清風南海 vs　四天王寺｜掲示板スレッド

羅刹さんにレスつけてもらえるなんて思ってもいませんでした。
ありがとうございます。
保護者の方ですよね。それなら一部ご理解いただけると思うのですが。
私がうかがった塾の先生やその塾の保護者さんや生徒さんの話からです。
結局おもだった大学の医学部の方は最初から英数IIの方です。京大医学部の御三方のお一人はご兄弟が他校におられ、うちの上の子と塾が同じでした。三人とも中学から英数IIだったそうです。
それに、私がうかがった英数I卒業生ならびに保護者からうかがった話から、英数Iにはいけないな、と思ったからです。
お一方は、きっぱりともう一度受験ができるなら英数Iには入れないとおっしゃられました。
中２英数２さまの話とほぼ同じことを塾の先生がおっしゃっていました。
コースに上がることにこだわって、本来６年一貫生がやっておかなくてはならない学習に集中できなくなる子もいる、と。
お一方、薦めてくださる方もいたのですが、かえってその方の話から違うことがみえてしまい‥‥‥
英数IからIIへのクラス替え後、英数Iの雰囲気が急に変わり悪くなった。居眠りや漫画読む子や携帯を机の下でいじる子もいて、先生も寝ている子を起こしもしない。だからこれではいけないと奮起して英数IIに高校から上がれた、という話もされたんですね。
その方の学年がとくにひどかったのかもしれませんが、よく似た話を聞いたので。

医志ばかりに気が向いていると、今年同様、英数IIやIの方が南海や帝塚山を選ばれてしまうと思います。
ホームページも医学部の実績を謳われていますがその部分ばかり強調しても、今では学校の力でそうなったのではなく、英数IIの優秀なく方が切磋琢磨されたからとしか思われません。
医学部を強調されるのは、やはり医志を集めたい、ここが集まれば回しになっても英数に集まる、とまだ思われているのでしょうか。
文系クラスは今は３９人もいます。
文系クラスにも力を入れてほしいと思います。

文系アピールしても四天には集まらない。
海星に行くほうがはるかによいよ。
理系でも文転考えている子は四天には多い。
ただ、かんじんの理系が、学年色別には、とくに医学部はどんどん減少で、青も６０超えていたのに低下。現役２７になっちゃったからなぁ。
結局集めてその一部で数を出してきた手法にもうみんな気がつきはじめたからこそ、今年の２１０人ほどの入学辞退を招いた。
教育内容改革を打ち出さないかぎり帰ってこないよ。

少数派さんへ

医志リスクに関する「少数派さま」のコメント（6月5日21：36）、副教科問題と中高連携のなさを指摘した「文系」さんのコメント（6月6日06：30）、平常点・過去問塾・暗記偏重の弊害に関する「中2英数2」さんのコメント（6月6日09：01）は正しいと思う（頭が下がる）。少数派さんのお話（6月6日22:38）もだ。

これらの原因は、コース分けの内容や選別方法について学校（教師）に統一したコンセプト（戦略）がないことに尽きる。医志コースにしても、教育と受験のド素人が思い付きで作ったとしか思えない。

もちろん保護者も四天以外ならどこでもいいというわけではないだろうが、英数Ⅰの回し合格を選んでもらうためには、学校が、コース分けについて、基準の見直し（副教科、平常点、過去問系の廃止）と誠実な事前説明、コース落ちした子に対するメンタルケア、生徒指導や授業内容の改善、コース上げした子への補講などについて、具体的な改革を打ち出せるか否かにかかっている。

在校生の親の一人としては、少数派さんのように聡明な方のお嬢さんにはぜひ後輩になってもらいたいと思ってしまうわけだが、もちろん覚悟を決めなければならないのは学校（と教師）の方だ。

高槻のHPはすごいですね。
打ち上げられるだけ高く打ち上げた花火という感じですが、今後、着実に実行されていかれるのであれば、充実した内容だと言わざるを得ません。

今年３月あたりまでは、在校生の間でも、
「コース分けに副教科さえ使わなければ納得する」「英数にさえ力を入れていただければ納得する」「先生の負担になる無理な改革は要求しない方がいい」
という議論もあったかと思います。

今の在校生はそれで不満をそれなりに抑えられても、今後は、決して集まらないでしょうね。
グローバルな取り組みも、サイエンスの重点的な取り組みも、ICTを使った取り組みも、四天王寺では無理でしょうから。

先生方、何とかなりませんか！ハードルが高いことはわかっているんですが、
業者丸投げの海外研修でも、語学学校と提携した英語教育でも、付け焼刃のPC教育でも、まずは導入していただけませんか！

高槻も勝負に来てます。
やっぱり、四天の古臭い体質、差を感じるなぁ。
焦らずじっくり計画立てないと。
昨年の南海、今年の高槻。
四天崩壊のタイミングに見事に合わせてますね。

羅刹さん、医志の中３は、数学を数ⅡＢまで終えたとのことです。

大手塾の最上位コースのシラバスを見ましたが、単元の順番の差こそあれ、おそらく鉄緑並みかと思われます。

その鉄緑以外の大手塾の、上位コースではないコースに結構な数の医志コースの生徒さんがおられます。学校の復習なら最上位コースにおられてもいいはずですがそうではないところからすると、復習ではなく、戻り学習をされているように思えます。

実力をきちんとはかってから、カリキュラムなりシラバスを決めてやらないと、やみくもに速いだけでは、戻り学習のために余計に時間を浪費します。

中学時代に基礎をしっかり積み上げないと、砂上の楼閣になってしまいます。

中2英数2さんへ

率直にいうと、学校は現行制度で何をしたいのかわからない。

中3の5月で数ⅡBを終えたのなら中学卒業時に数Ⅲも終わる。ここまで異常な進度についてこれるのは、医志でも最上位の2，3人しかいないはずだ。
その他の生徒が予備校での戻り学習という代償措置を講じるのは自然の成り行きだが、基本学習を短時間の塾通いで補うというのは自然の摂理に反するから、確実にコスパが落ちる（昼夜逆転と同じ）。しかも、医志組の塾での成績は芳しくないと聞く。

さらに、医志の進度を極端に上げることは英数Ⅰ、Ⅱとの乖離を招く。HPでは中2、中3進級時に医志にも若干名コース変更できるとしているし、高入時にもシャッフルすると説明しているが、事実上それは無理だろう。そうなると、一層、医志のガラパゴス化が進む。
もちろん高校進学後のオープン模試で医志組が上位を占めるなら不明を恥じるが、そうならなければ、医志の10位以下あたりは勉強方法に疑念を生じ（これがいちばん怖い）、壊滅のリスクを負う。高すぎるプライドが物理的、心理的リスクになるということ（過ぎたるは及ばざるが如し）を学校は理解しているのだろうか。

数学に限らず、勉強に対する意欲は、他人から与えられた膨大な課題をこなすことよりも、自分で考えて解にたどり着く快感によって養われる。そのための時間も必要だ。英数Ⅰ、Ⅱでもそうだが、進度を早めたり、たくさんの課題を与えれば能力を引き出すことができるわけではない。
だから、「ド素人の思い付き」と言っているのだ。