百合学院中学部について教えてください｜掲示板スレッド

学校の雰囲気もキリスト教の学校という感じです。
となりに修道院もありますし、中学はおっとりしたイメージです。
高校から多く外部のお子さんが入ってこられて混ざります。
高校受験者は主に総合選抜地域の滑り止めと総合選抜で公立受験を断念された方が多いようですが、周りにある同じような女子校の中では、一番偏差値が高いのではないでしょうか？
高校はコースが３つあります。スカラーはいわゆる特進クラスですが、そんなにカリカリしていません。演劇などを学ぶコースもありますから芸事が好きなお子さんにはいいと思います。
百合は、キリスト教の古い学校ですので、指定校枠は生徒数より多いと塾の先生がおっしゃてました。（名古屋の南山大などは誰も使わないとか）
周りに同じようなレベルの女子校がたくさんありますが、一番おとなしいイメージです。
（他の学校は活発な体育系？）
駅からちょっと歩きます。川沿いにちょっと夜は物騒そうなところもありますが、
皆さん同じ方向に帰るので、問題ないと思います。
受験内容ですが、小６までの基礎をやっていれば大丈夫な内容です。
ひねったりクセのある問題はありませんでした。
去年から若干制服が変わりました。（大きなイメチェンではありません）
校長先生が変わられたらしいので、またちょっとイメージが変わるかもしれませんね。

それから、誤・百合学園＝　正・百合学院
　　　　　　　中等部　＝　　　中学校　　です。

立地があまりよくないような・・・けっこうごちゃごちゃした住宅街にありました。放課後の雰囲気をみましたが私の印象ではキリスト教の厳粛なイメージとは違い結構普通の学校と変わりないんだと思いました。礼拝堂も松陰なんかとは違いよく言えばアットホームな悪く言えば普通の教室のような・・・ホールはまずまずでした。制服はすごくかわいいです。

今年、知的な障害のあるお子様が合格されたと聞きました。
我が家の娘も自閉、知的な障害もあり、もし百合学院が受け入れて下さるなら受験を考えたいです。
詳しくご存知の方、お教え頂けませんでしょうか？

百合学院ではないのですが、近隣の私学の教員です。

現在、障害のある生徒さんが私学を検討されるケースが多くあり、本学にも問い合わせをいただくことがありますし、また、受け入れ実績はあります。ただ、受け入れているとしても、ほとんどの学校はその受け入れについて公にはしていないと思います。

といいますのは、支援学校のように障害のある生徒さんを専門に担当する教員は一般の学校には配置されておりませんので、あくまでもそれぞれの学校の体制が可能である限り、という状況での受け入れなのです。また、いったん公にしてしまうと、校内に障害のある生徒さんがいることを知られることになり、中には知られたくない生徒さんもおられることを考えても、プライバシーの問題があります。それから、障害のある生徒さんのための学校、ということになりますと、一般の生徒さんにとっての印象（どの生徒さんも大切なのですが、障害のある生徒さんが中心というイメージを持たれてしまう可能性もあります）も考えると、むつかしい面もあります。

このため、他校の教員ではありますが、恐らく百合学院さんでも、受け入れをしている可能性があったとしても、公にする可能性は高くないのではないか、と、思います。

ですから、このような多くの方がみられる掲示板で質問されるよりも、１）直接学校に問い合わせること、２）所属している学校や塾で受け入れ実績について聞いてみること、がまずよろしいのではないかと思います。実際には多くの私学が受け入れているのは事実です。

ただ、学校の方針もありますし、また、それぞれの学校のキャパシティもあります。もし、検討されるのであれば、複数の学校についてお調べになることも必要かと思います。また、学園祭など実際の生徒さんを見ることができる機会があれば、そういう場所もいいと思います。

中学校のことに詳しいわけではありませんが、在校生保護者様から書き込みがないようですので、私も知っておりますことを書いておきますね。

小学校と中高は同じ敷地内で、レンガの小道をはさんでお隣に系列の幼稚園と教会・広めの公園があり、また反対側のお隣は元は系列の大学でした（今は尼崎市の所有）。
学校の中にもお御堂があり、学校の外回りも学校内も美しく整えられており、校庭は十分に広く、プールもあり、全て広めで余裕があり、設備面は充実しております。

通学については、最寄りの駅から学校までスクールバスがあるのではと思います。（小学校では最寄り駅～学校だけではなく、広範囲に設定があります。）
阪急の園田駅からだと歩いて１5分くらいで、20分おきですが路線バスもあります。
学校の敷地から徒歩5分くらいに市立小学校2校、市立中学校1校、市立高校1校がある比較的子ども達が多い地域で、私（帰宅時間早めの小学校保護者）は治安面の不安は余りありません。
また、保護者の方が車で送迎というのも可能かもしれません。小学校では車で学校敷地内に入って子どもを送り出す・迎えるということが可能です。

カトリックのミッションスクールなので宗教教育がありますが、現代社会の特に女性にはこういう心の教育、素養は必要と感じます。
尚、中高の校長先生は神父様ではありませんが（後述）、小学校の校長先生は神父様ですし、お隣の幼稚園周辺～園田駅ではよくお優しそうなシスターの先生方をお見掛け致します。

小学校では英語に力を入れており、ネイティブの先生がお二人いらっしゃって英語の授業はもちろん、美しい発音での英語の劇もあり（音楽でも英語の賛美歌を歌ったり）、また英検の受検も比較的多いようで（学校で希望者向けに英検受験指導みたいなものがあります）、そういった小学校時代に学んだ英語の総まとめとしてニュージーランド旅行もあり（希望者のみ）、と色々な工夫を凝らされた中で学べます。
なので、当然、中学高校でも英語は重視されているだろうと思います。

中高の校長先生は甲陽（最難関校）の進路主任の先生だったと他のお母様方から聞いております。
そのため、特に勉強をしたいと希望された子ども達に手厚く高度な受験指導があり、昨年度末、現役・塾なしで国立大学医学部（医）に合格された方がおります。
他にも大阪大学（外国語）、神戸大学（発達科学）などに現役合格されております。
尚、成績上位の方達だけでなく、学年全員の基礎学力も上がっており、より進路が広がっているのではと思います。
（詳しくは学校の進路のページをご覧ください。　http://jrhigh.yuri-gakuin.ac.jp/course/result/　）

大学の推薦枠も多数あり、私も生徒数より推薦枠の方が多いと聞いております。
例えば、カトリック校の最難関校の一つ、上智大学にも行けます。
上智は関西では余り知られていないようですが、関東では慶應早稲田の次くらいに認知されている私学の一つで、知らない方はまずおりません。（残念ながら、関西で有名な関関同立は関東ではほぼ知られておりません。）

勉強以外にも、チアや新体操などが有名です。
あと、子ども達が割とご自身の好きなことに取り組まれていて、芸術系やスポーツなど、色んな才能を発揮されている方が比較的多い印象です。

それから、色んな体験イベントも充実しております。
例えば、これも小学校なのですが、来週末は藍染体験があります。
外部の先生をお招きし、植物の藍を使った本格的な染体験で、これは酸化還元反応の学習にもなります。塾では味気ない化学式だけでの学習ですが、身近な材料で簡単に魔法のような化学反応を目で見て実感出来ます。
他にも、女性らしい振舞いが学べるマナー教室はじめ、色々と盛り沢山です（子どもが複数おり、他の私学を複数存じておりますが、百合は特にイベントが他校より多いです）。
外部の先生方から学ぶイベントだけなく、子ども達が考えて作り上げるイベントも多数あり、小学校でも自主的に深い学びを体験できるようになっておりますので、
中学高校でも当然、色々と工夫を凝らした体験イベントがたくさんあることと思います。
（詳細はこちらをご覧ください。http://jrhigh.yuri-gakuin.ac.jp/　）

いじめなどのトラブル対応に限らず、学校は保護者や子ども達に対して、誠実に丁寧に、かつ迅速に対応して下さいます。
特にいじめについては、少人数制なので先生方の目がしっかり隅々まで届いておりますし、宗教校なので正義感あふれる女子も一定数おりますので、比較的そういう雰囲気になりにくい環境と思います。
上記しましたように子ども達それぞれに得意なことがあるので、子ども達の中で何かに秀でた子を認め合う雰囲気があることも影響していると思います。

あと、実は中高にはなんと奨学金制度があり、成績によって入学金も授業料も無料になります。
成績というのは入学試験の成績だけでなく、スポーツでも無料になります。
（詳しくは学校ＨＰをご覧ください。　http://jrhigh.yuri-gakuin.ac.jp/recruitment/scholarship/　）

つまり、
入りやすく、特待生度も充実しており、お子様が希望されて努力されたら塾無し・現役で国立医学部医学科を目指せて、カトリックならではの丁寧な全人教育を享受できる、親としては本当に大変有難い学校です。

百合の中学入試は今はまだかなり入りやすいため、上記の特待生制度も利用しやすいでしょうが、
これから実績が周知されていけば、一般入試はもちろん特に特待生は難化することと思われます。
（なので、もしもご心配なようなら、これから小学校に編入されるという方法もございます。中学へまず確実にご縁を頂けるのではと思います。
カトリックのミッションスクールの最も有難いところは、子ども達1人1人をより伸ばしてあげようと精一杯努力して下さるところと、あと、どんなに落ちこぼれてしまった子ども達でも決してお見捨てにならないというところです。
これはご参考までにご紹介しておきます。）

最後までご覧下さり、どうも有難うございます。
中学校の保護者の皆様方からの書き込みがたくさんありますよう、お祈りしております。

今年、なかよし学級(最近はこう呼ばないのでしょうけれど)の方が合格されましたよ。
受入れをされています。学校側としては立派な心掛けだと思いますし、親御さんの気持ちもとても良くわかります。

上の方、百合学院が大好きなのはよーーく伝わってきましたが、今年の中学入試では
1/14出願は35名。内部含むので、実際の受験人数は4.5名かと。その中の何名かが障害のある方ですよね？
同じ宗教校の海星でさえ、110募集で117人しか出願されていません。
女子校は徐々に衰退していっています、となれば偏差値の低い学校から順に受験者が少なくなっていくのは自明の理です。
難化などとは夢物語の話かと思いますよ。
高校からは公立高校を落ちた女子達がどっと入学してくるので、廃校とは無縁でいられるかと思いますが、高校からは↑さんが仰られるような雰囲気とは真逆の雰囲気になりますよね。