出版社は解答を書いていてくれるので「模範解答からの逆流法」が大きな威力を発揮する学校の1つです。

     国語が嫌いになりかける前に、こういう目先も変えられて、しかも、解き方重視の文章の読み方に矯正できれば、一ヶ月もあれば「志望校の問題で点数がとれる」という体質に仕上げられます。

     こういうやり方をすればだいじょうぶだよ、と、本人にしっかり話してやってもらって、まず不安感を払拭してやってください。
     何か追加質問があればどうぞ。

  6. 【1930609】 投稿者: タルトタタン  (ID:cu5JuCfV9Qg) 投稿日時:2010年 11月 23日 23:46

    しろくまさま

    初めて書き込みします。どうぞよろしくお願いいたします。四年生の息子は、一人っ子ということもあるのか非常に幼く 素直過ぎるというか 真面目なタイプです。

    幼稚園から 公文を続けており、現在は四谷の教材を利用して自宅学習し2月より通塾検討してます。

    今年は、Nのオープンテスト、センター模試を数回受験してます。

    三年生までは、国語が得意な文系なのかなと思っておりましたが、センター模試を受ける毎に 偏差値が落ち続けています。とうとう65から40まで暴落! 逆に算数は安定し、社会と理科は交互に よい時と悪い時がきます。文系なんだか理系なんだかサッパリわかりません

    今まで 自宅学習で 国語をおろそかにしていたツケがきたのかなと反省しています。漢検は6級まで 取得して 5級の勉強中ですが、通塾前に他に自宅で取り組める事がありましたら ご指導頂けないでしょうか?

    やはり国語は、自宅学習は難しいのでしょうか?幼くて、物語の心情把握は全然できそうにありませんし…体が弱いという事もあり、通塾できなかったので どちらかというと高校受験タイプではないかと思っているのですが、本人は 塾に通って勉強したいと言うので困っています。

    よろしくお願いいたします

  7. 【1930614】 投稿者: 葡萄  (ID:jAA.zS35GmY) 投稿日時:2010年 11月 23日 23:50

    しろくま様

    初めまして。
    6年生の皆様が追い込みの時に恐縮ですが、5年の息子について相談させてください。

    4年の夏から大手塾に通う息子は典型的な「理科(昆虫)少年」です。
    塾に通い出したのも理科が勉強したいから。
    受験をするのも実験がたくさんできる学校へ行きたいから、と言った具合です。
    当然偏差値の幅は大きく、理科70(植物がでると60くらいです)、社会60、算数55〜60、そして国語は常に50以下....。

    具体的な志望校がなかったので、しろくま様がおっしゃっていた「身近な目標を」というのを実践し「成績の可視化」のグラフなどを書いたりして目標にしておりました。
    ところがこの秋、突然「A校に決めたから説明会はもういい」と言い出したのです。
    それまで息子はB校に憧れていたので親としては「?」だったのですが息子の視線を追って納得しました。
    グラフで、A校はちょうど国語の偏差値平均ライン上なのです。

    B校は難関校です。
    現在の成績ではとても太刀打ちできません。
    A校は私も好きな学校ではありますが、5年生の今A校に決めてもいいことはないように思うのです。
    このままの成績でOKという気持ちでしたら1年後はA校も無理になっていると思いますし、現に勉強時間は減り、算数などもじりじりと下がり始めております。
    自信をなくしているのかもしれませんが、精神的にも幼い息子に「目標に向かって努力する」ことを願うのは無理なのかと、いっそ高校受験に切り替えようかとも思い始めました。
    レベルの低い話でお恥ずかしいのですが、息子のこの後ろ向きな考えを立て直すためにできることはあるでしょうか。
    (とりあえずグラフはやめた方がいいのでしょうか?)
    ぜひしろくま様のアドバイスをお願いいたします。

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