灘に合格しても安心はできない｜掲示板スレッド

灘に入学しても、まさか落ちこぼれ深海魚にはならないでしょうが
安心はできません
学年で中位の成績だと、浪人しても阪大医は無理なのです
諦めてそれ未満の医学部にいくか、東大理１、理２にいくかになりますが
灘生の場合は、阪医未満の医学部に落とすのは耐えがたく、東大理系にする場合が多いのです
灘の生徒はプライドがあって一番でないと達成感がなくストレスがとれません
本人がどんなに性格が良くても、同じです
それは突出した学校に入学を果たしたことの副作用のようなものです
灘生の宿命のようなものです
ですから「医学部には向かない」と自己暗示をかけて、他の学部を志望し
必然的に、最高峰である東大理１、理２に向うわけです

がんばって、もう少し上位の成績を取ればいいと思われるかもしれませんが
そこが、他の学校のようには行きません
特に選抜された秀才が集まる学校ですから、校内順位を上げるのは、相当な努力がいるのです
下位から中位に上がるのは、そう難しくはありません
下の方は、灘でも勉強をさぼっている人間が少ながらずいるので、真面目に勉強すると当然成績はあがります
しかし、中位から上位に上がるのは、相当難しいのです
他の学校では考えられないくらい大変です
理由を示さなくても、なぜなのかは自明です

つまり結論を言えば、絶対医学部という人は、灘以外の難関私立の方がいいわけです
灘に合格できるレベルの貯金があれば、他の難関私立に入学しても、上位の成績で大学受験期を迎える可能性は高いといえます
その時点で理三、京医、阪医に合格できる実力があれば、そこを受験すればいいし、阪医が少し難しい状況なら、迷わず、その下、京府医、神戸医、阪市医などを目標にすればいいだけの話です
灘生特有の一番でなければならないという呪縛はないのです
希や浜で最上位レベルの人は話は別ですが、灘の合否線上の大多数の人で
絶対医者にしたいと思う人は、灘より最寄りのトップ私立の方に入学しかほうが
医者になる確率は高いといえます
医師にするつもりが東大理系からサラリーマンになったという事例は灘では
珍しくないのです