もうすぐですね。｜掲示板スレッド

しろくまさん？いったい誰なんです？？
こんな素敵なお言葉かけてくださる人がいたんですか？
これ、エデュでの投稿ですよね？

エデュの中で色んな相談に的確に答えてくれる神的な方でした。しろくまさんでググれば過去のレスは見れますよ。

何度読んでも泣けますね。
帰り道の夜空の綺麗だったこと、思い出します。
六年生、頑張れ‼️

去年終了組です。
去年の今頃は、どうなるんやろ？これで良かったんやろか？と統一日の朝、発表の日まで自問自答してたのを思い出します。
昨夜貼ったのもそうですが、この文章も毎日読んではうるうるしてたのも今では懐かしい思い出です。子どもは第一志望には受かりませんでしたが、進学した学校に毎日楽しんで通っています。
体調を崩されることなく最後まで無事に受験されることをお祈りしています。


投稿者： しろくま(ID:3suYld.ZCRA)
投稿日時： 10年 01月 13日 23:26
　中学入試の朝…　しろくまは、「あ～　もう早く終わってやってほしい～」とずっと思っていました…
　もちろん、がんばってほしい、と、思っているんですよ。もちろん合格してほしいっ　と思っているんですよ。でも、色々無理なことを小学生の子どもたちにさせてきているわけではないですか。

　ほんとうに色々ことを背負って子どもは試験会場にむかっていくんです。

　学校の先生に中学入試を反対されて、嫌がらせ、を受けてきた子、いました。
　国語ができないっ　もうおれなんかだめだっ　と、号泣していた子、いました。
　入試の一週間前、愛犬が死んじゃった子、いました。
　第一志望、どうしても行きたいところだったのに、断念して、第二志望校に変えて受けに行く子、いました。
　前日、もう試験受けに行かないっ　入試やめるっ　て、家のトイレに立てこもった子、いました。
　入試が終わるまで、マンガは読まないっ　と、ひもでくくって押入にほりこんだ子、いました。
　先生、入試がすむまで預かってくださいっ　て、テレビゲーム機、持ってきた子、いました。
　小テスト、ものすごく悪い点数とって帰られず、駅のベンチで終電ぎりぎりまで座っていた子、いました。
　
　入試の朝、そういう一年間に起こった、ほんとに色々なこと、一気に思い出すんですよ。
　完全統一入試で、後受験がほとんどない時代…　これできまるっ　これできめるっ
　途中で気持ちが折れそうになるのは、子どもたちだけでなく、塾の講師もそうですよ…

　努力が報われるとは限らない、のが入試です。
　だれかが合格して、だれかは不合格、というのが入試です。
　そんなことはわかっているんですよっ　百も承知なんですが、この日ばかりは心の底の底の底から、なんでもええから合格してっ　と、思いました。

　朝、いったん塾生たちを集めます。それぞれ講師が一言ずつ諸注意や激励の声をかけた後、一人一人握手をして送り出していきます。そのときはもう月並みな言葉しかかけられません…
　「がんばってこいよ」
　講師全員、この陳腐な言葉だけ…

　しろくまは弱虫ですから、握手しながら、一人一人のいろいろな一年間を思い出してしまって、胸がいっぱいになりました。ほんとに泣きそうになったときあります。

　送り出した後、講師たちは手分けして色々な作業がまっています。とりあえず朝食を食べに行く…
　朝早いですから朝食抜きで集合しています…　で、近くの喫茶店で…　なかなか腹のふくれる食事、出してくれる店、朝だから無いのですよね～
　その後、学校に残って、掲示された問題を写してかえったり販売される問題を買ってかえったりする係、すぐに塾にもどって二日目の対策講座の準備する係…　いろいろです。

　しろくまはたいてい現場残りでした…　問題を早くみたいっ　解ける問題出していてくれよぉ～～　と、思いながら待つ…　で、その場で解く…　やったやったこれはできてるはずっ　うぉ～　こんなん問うかぁ～
　一人一人の顔を思い出しながら、あいつなら解ける、え～　これはあいつ解けてるかなぁ～～
　そばで見ている人がいたら、きっと笑うようなリアクションしていたと思います。

　なんか入試当日のこと、いろいろ思い出してしまいました。

　まもなく一月十六日…　二十数年ぶりかで、そしておそらくもうそんな気持ちになることはない、と思っていたのですが、心の底の底の底から、みなさんのお子さんに合格してほしい、と、思っています。もうひとぶんばり、お母さんはお母さんにしかできないこと、お父さんはお父さんにしかできないこと、しっかりやってやってください。
　お子さんは、まもなく、お子さんにしかできないこと、やりに向かいますから。

この時期は本当に思い出します。親として出来る事は全てやろうと、大阪天満宮に参り、すべらんうどんを食べて！受験当日にはお百度詣りをして、思いつく事は全てやりました。でも、第一志望校は残念でした…。
しかし今となれば全てよい思い出です。現在は第二志望校に楽しそうに通っております。負け惜しみに聞こえるかもしれませんが、これも自分の子供に1番合ってる学校に導いて下さったのだと感謝しております。この時期は親も子も大変でしょうが、後少しです。きっとお子様に合った学校にご縁があると思います。良いご縁がありますようにお祈り致します。後少し頑張って下さい。

塾の先生だった方なんですね、しろくまさんって。
2010年の投稿だから５年以上前ですか。
にしても、すごい文章力だなぁ。伝わるものありますね。
六年生のみなさん！がんばれ！
頑張ってほしい！

＞もうひとぶんばり、お母さんはお母さんにしかできないこと、お父さんはお父さんにしかできないこと、しっかりやってやってください。
　お子さんは、まもなく、お子さんにしかできないこと、やりに向かいますから。

頑張ります。
素敵な言葉、ありがとうございます。

いよいよ、自分の子どもの年になりました。
昨年、涙ながら読んだことを思い出しました。いろいろありましたが、振り返る間もなく過ぎて今日になりました。
再度のレスに、心より感謝いたします。
息子は、努力しないで受かる学校ないかなと、そんなことを考える子どもでした。もう一頑張りが必要な学校には行きたくないと言っていました。
私は、自分が根性の塊の様な人間なので、
子どもも周りや塾のムードで頑張ってくれると思っていました。いつも、自分と照らし合わせて、子どもの生き方ときちんと向き合っていませんでした。
6年夏あたりから、子どもが気がつきました。無理をしたくないのに無理をさせられていると。実力より上のことをさせられていると。
そして、反抗し、成績も低迷、塾も辞めるところまで。二週間何もしない秋がありました。しかし、塾の先生方の励ましや、暖かいお力添えのお陰で、なんとか取り戻し、今日まで頑張ってこれました。
私は、これほどまでに、ずっと見てきた子どもを見失うバカな親なのかと悲しくなりました。勝手に暴走して、この子は、最初から無理をしたくないと言っていたのにです。認めてしまってはいけない、止まっては行けないと走り続けることしか見えていませんでした。
立ち止まった時期に、家族で併願校を良く考え、本人が納得できる学校に出願を決めてからは、当初私が暴走して憧れていた学校へのチャレンジもすると決めました。
成績は足りませんが、気持ちは整い、後はいよいよ本人が解ける問題を解いてくるだけになりました。

前受けも、不合格なんて絶対嫌だから、確実なところしか受けないと言い張り、簡単だったと自信を回復していく様子を見て、遅過ぎますが、この子のやり方、生き方を信じようと思えました。
当日頑張るのも子どもです。最後は、自分のやり方で失敗しても、成功しても、全て子どもの糧になることを信じて、残り見守ります。
星を見上げることを思い出しました。
2016年受験の皆様、後少しです。